フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

笛吹市のフルートコンサート

2010-12-23 | フルート

今日はいい天気になった。外気温マイナス5度、室温12度、湿度30%。
朝はいつも通りだ。

コーヒーをすすりながら「新聞」を読む。
天声人語
冬鳥の便りとともに、高病原性鳥インフルエンザが列島に「×印」を散らし始めた。
日本最大のツル越冬地、鹿児島県出水(いずみ)市で、死んだナベヅルの感染がわかった。国の特別天然記念物である出水の「万羽鶴」は、ロシアや中国の繁殖地から朝鮮半島を経て家族で飛来し、春先に帰っていく。~

文化欄

 島根県埋蔵文化財調査センターは22日、出雲市高岡町の高浜1遺跡で日本最古の将棋盤が出土したと発表した。室町時代中期~後期(15世紀半ば~16世紀初頭)のもので、破損した板状のものが盤全体の約4分の1残っていた。升目が分かるほか、まな板として使ったような傷もあり、将棋盤以外の用途にも使われた形跡があった。将棋盤をまな板としても使っていたのが面白い。

焼き秋刀魚の朝定食を食べる。

午前中は、フルート練習をしておこう。音出し、「毎日の練習」NO1、NO7、NO4の順にやる。今日はNO4は♭6~♯5までやる。ここが一番の難所でここがスムーズにできるようになると全曲できるようになる。

次はアルテ18課の、ファ♯の変え指練習をする。エチュード指定テンポは132だが、70から始める。これがなかなか難しい。遅いテンポは却って難しいのだが、早くすると、直ぐにつかえてしまう。それで、今日の練習は終わりだ。

今日は夕方笛吹市で「笛吹き」コンサートがある。私がフルートを習っている先生とチェロ、ピアノとのトリオだ。午後から出かけることにする。

昼食は、どこで食べようかと、車を走らせながらきょろきょろ物色するが、特に良さそうなところもないまま。ラザウォークにまで来た。休日なので、駐車場はほとんど満杯い。レストランは、どの店も並んでいる。中華料理の「紅福酒家」がまだましなので、入ることにした。私の食べたアゲそば、ボリューム満点で美味しい。

妻は豚角煮丼だが、何の味が付けられているのか少し変わった風味が楽しかった。

そこでしばらく時間をすごして、フルートコンサート会場の笛吹市の「あんさんぶる」へ行く。レストランと小さなはホールを併設しているところだ。

演奏曲目は、ストラビンスキー「火の鳥」から「子守唄」、フンメル「フルートとチェロ、ピアノのためのトリオ」、コルプ「フルートとチェロによる『エクストレームス』」、フェボーニオ「フルートチェロによる田舎風メロディと民族舞曲」、コルクホーン「二つの楽器で一組の三つの作品」、リーバーマン「フルート、チェロ、ピアノによるトリオ第1番」である。聴いたことがない現代曲ばかりなので、不協和音や不安定なリズムの連続だ。最後のリーバーマンが少しついていけたかなといった状態。曲はともかく、演奏はさすがに素晴らしかった。

演奏会終了後は、国母にある有名な鮨屋「若鮨」へ行く。店は2階建てで、1、2階ともカウンターがずらっとある。2階に通されると「いらっしゃい!」と威勢のいい声をかけてくれた。カウンターの一番奥に座る。「お飲み物は?」と言われると「ビール」と言ってしまった。条件反射になってしまっている。


まずは、まずはマグロの赤身からいこう。少し小さなシャリに細長くたっぷりとしたマグロが載っている。さすがに旨い。しっとりと柔らかい。

炙り三昧という面白いのもあった。

ウニと寒ブリ

ツブ貝とヒラメ


やはり鮨は、カウンターでネタを物色し、板前さんと話しながら注文して食べると一番旨い。食べ物が美味しいということは、単に食べる物そのものの旨さだけではなく、食器やテーブル、働いている人の訓練された動き、トータルの店の雰囲気などが大きく影響して美味しさを形づくっているものだろうか。近ければいいのだが、また機会があれば行ったみたい店だ。

帰りは妻の運転で地道を走る。夜の道は空いているので、1時間足らずでアダージョの森に帰り着いた。