フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

初雪

2010-12-08 | 趣味

6時前に目が覚めて起きて見ると、あたりは真っ暗だが、全てが白い。昨日からの雨が雪になったようだ。外気温マイナス5度、室温12度、湿度32%。

冷え込んでいるので、何よりも先に薪ストーブに火を入れる。その後湯を沸かし、コーヒーをいれて、パソコンで新聞を読む。
天声人語から、
歌手のクミコさんが、暮れのNHK紅白歌合戦で「INORI」を歌う。広島市の平和記念公園に立つ原爆の子の像。そのモデルとなった佐々木禎子(さだこ)さんを悼み、静かに平和を訴える曲だ。…本日はジョン・レノン暗殺から30年でもある。〈皆が新しいテレビの代わりに平和を求めれば、それはなる〉の至言を思う。」

あたりが明るくなってきた。南アルプスは神々しく輝いている。庭は雪で真っ白になっている。CDは、オーレルニコレのバッハ・フルートソナタを聴く。ランパルより高音が明るい。。その後ハイドンのチェロ協奏曲1番、2番を聴く。曲はどこまで美しく、澄んだいる。これがハイドンなのだ。

朝食は、薪ストーブの上で温めた肉じゃがと豚汁。実に簡単なものだが。これで十分だ。

フルート練習をやろう。まずはソノリテで音を出す。次に「毎日の練習」NO1、パターン1だ。NO7の運指練習は♯2で、NO4は♭6までをやる。アルテ17課のNO1の曲を練習する。シンコペーションのリズムの取り方の練習だ。特に難しいところはない。ついでにNO2の「ボレロ」もやっておく。練習をしていると部屋に燦々と陽が射しこんできた。

その後、八ヶ岳フルートアンサンブルの「What's New」をなんどかやる。伸ばしの長さはきっちりと数える。「カルメン」は序曲が上手くいかないので、何度もやる。

時間が来たので、フルートの練習を終える。今日の昼食は坦々麺にしよう。
まずは、フライパンにごま油を入れ、ニンニク、ショウガ、豚のひき肉を炒める。火が回ったら、豆板醤・テンメンジャン・食べるラー油で味をつける。それを、白菜とニラをいれたスープ、ラーメンの上に載せれば出来上がりだ。熱々、ピリ辛なので汗が出てきた。

 

昼からは、フルートのレッスンにいく。今日は「毎日の練習」NO4をやる。パターンを変えて練習してくださいとのこ。アルテ17課はNO1の曲を通して吹き、最後に先生との二重奏だ。どうも、慌てるところがあるので、次回もう一度やる。
次に17課NO2の曲だがボレロの表題がある。シンコペーションのリズム、スタッカートがポイントだ。アルテ教則本には16分音符が早くなりすぎないように。と注意書きされている。

レッスンが終わってから、Jマート、きららで買いものをする。野菜売り場で、春菊とシメジが99円と安いので買った。火曜と水曜日に限定された特売だ。スパーには水曜日に買いに来なければならないのかと心に銘記する。帰りに高根図書館へ寄って、CDを「交換」する。何しろ1週間しか借りることができないので気ぜわしい。借りたCDはどんどん車のHDに録音していく。
アダージョの森に着いたのは、5時になりほとんど真っ暗だ。

今夜の夕食は、「カワハギ鍋」。鍋が出来上がるまで、大好きな「たこぶつ」をアテに早速、ビールで乾杯する。飲み屋の雰囲気が蘇ってきた。

カワハギは、実が白く、柔らかで美味しい。その昔、丹後半島の伊根にウマヅラハギを釣りに行ったことを思い出した。

使った付け汁は、「煎酒」(いりさけ)。銀座和風苑の銘品だ。

これは先日、イギリスのサイレンセスターで出会った方が、わざわざ、リンゴと一緒に届けてくれたものだ。白菜を浸して一口食べると、カツオとほのかな梅酢の味が漂い、このところ経験していない実に上品な味わいだ。単なる「美味しい」では無い何かがある。