フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

八ヶ岳望年会

2010-12-21 | 人々との交流

今日は晴れていて、風もない。気温マイナス5度、室温12度、湿度29%。
いつも通り薪ストーブで部屋を暖め、コーヒーを淹れる。

今日の「新聞」は、嫌な政界のドロドロした話ばかりなので、今一つだ。

野菜中心のワンプレート朝食をしっかり食べておこう。


食後、フルートを少し鳴らしておく。別室の室温は8度。指がかじかんで音階を吹くのに苦労した。

10時に家を出る。今日は原村のペンション「森のクレードル」で「八ヶ岳望年会」(自称)がある。途中、舘さんご夫婦と合流し、11時前に、「森のクレードル」に到着。既に青葉さんご夫婦は到着していた。TMTMさんご夫婦も同時刻の到着だ。

宴会場の食堂には、大きなヨツールの薪ストーブが赤々と焚かれていて、暑いぐらいの暖かさだ。女性たちが持ち寄った料理を調理したり、盛りつけたりしている間、男性陣は早速「飲み方の練習」を始める。スモークチーズがアテだ。

ほどなく料理が並べられたので、発起人の舘さんにごあいさつをいただき、正式の乾杯となった。

テーブルの上は5家庭が料理や飲み物を持ち寄ったので一杯だ。全て紹介できないことのお許しをいただかねばならない。「森のクレードル」の食堂は広くて壮観だ。

色々話題になったが、ほとんど何を話していたか思い出すことはできない。終始、ワイワイガヤガヤと楽しい集いだ。親しく、時間を気にせず、和気あいあいとした面白い中年の宴会。共通しているのは、人生の後半を八ヶ岳で暮らし始めた、ということ。


途中で、ペンションオーナーの堀江さんの友達のSさんもジャガイモの旨煮を作って参加していただいた。

飲食が一段落すると、「2次会」となる。と言ってもどこかの店に行くのではなく、大きな薪ストーブの横で「カラオケ」を歌うのだ。


カラオケセットは、堀江さんがわざわざ準備していただいたもの。歌は、「別れの一本杉」から始まった。これが不思議なことに、みなさん、そらんじているほど歌える歌なのだ。どんな時代の人達かよくわかる。そう、出てくる歌は、1950年代~せいぜい80年代までの、「思い出のメロディ」。

歌うのは男性陣ばかりで、女性はもっぱら、しゃべっている。これでは「紅白歌合戦」とはならないな。

夕方近くに、雨が降り出してきて、残念ながら期待されていた「皆既月食」は見ることはできない。その後、女性陣もカラオケに合流してきたが、男性陣の前に、ほどなく撤退してまたしゃべり始めた。

延々と続いてきた「望年会」もようやく8時過ぎにお開きとなった。

よくぞこれほど長時間、食べたり、飲んだり、しゃべったり、歌ったりできるものだ。凄い○○パワーだ。まだまだ人生は長いことを感じる。

アダージョの森に帰り付いた時、雨は本降りとなってきた。いつも通り、かなりおぼろげな状態になってしまっていた。