フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

平凡な一日

2010-12-02 | 日記

今日もいい天気になるかな、月が東の空に浮かんでいる。畑は霜で真っ白だ。外気温マイナス3度、室温10度、湿度35%。

まずは、薪ストーブのガラスを磨き、灰をかき出し、薪を入れる。牛乳パックを置き、細いたきぎを置き火を付ける。細いたきぎが燃えてくると、たきぎをどんどん入れていく。火が安定するのを見届け、コーヒーを淹れる。パソコンを開き、ネットで天声人語を読む。「ウィキリークス」を取り上げているが、余り面白くはない。

朝食を済ましてから、掃除をしておこう。部屋の中で大した動きをしていないが、なんとなくホコリがたまるものだ。
掃除が終わったので、フルートの練習をする。音出し、「毎日の練習」NO1はパターン7でやる。NO4の各調のスケールは♭4つまでやる。NO7の運指練習はパターン5でやる。基礎練習の後、バッハのフルートソナタ1033をやろう。300年前の時代とフルートの演奏で会話することができるのだ。

その後八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」序曲をやる。大分やってきたが難しい曲だ。そうこうしているうちに、昼になったのでフルートの練習を終える。

昼食は、ショートパスタ・ペンネをトマトソースで食べよう。タマネギとベーコンを炒め、トマトソースと硬めに茹でたパスタをからめる。ピーマン軽く炒めて添える。
このペンネは面白いパスタだ。マカロニとは弾力感が違う。もちろんボリュームもあるので、お腹が一杯になってしまった。

昼食後は庭に出よう。まず、チェーンソーの目立てをしよう。昨日の作業で少しチェーンソーの切れ味が悪くなったのを感じた。やすりを30度の角度で一刃3回ずつ押して研いでいく。右と左各々やっておく。

研ぎ終えたら、たきぎを集めよう。森のいたるところにあるのでそれを集める。薪は、単に燃える木があるだけでは薪にはならない。それを燃やす家まで運んできて、40センチにカットし、一定の期間乾燥させなければならない。そこまで人手がかかるから薪は一束680円もすることになるのであろう。2時間ほどやっていいてかなりのたきぎが集まった。天気予報では明日から雨だというので、明日一日分は、確保しておく必要がある。その後、昨日切った木を集めてきて、薪置き場に並べて、今日の庭作業を終えることにする。

部屋に帰り、フルートの練習を再開する。八ヶ岳フルートアンサンブルの曲を全曲さらっておく。「What's New」は大分ボサノバのリズムに乗れるようになってきた。「カルメン」は、何箇所かつかえるところがあるので、そこを重点的に練習する。

カレーが食べたくなったので夕食はカレーライスにしよう。肉はじっくり煮込むことを考えてスジ肉を買っている。タマネギを刻み、スジ肉と一緒にフライパンで炒める。

それを鍋に入れて中火でゆっくり煮込む。1時間ほど煮込むとスジ肉が柔らかくなってきたので、そこにジャガイモとニンジンを入れて、再度煮込む。ジャガイモが柔らかくなったので火を止めてカレーのルーを入れる。カレールーは必ず2種類を混ぜる。今回は「ジャワカレー」と「こくまろ」だ、ともにハウスなのでどうかな。

ルーを入れてからは、薪ストーブの上でしばらく煮込む。仕上げに、ガラムマサラをかけ味に深みを付ける。

お腹がすいてきたのでそろそろ夕食にしよう。今年漬け込んだラッキョもいい色になってきた。


ビールで乾杯し、タバスコをかける。なかなかいい味に仕上がった。スジ肉はコリコリして歯ごたえが良かった。薪ストーブの上に置いておくと、明日になるともっと美味しくなっているかな。こうしてごく平凡な一日が終わった。