フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

早や冬至

2010-12-22 | 日記

昨夜からの雨は朝方まで続いた。今は雨が止んでいて、曇っている。外気温0度、室温12度、湿度34%。今日は、一年で最も昼が短い冬至だ。4月の頃は冬至は大分先だ思っていたが、いよいよ冬至になった。当たり前のようで、当たり前ではない。退職後の方が、何故か一日一日が充実しているような気がする。

いつも通り薪ストーブを焚き、コーヒーをすすりながら、バッハのフルートソナタ(ランパル)を聴く。

ネットで「朝刊」を読む。天声人語から、
孤立と違い、孤独は慣れるものらしい。1962年、ヨットで太平洋を単独横断した堀江謙一さん(72)が、94日間の冒険の記録『太平洋ひとりぼっち』に書いている。
嵐と船酔いで迎えた17日目は〈寒さと心配と孤独のため、発狂しそうだ〉。それが72日目になると〈まわりに人がいないというだけの孤独なら、いつかは我慢できるようになる〉と強い。〈出てくる前のほうが、よっぽど、ぼくは孤立していた〉と~

朝食はゆっくり食べよう。一日の元気の源だ。

その後、フルート練習だ。ゆっくりと音を出す。占いではないが、フルートがいい音が鳴ると、今日はいいことがあるような気がする。今日の音は今ひとつなので、特にいいこともなさそうだ。

ソノリテを行ってから「毎日の練習」NO1,NO7、NO4をやる。大分テンポよくできるようになってきた。次はアルテ17課NO2の曲をやる。スケールの所が慌てていけない。ゆっくりと、性格に演奏しよう。ボレロのリズムに大分慣れてきた。アルテ18課のファ♯の変え指の練習をする。テンポが速いが、遅いテンポで練習を始めよう。

次は、バッハのフルートソナタ1033をやる。今日も第1楽章と第3楽章をやった。昼になったので練習を終える。

昼食は、「うどん定食」。昨日の「望年会」のお下がりのいなり寿司とうどんだ。一味をドバットかけて、食べると、身体がホクホクだ。

いい天気になってきたので昼からは、庭に出る。冬枯れの雑木林に燦燦と太陽熱があたり暖かい。空は真っ青だ、その先の赤岳は雲に覆われている。

薪割りをしておこう。太い丸太は斧で割り、細い丸太は、楔で割る。どんどん割って、2時30分作業終了。20束ほどの薪が割れたので、薪小屋に運ぶ。

次はsilent gardenに行く。静かな森に入っていくと、聞えるのはかさかさと枯れ葉を踏む音だけだ。たきぎを集めておこう。細い枝は燃料としては不向きだが、薪ストーブの焚きつけには最高だ。細い枝は燃えやすいので、朝一番にストーブの頂上温度を200度まで揚げるのには最高の材料になる。
その後、クマザサを刈る。今日は西側を刈ろう。。少しきつい斜面なので作業はやりにくい。葉が散ってしまっているので見通しはよく、少々の急斜面でも問題はない。西側のクルミの木までのクマザサを刈ることができた。

夕方のアダージョの森は、西陽を受けて紅く染まって美しい。

4時になったので部屋に入る。夕食までの間、フルートを吹く。18課のファ♯の運指練習をしておく。

妻が陶芸教室から帰ってきた。先日作ったコーヒーセットが焼き上がり、いい作品に仕上がっていた。

夕食は、フライと蒸し焼きのワンプレート料理だ。それをあてにビールと焼酎を飲む。今日の疲れが癒される時間だ。