フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

淡雪

2010-12-09 | 日記

今朝も淡雪が積もっていた。空は曇っていて風は無い。外気温マイナス5度、室内11度、湿度31%。まずは、薪ストーブのガラスを磨く。ガラスに煤がこびりついていてなかなか取れないので苦労する。ようやく薪が燃え始め、徐々に部屋が暖かくなってきた。コーヒーを淹れ、「新聞」を読む。
天声人語
「市川海老蔵さんが、派手に飲み歩き、時に酒にのまれる素行と評判は、歌舞伎の大名跡に何ともそぐわない。泥酔の末に殴られ、商売道具の顔を手術した海老蔵さんが、約500人の報道陣を前に無期限の公演見合わせを発表した。おわびと反省の言葉を神妙につなぎ、「当分、お酒を飲む気にはならないと思います」と、不似合いの元を断つそぶりも見せた。伝統芸能の担い手が大きくなるための、遅めのステップならば謹慎も無駄ではない。」
この間の大相撲の不始末とどう違うのか。天声人語子が、歌舞伎には変にやさしいのが気になるところだ。

朝食は、昨夜のカワハギの出汁を使って、味噌汁を作る。後は塩サケを焼き、納豆と残りものでいこう。

朝食後は、ざっと部屋の掃除をする。9時からは、フルートの練習に取り掛かろう。ソノリテ、「毎日の練習」NO1、NO7、NO4をやる。NO4は、♭6までやる。これで♭は全てだ。指と腕の力を抜けるだけ抜く。フルートの演奏には力はいらないのだ。ここまでで1時間かかってしまった。
次はアルテ17課NO12の曲をやる。特に問題はない。NO2のボレロを何度も練習する。慣れるのに時間がかかりそうだ。その後、バッハのフルートソナタ1033をやる。少し慣れてきたか。第1楽章から第2楽章へ進む。
次は八ヶ岳フルートアンサンブルの「What's New」をやる。指摘されていた、リズム、伸ばしは、だいたいできた。特に難しいところはない。「カルメン」の序曲、これは、今日もできなかった。トリルが難しい。スタッカートも音が出しにくい。一応、最後の第8曲まで通してやる。何箇所かミスるところがあるので、ここは課題だ。ここまでやると昼になった。

昼食は、肉じゃがの残り汁を使って牛丼を作ろう。最初にタマネギを出汁で煮る。

次に糸こんにゃくと牛肉を入れる。少し砂糖、醤油などを入れて味を調える。最後は、ショウガをすり下ろせば出来上がりだ。食べる前に紅ショウガを添える。たっぷりの肉が入っており、○屋などの牛丼などは全く問題にならない旨さだ。

昼からは、アダージョの森に出る。森の東側にある、枯れた木を拾い集めて、それをチェーンソーで30センチにカットする。それで柴が出来上がった。

その後、森が荒れていることの象徴となっているクマザサを刈る。今日は東側「サイレントガーデン」のクマザサを全て刈ることができた。もちろん、これで根絶したのではないが、来春のクマザサの繁茂を少し抑えることになったであろう。

4時部屋に帰る。夕食までの少しの時間、再度フルートを練習する。

5時30分から、夕食作りだ。今日はかた焼きそばを作ろう。

材料を切りそろえる。豚肉、イカ、エビなどは片栗粉をまぶし酒をかける。


いつも通り、フライパンにごま油、サラダ油入れ、をニンニク、ショウガを軽く炒める、続いて豚肉、野菜類を軽く炒める。シイタケの戻し汁をいれ、中華出汁と酒、醤油、オイスターソース、豆板醤を入れる。最後に火を弱め、片栗粉を回し入れ徐々に火を強めていく。トロミがいい感じになったら、もう一度ごま油で香りを立て、麺にかければ出来上がりだ。紅ショウガを添えよう。
これは、いつ食べても美味しい。

ビールで乾杯した後は赤ワイン、と行こう。今日は、赤ワイン「ドメーヌ・ソルベレ」。なにやらの賞を取ったとのこと。タンニン強よいのだが、香り、味がもうひとつで、残念だが美味しさが感じられなかった。