フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

久しぶりの伐採

2010-11-26 | 薪ストーブ・焚火

雲の多い夜明けだ。外気温マイナス3度、室温14度、湿度40%。風は無い。まず湯を沸かす。薪ストーブのガラスを磨き、灰を捨て、火を入れる。ごく細いたきぎは直ぐに勢いよく燃えだした。湯が湧いたので、コーヒー豆を挽き、コーヒーを入れる。CDでバッハのフルートソナタをかける。
空を見ると、青空が見えてきた。コーヒーを啜りながらネットで朝日新聞を読む。天声人語が読めるのがいい。残念ながら将棋名人戦の棋譜は読むことができない。

朝食をゆっくり食べながら、「てっぱん」を見る。美味しそうな大阪風お好み焼きが焼き上がっていた。

食後はフルート練習だ。澄んだ響きのある音を目指す。「毎日の練習」NO1はパターン9でやる。続いて、アルテ教本「スケールとアルペジオ」NO2をテンポ120でやる。高音の運指で指に力が入るのがいけない。テンポを守って吹くのがなかなか難しい。その後、バッハのフルートソナタを吹く。

10時になったので、フルート練習を終え庭に出る。日立のチェーンソーの切れ味が悪くなったので、やすりでソーチェーンを研ぐ。一つの刃に3回ずつやすりをかける。削れた金属の粉がきらきらと句中で輝いていた。

次は、混合オイルを作る。混合専用器を使って、ガソリン:2サイクルエンジンオイルを25:1の比率で2L分作った。

今日は、久しぶりに樹木を伐採しよう。薪小屋の西側に育っている樹木を伐採して、そのエリアを広くするためだ。今日伐採する樹木は栗の木だ。樹木を倒す谷方向に受け口を入れる。30度ぐらいで、樹木の直径の四分の1ぐらいを切り落とす。反対側に回って追い口からチェーンソーで切っていく。追い口が受け口の手前まで切り進んでいくと木がミシミシと倒れ出した。危険なので直ぐにチェーンソーのエンジンを切り、その場を離れる。

ところが隣のコナラにひっかかってしまって、倒れないので、木はやや傾いたものの、根元から離れないので困った。追い口に楔を打ち込み。受け口からチェーンソーを少しずつ入れる。危険な作業なので慎重にやる必要がある。そうこうしているとようやく、根元から切り離すことができた。

切り倒した栗の木の樹幹を40センチに切っていく。枝は根元から切り、それも細枝を切り落として40センチに切る。切り終えた丸太を薪置き場の横に運ぶ。中太の樹木は、柱に使うため40センチにカットせずに置いておく。それらの作業が終わったのは1時30分だ。かなりの疲れてしまった。

遅い昼ご飯を食べてから、午後のフルート練習をする。八ヶ岳フルートアンサンブルの曲を全て通して吹く。「What's New」は大分ボサノバのリズムに乗れるようになってきたがやはり、中間部の所でつかえた。「カルメン」は序曲を何度も吹く。

夕方になったので買い物に出る。雑貨品を買ったJマートの駐車場からみた甲斐駒の夕焼けが美しかった。

アダージョの森に帰ると、とっぷりと暮れてしまっていた。今日の夕食は吉田うどんを使った釜揚げうどんと天丼だ。天丼の出汁はホタテの煮つけ汁を使ったが、甘くてこってりして、なかなか行けるではないか。ショウガを利かしたうどん出汁て茹でたての吉田うどんを食べる。麺はピカピカで腰があり、ツルツルして美味かった。このメニューではビールを飲む必要はないので、今日も節酒することに成功した。