フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

しばしのお別れ

2010-11-14 | グルメ・クッキング

今朝の八ヶ岳は、どんより曇っている。外気温1度、室温13度湿度38%。

今日からしばらく八ヶ岳を離れる。部屋の掃除、片づけ、荷物の整理などに結構時間がかかった。薪ストーブのガラスは丁寧に磨いておこう。昨日集めた柴、細い薪などは玄関先に積んでおく。
燃えるごみ、燃えないゴミ、資源ゴミは北杜市専用の透明のナイロン袋にそれぞれ入れる。貯めておいたビン類は満杯だ。それに、アルミ缶の袋。これらの中はほとんどワインやビールである。発泡スチロール、ペットボトルも別々の袋に入れる。ナイロン袋には名前を書かなければ持って行ってくれないことになっている。
庭は、大分木々の葉が散ってしまって、寂しくなってきた。記念撮影をして、アダージョの森を出発した。

途中、ゴミ袋をゴミステーションに運ぶ。自分の名前が書かれたアルコール類の袋が並ぶのは、あまりいい景観ではないな。これも「不都合な真実」の一種である。

今日の昼食は、若林交差点の東側に移転した「トラットリア タダリコ」へ行こう。トラットリアとは、イタリアの小さな大衆向きレストランという意味だそうだ。ちなみに、タダリコとは、オーナー家族の名前から付けた造語とのこと。

真新しいクリーム色の壁、イタリアの国旗が掲げられている。入り口にはメニューが書かれた黒板が置かれていた。


ドアを入ると、「いらっしゃいませ!」。当たり前だが、すがすがしく聞えた。店の中は、テーブルが3脚、奥に座敷の部屋がある。テーブルは満席だったのでカウンターに座る。

私はワタリガニのパスタを注文する。サラダ、コーヒー付きで950円と安い(コースA)。自家製の「唐辛子オイル」が付いていた。

妻は、季節野菜のピッツァで、同じくサラダと飲み物がついて1500円だ。ピッツァの生地は薄く(これは好き嫌いがあるかな)、端がプックラと膨らんでいた。彩りもよく、素直な味で美味しかった。


パスタの茹で加減はいいし、ワタリガニのソースもまろやかだった。惜しむらくは、パスタの量が少ない。Bコースにすると、1500円だが、パンとデザートが付くので、丁度いいかな。食後のコーヒーはエスプレッソ風味で美味しかった。

終始、テキパキとしたオーナー夫妻のさわやかな人柄が感じられ、いい雰囲気のイタリアンである。

帰りの中央道はところどころ渋滞が起こっていたが、問題にするほどでもない。道すがら、山々の紅葉が美しい。とりわけ圧巻だったのは、恵那山トンネルの入り口だった。全山紅葉していて、大きな紅葉の塊の中に車ごと突っ込んでいくという、これまで経験したことのない感覚を味わった。写真撮影ができなかったのが残念!

東名阪から西名阪に入ると、「名神10キロ渋滞」と表示が出ている。皆さん「休日高速1000円」に誘われて、名神を走っているのかな。こちらの名阪国道は、その逆になるので、渋滞もほとんど無くスイスイ走ることができた。