へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

嵐の前の静けさ?

2007年07月10日 04時37分24秒 | Weblog
国会も閉幕して、選挙を待つだけ。
大騒ぎした「原爆投下 しかたない」発言も、ニュースにならなくなってしまった。
さて、今度の選挙はどの様な結果になるのであろうか?。
与野党逆転、と言う事も考えられるのだが?、仮の話、逆転したとして何が変わるのであろうか?。
昔ならともかく、成熟した現代ではどの党が政権をとっても、大同小異、と言ったところではないだろうか?。
各党の政策を聞いて見ても、いずれも有権者の気を引くようなものばかり。
現実の話、どの政策をとっても、実現すれば新しい別な問題が発生する事ばかり。
地球温暖化の問題など、どの党も取り上げない。
票に結びつかないのであるから、当然の話である。
消費税の問題にしても、「引き上げる」等といたら、確実に票を失うであろう。
しかし現実の話、消費税にかかわらず、「増税」と言う問題を避けて通る事は難しいのではないであろうか?。
かつては、選挙で票を集める為に「減税」をした事がある。
一時的なものとして実施するのならともかく、何度も票集めの道具にした結果、国民一人当たり一千万近い借金(国債など)を抱える事になってしまったのである。
これ以上借金が増えれば、日本という国が、夕張市のような事になるのである。
少子高齢化社会を迎えた今日では、税収の伸びは期待できず、社会保障費などの増加で、財政は益々悪化するであろう。
健康保険、介護保険なども、いずれは破綻してしまうのでは無いだろうか?。
一般のお店では、「特売」「大安売り」「賞味期限が近いので、半額」等といった事も有るだろうが、国が実施する政策には、特売も大安売りも無いのである。
千円の物が欲しければ、千円を払わなければいけないのである。
五百円に値切れば、五百円分の物しか帰ってこないのである。
健康保険にしても、少しずつ自己負担が増えているではないか。
払うものをケチれば、そのツケは何処かに回ってくるのである。
「税金の無駄を無くせ」と言う前に、我々国民の側も無駄を無くせばいいのである。
他人には無駄を無くせと言いながら、当の本人が無駄な事をしていたのでは、自分勝手も甚だしいのではないだろうか。
他人に要求するのであれば、まず自分が手本を示すべきである。
私は選挙には関心はありません、当然の事、投票もしません。
投票しないで文句を言う人がいますが、私は文句も言いません。
成り行きに任せ、後は、その中で「自己責任」で行動する、と言うのが基本的な考え方です。
政治にいくら期待したところで、限られた財源の中で出来る事はたかが知れています。
期待しても、ガッカリするのが関の山でしょう。
「金は天下のまわり物」、払うものを払わなければ、当然の結果、まわる物もまわってはきません。

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