へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

ある日突然テレビがやってきた     その5

2016年05月11日 23時16分40秒 | 昔話?
近所中にテレビのことが知れ渡ると・・・・。


普通の家ならそれ程大騒ぎにもならないだろうが、商人の家となるとそうも行かない。

店に来るお客さんはひとしきりテレビの話しで持ち上がり、商売そっちのけになることも。


が・・・・。

昼間はその程度なのでまだよいが・・・・。




折りしも、プロレスの人気が非常に高くなっていた時代である。


かの有名な「力道山」が活躍した時代である。

なので、プロレスの放送がある日は大変なことに。


プロレスの放送がある日は、放送開始のだいぶ前から「見れてください」と言う人が次々とやってくるのです。




その数、5人や10人ではない。


50人以上はやってきたかも。



商売をしているのでむげに断ることも出来ず、テレビの置いてある部屋は人だらけ。

勿論、その部屋だけでは収まりきれないので、隣りの部屋まで人であふれるのである。



大人の男が大半なので、熱中したときの声はすさまじいものである。


私も一緒に見てはいたが、正直なところ「ウンザリ」と言う感じであった。



そして・・・・。


熱中して大騒ぎをしている大人たちを見ていて、ふとある疑問を持つようになった。




その疑問に関してはまた改めて。



つづく。
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