へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

日本人のおかしな思考回路

2010年02月13日 04時32分46秒 | Weblog
「顧客第一」の中でも書いているのだが、「世界のトヨタ」と言う表看板に隠されてしまった「販売のトヨタ」と言うことの意味を良く考えてみると「販売のトヨタ=商売上手なトヨタ」と言うことも出来、「営業力で車を売っている」と言うことにもなり、「品質が良いから売れている」と言う考えは「錯覚」と言うことがいえるのではないだろうか。
とかく日本人が陥りやすい考え方に「沢山売れている=良い物」と言う考え方があるのだが、有名人をCMに起用するなど「視覚(錯覚)的宣伝効果」の力を借りたり、巧みな営業トークで売り上げを上げるなど、必ずしも「品質が良いから売れている」とは言いかねる物も多いだろうし、「トヨタ製のスポーツカーが無い」と言うことなどは、「営業努力でも通用しない」と言うほど「スポーツカーとしての品質」に問題がある事の表れではないだろうか。
そして、松下電器(現パナソニック)における「松下幸之助」の存在にも同じことが言えるのである。
多くの人は「松下幸之助=経営の神様」と言うことを忘れているようで、「経営の神様=金儲けの上手(商売上手)な神様」と言うことに気がついていないのである。
このような例はいたるところにあり、日本人の悪い習性として「表面的なことにばかり目が行って、本質的なことを忘れる」と言う結果に陥り、その結果として「品質より数が優先する」と言う「おかしな思考回路」が出来上がってしまうのです。
今回のトヨタの問題ばかりか、政治の世界にも同じような「おかしな思考回路」が働き、その結果として「鳩山総理・小沢幹事長の金銭問題」と言うことが表面に出てきてしまったのです。
これは私の勝手な推測ではあるが、今回の鳩山・小沢両氏にかかわる金銭問題は「民主党が政権を取らなければうやむやになっていた?」と言うことも有り得る話ではないだろうか。
別な言い方をするなら「藪をつついて蛇を出す(やぶへび)」と言うことを地で行っているようなものだと思うのだが・・・・。
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