へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

プラスマイナスゼロ

2015年08月02日 03時54分14秒 | Weblog
TPP交渉が難航しているが、難航するのが当たり前。

その原因は、タイトルに書いた「プラスマイナスゼロ」にあるのだから。

そもそも、TPPとは一体どういうことなのであろうか?。

一般的には「環太平洋パートナ-シップ協定」と言うらしいのだが、その中身は、本来の意味の「パートナーシップ」とは少々異質なのである。

パートナーとは、「相棒、仲間」と言う意味である。

そして、本来であれば、相棒や仲間の間では「利害」と言うものは関係ないはずであるが、TPP交渉の場では、この「利害」が重要な課題になるのである。

利害。

「損得」とも言う。

そう、お互いの国が「自分の国の利益(得)」ばかりを考えるのだから、交渉などまとまるはずはないのである。


もっとわかりやすく言うなら、輸出には都合の良いTPP協定も、輸入には都合が悪くなるのである。

他の分野だって同じこと。

結局のところ、誰かがババ(ジョーカー、マイナス)をつかまなくてはならないのである。

誰だってババなどつかみたくないのだ。

言葉と内容が全く違うTPP。



「羊頭狗肉」とはこのことか・・・・。


ババをつかまされそうになったのであわてて参加はして見たが・・・・。





「日本が参加したので交渉がまとまらない」と言われそうな予感も・・・・。
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2 コメント

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新聞読むより (さくらの季節)
2015-08-02 10:19:09
新聞読むよりおじさんのブログを読んだ方が早く理解できます。

今朝の新聞一面には
「TPP合意至らず 医薬品、乳製品で対立」の見出しでした。
ニュージランドがネックなの?
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さくら子ちゃん (へそ曲がりおじさん)
2015-08-02 20:14:04
確かにそのとおりではあるが、それは一方的な見方に過ぎないがね。
冷静になって考えて欲しいのだが、何処の国でも「自国に都合の良い報道」がなされるので、ニュージーランどにとっては日本がネックになるのだから、ニュージーランドの新聞には正反対のことが書かれていると思うのだがね。
要するに「お互い様」でしかなく、そのことも含めた意味での「プラスマイナスゼロ」なんだよ。
交渉をまとめるためにはお互いが歩み寄る必要があるが、そうなるとTPPそのものが意味を持たなくなってしまう。
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