へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

政治(国政)の限界

2012年03月23日 20時49分37秒 | Weblog
あちこちのブログで「政治(内閣)批判」が書かれるのだが、国が何を決めても「民意」の賛同が得られなければ何も出来ない事には考えが及ばない。
ここ様な事が起きるのは、「日本人がいかに愚かだという事」を示す何よりの証拠であろう。

私はしばしば「民意」を批判するのだが、このことが原因で、ある人のブログに「お出入り禁止」の措置が取られてしまった。
特別ひどいことを書いたわけではないのに、である。

「自分に都合が悪いことは削除」では中国政府と「五十歩百歩」であるが・・・・。

そんな理屈もわからない人(特に高齢者)が多く、それが日本の舵を切る妨げになっているなど到底思いつかないのだろう。

「他人(政治)を批判できても自分は蚊帳の外」。
これで一体何が出来るのだろう。

1年前の大震災で発生した「瓦礫の処理」が進まないのも「民意の反対」が大きな障害になり、国がいくら頼んでも首を縦には振らないのだがら・・・・。

災害復旧に多くのボランティアが参加したが、最近は富に少なくなっているようである。
ボランティアが減るとともに、後処理も停滞気味で、政治の力ではもはや「どうにも仕様が無い」と言う状態になっている。

わが町の近くにあるセメント製造工場では受け入れているよだが、その機運が広がる気配は無い。
これは「一企業」が決定したことで、このような気持ちを民意も持つ必要があるだろう、が・・・・。
現実は僅かな反対で実現しないのが実状で、政府がいくら笛を吹いても「民意」が踊らなくては何の意味も無い。
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世界一幸せな国「ブータン王国」

2012年03月23日 14時12分20秒 | Weblog
NHKで、世界一幸せな国である「ブータン王国」を紹介していたが、その中で一つ気にかかることがある。
それは、地元の人が鶴のために送電線を引く事を我慢していて、それはそれなりに幸せを感じているように感じたが、それに「余計なお節介」を焼く国が現れたのである。
30年以上前に前国王が「国土の保全」を優先させ、安易な開発を禁止してきたことで「幸せな国」になったはずである。
ところが、鶴を保護するために送電線を地中に埋設するだけの費用が捻出できず、地元民はそれを仕方ない事として受け入れていたはずなのに・・・・。

しかし・・・・。
ある国が余計な事をしたことで地元住民の意識も変わってしまったようで、電気が通じた事を喜んでいた。

しかし・・・・、である。
これは一見「美談」のようにも感じられるが、私から見ると「物質文明の害毒の注入」としか思えないのである。
電気が通じるようになれば様々な電化製品も入ってくるだろう。
当然の事だが、お金も必要になる。

しかし、GDPが日本の「三千分の一以下」と言う国である。
何処からそのお金を捻出するのであろうか。
遅かれ早かれ「物質文明の害毒」に犯され、我々文明国と同じ「不幸への道」を歩む事になるのではないだろうか。
人間を白雉化させるというテレビも例外ではなく、不必要な情報が入ることで「世界一幸せな国」も失われてしまうだろう。

「知らぬが仏」と言う言葉もあるが・・・・。
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