陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

利根川は遠かった・・・。

2008-06-06 14:00:58 | 釣行記 利根川編
今日の利根川
増水、激流、泥濁り。三拍子揃ってしまいました。
ここのところ、藤原ダムの放水が毎秒50トン前後で推移していたので、
少しは釣りの出来る状況になってきたかと思い、仕事の休みに合わせて行ってきました。
本当は、仕事の休みに合わせて、ではなく、
仕事の休みを川の条件に合わせられれば一番いいのですが。
それは勤め人だから仕方がありません。

家に帰ってから、ダムの放水状況を調べると、今日も40トン台後半で推移しています。
放水量だけを見れば、何とか釣りの出来る状況なのですが。
今日の増水と濁りは、ダムの放水に加えて、
昨夜半からの降雨による影響が大きかったと思います。
朝の道中も、土砂降りと言ってもいいような降りでした。
上流部では、かなり降ったと思われます。
写真では良く分かりませんが、足でも滑らせて流されたら、
遥か銚子沖まで流されてしまうような勢いです。
先日の利根釣行の時は、毎秒70トンを越える放水量だったのですが、
今日は、その時の水位よりも遥かに高かったです。
そうです、とても釣りの出来る状況ではありませんでした。

でも、4~5回流してから帰ろうと、竿だけは出しました。
竿を出さなければ、釣れる可能性はゼロですが、
水のある所に竿さえ出せば、何が起こるかは分かりません。
護岸が崩れた、僅かな抉れ部分の裏だけ流せそうです。
(他の場所も2箇所くらい見ましたが、河川敷の道さえ水没、とても無理と諦めました)
ですが流せたとしても、ほんの4~5m、幅も1m、そんな僅かな範囲でしょう。
ちょっとでも筋を外せば、もうどうにもなりません。
ダメ元で、確か4投目だったと思います、微かなアタリがきました。




29センチの幅広おデブさんを、沈んだ葦の中から引きずりだしました。
あと1センチ足りないけど、太さは普通の尺物以上(負け惜しみ)。
太刀魚的に言えば、指4本。
とってもよく引いてくれましたよ。
何故か今年は、どんな悪条件でもオデコ無し。
これを釣って、もう今日の釣りは無理と判断。
即終了です。
車で広い範囲を走り、ピンポイントでも釣りの出来る所を探せばあるのでしょうが、
とても本来の釣りを楽しめず、本意ではありません。
下道で、往復160キロ、近いと言えば近いし、遠いと言えば遠い。
燃料代高騰の折り、無理して来たのに、僅か30分の釣りになるとは・・・。
(07時30分には自宅に帰ってた)
行き帰りの景色が単調なこともあるけど、今日の利根川は遠かったような気がする。

僕が帰った後、水が引いたかどうかは分かりません。
ダムの放水量が増えなければ、明日はいいかも?
明日は仕事頑張ってきます。

今日の釣果
山女魚 29センチ

竿 本流アマゴ抜き 7m
道糸ハリス通し 0.5号
ガン球 3B
針 がまかつ いわな8号
餌 キジ







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