陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

本屋

2006-06-28 00:10:27 | Weblog
前にも書いたのだが、我が家近くには本屋が無い。
車で10分(これって近い?)、15分。
大型の書店が増えてくれるのは嬉しいのだが、
お陰で近所の小さな書店は閉店に追い込まれる店が多くて寂しいですね。

最近は、欲しい本があればネットでも買えるし、
コンビニでも取り寄せてくれるのだが、
やはり、店で自分の目でアレコレと探すのが楽しいのです。

遠くて、億劫になる事が多くて、ここのところ本屋にも行ってなかったので、
久し振りに行ってみるかと、行ってまいりました。

外に出ると、靄がかかっていて、目が・・・。
それがさらにぼやけてしまいます。
最近、トンネルなどに入ると調節機能が衰えているのでしょうか、
全く何も見えず、非常に怖い思いをします。
トンネルを抜けるときは反対に、まぶしさが異常です。
瞼の上から眼球を触ると、眼球ってこんなに硬かったっけと思うほど、
ガチガチになっています。まっ、そんなことはどうでもいいですが。

久し振りに、のんびりと本を見てこようと思ったのですが・・・。
例の発作が・・・
入って、わずか5分ほどで襲ってきてしまいました。
もう、お分かりですね。
「ウ・ン・コ」です。「雲古」としておいたほうがマシですか?
せっかく来たのに、「あ~、クソ~」と思いながら
トイレを探してもありませんでした。

パッと見たときに、夏らしく、楽しそうな昆虫図鑑や植物図鑑が並んでいたので
見たかったのですが、
それも見ることが出来ず(高いから買わないが図鑑を見るのはすごく楽しいのです)
真っ先に目に飛び込んできた、前から気になっていた人物の本だけ手に取り、
会計を済ませ、車に乗ると、アララ不思議、便意は嘘のように消え去りました。
でも中に戻れば同じ事の繰り返しが起きそうなので、そのまま帰ってきました。
やはり、インクの匂いが誘うのでしょうか
そんな訳ありませんよね。

一冊だけ買ってきた本は、

「プリンシプルのない日本」 白洲 次郎

という本です。

名前だけは知っていたのです。
過去、米軍統治下の日本でイエスマンしかいない中、
ただ一人、マッカーサーに意見をした気骨のある日本人だったということで。
それと、日本で初めてジーンズを穿いた日本人であったと。
その人の直言集です。

今、本を読むのは1ページでも辛いのですが、
少しずつ読んでみようと思います。
読んだ先から、かたっぱしに忘れるとは思いますが・・・。

忘れ去られた日本人の気骨を学ぶ為にもね










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4 コメント

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従順ならざる唯一の日本人 (tomoko)
2006-06-28 17:26:54
gonzoさん、こんにちは!



白洲次郎って、戦後のGHQに「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれた人ですってね?

私の大好きな「白洲正子」の旦那さんです。

まさに、「日本で一番カッコいい男」ですよね。気骨があって!



いつだったか、NHKの「その時歴史が動いた」だったか、GHQのこと、やっていましたね。

ひまなんで、ついつい、テレビばかり観てしまうのですが、総合で「知るを楽しむ」の再放送もやっていましたね。元首相の細川護煕さんの解説で白洲正子の人物伝を。



腰から下が、痛くて動けなくて、テレビくらいしか観るものなかったので、しみじみ観てました。人間は孤独なんだって。自由であることは孤独だって、言ってましたっけ・・・

痛みと闘うのも、孤独です。身体の自由はないけど、心の自由はあるさ・・って、思って。



gonzoさん、読んで面白かったこと、聞かせてくださいね。私は、このところ、目が辛くて、本は読めません。

パソコンがやっと・・・

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Unknown (gonzo)
2006-06-28 22:32:57
tomokoさん、こんばんは。



僕は、お二方の名前だけは知っていたのですが、その人物像までは全く知りませんでした。

つい最近ですかね、TVで放送していたのは。



それですごく興味があって、たまたま本が目に付いて

買ってきたのですが、多分、僕も読めないのでは





なにしろ、本に向かってられない、

根気、集中力が・・・。



僕も目が酷い状態ですけど、

とにかく、ゆっくりと読んでみるつもりです。

戦後の日本がどういう道を辿ってきたのかもちゃんと

知っておかないといけませんしね。



病気との闘いはホント、孤独ですね。

やはり自分で闘っていくしかないですしね。



自由の意味さえよく分からないけど、痛みだけからは解放されたいものです。





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NHKのサイト 白洲正子 (tommoko)
2006-06-29 16:19:29
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/backnum.html

です。

白洲正子「目利きの肖像」は今年の2月火曜日でした。面白かったですよ!



でもつい、この間のように思っていたのに、もう4ヶ月も経っていたのか・・・



白洲次郎の「その時歴史が動いた マッカーサーを叱った男」は、4月5日でした。



http://www.nhk.or.jp/shiruraku/backnum.html



ま、興味のある方は、観てください。



白洲次郎は著書が一冊しないのに、

白洲正子は140冊くらいあるんですって。すごいですねー。女は長生きしますからね。



孤独と自由の話は、西行の話のときに、言ってましたかねー。自由と孤独は紙一重というか、裏表のようなものですね。心の自由は、心の保ちようで、どうにでもなるのです





私も西行のように桜の頃に死にたいな・・・。「願わくは 花のしたにて春死なむ その如月の望月のころ」



秋だったら、キンモクセイの香りの漂う、満月の下がいいですね。
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Unknown (gonzo)
2006-06-29 18:34:23
tomokoさん、こんにちは。



もう、夏のような陽気で辛いですね。

でも今日は虫の鳴き声が涼やかに感じられます。



白洲正子さんて、能などにも精通してらっしゃるようですね。

夫婦揃って、すごい方のようですね。

確固たる信念を持っておられるようで、見習わなくては・・・。

色々と調べてみます。



何も知らなかった



では、ありがとうございました。



あ、そうそう、桜の下でなんて言わずに、

もう一花咲かせましょう



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