多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

「どうなる?二子玉川」■11 東急のブランドイメージはどうなる?

2010-10-16 | Weblog
二子玉川再開発の主役はいうまでもなく東急で、これに世田谷区や都がからみ、国交省がドサクサ紛れ的に護岸工事をやっているという状況です

ところで再開発で東急のブランドイメージは確実に向上してめでたしかと言えばどうも怪しい気もする。特に肝心の地元で

この再開発の前に東急は旧目蒲線への地下鉄乗り入れや大井町線の急行運行などかなり地元に影響のある事業をやってきたが、その地元対応は万全だったか、と言われるとどうか。これら事業以前に既に東急はかなり官僚化したのでは、という空気もありました

電鉄の地元イメージが最悪になった例ではひところの西武がありました。西武線の踏み切りで遮断機が下りていると、「西武の悪党め!」と言いながらオッサンが遮断機を押しのけて渡るのを見たことがありますが、ここまでいくとブランドもクソも何もかもオシマイ。サテ東急はどうなるか

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多摩川の優雅なサギの生態

2010-10-15 | 多摩川の鳥さん
この写真、多摩川のサギです。一見ボンヤリしているようですが実はエサの魚を必死で探している。野生動物だから敏感なはずですが、こうやって写真を撮られてもギリギリまで逃げません。よっぽどエサがなくて食糧状況はかなり切実なようです。が、全然そんなふうに見えないところが優雅

人間との間合いもなかなか達者でカラスやハトみたいに厚かましくなく、スズメみたいに人が来たらバタバタ逃げたりしません。人の近付くとさりげなくスッと引く、という具合でこのへんも気品というものでしょうか

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●一番トロくて弱そうなのを狙った?尖閣事件 元林徹の多摩川からひとこと

2010-10-14 | Weblog
今回の尖閣事件で中国に完敗したのを見ていると、民主党の安保感覚が実によく分かりました

結論から言えば、この政権政党には国を守るとか安全保障の観念がないということです。ないのを承知で強いて言えば平和憲法を一生懸命守って過去の侵略戦争の反省と謝罪をしていればまわりの国はきっと仲良くして日本を助けてくれる、せいぜいこんな安保感覚かな

その発想が左翼小市民的だなんていう以前に、経済や暮らしのもとには国家という枠組みがあって、その国家が外国からおびやかされるとそれを前提に成り立っている経済も暮らしも危険にさらされる、こうした考え、難しく言えば近代国民国家の観念をまるで持ち合わせていません

今回の事件で共産党はいち早く、明確な根拠を挙げて尖閣は日本の領土だと主張しましたが共産党のほうがよっぽどまともで大人で近代人です

中国もしたたかで、自分の敵のうち一番トロくて弱そうなのをと日本を狙ったら見事にうまくいったわけです。これが韓国やベトナムならこんな腰抜けはやらないだろうし、ましてアメリカ相手に仕掛けるわけがありません。韓国もアメリカもちゃんと近代国家というものがどういうものか分かっていますから

まあそれにしても強い相手の顔色をひたすらうかがってヘラヘラ媚びる政権、今までの日本にはなかったし世界史にもあまりないのでは

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不安な雲 最近の多摩川お天気情報

2010-10-13 | Weblog
天気がコロコロ変わるようになった最近の多摩川ですが、つい先日も写真みたいな雲が出ていました。どことなく不安不吉で戦争でも始まりそうですが、実はニワカ雨の雲が通り過ぎていくところでヤレヤレというところです

ただドス黒いのは明けがたの薄暗いうちだからで、こういう雲が昼間出ても気にもしないでしょう

ここからが実用情報で最近の多摩川沿いは天気が悪いほうで不安定です。今朝も朝まで雨でした。自転車や釣りにお出かけの人は半日いたらどこかで雨にあう、世の中そういうものよ、くらいのつもりでいたほうがいいのでは

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多摩川にも次第に秋の気配+多摩川釣り情報2010.10.12

2010-10-12 | Weblog
多摩川の狛江のへんで昨日撮ったこの写真、謙遜を割り引いても別にどうと言うことありませんが、撮った時の雰囲気はも秋がだんだん深まってくる、というひとときでした

日差しが透明になり鋭くなって、空気が澄んできて、あと、手前の草が色づけば秋から冬へ一気です

というワンパターンの季節レポートはこのくらいにして、特に釣りの実用情報を書いときますと、雨で水量が増えています。増えるのはいいとしてポイントは増えているというより雨がやんでも減りにくい状態が続いているというところ、夏の頃みたいに慢性的に少ない状態ではなくなったわけですが、サテどうする

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稲城大橋の碑

2010-10-11 | Weblog
この銘板、稲城大橋の稲城側にあります。何が書いてあるかと言えば当の稲城大橋ができた由来です

もっとも由来と言っても多摩川沿いの交通が不便で民衆が悩んでいたのを神様が…、というような歴史的なものでなく、この辺は多摩ニュータウンとかができて交通が増えたが橋が少なかった。そこで稲城大橋を作ったがこれは21世紀の架け橋である、といった具合です

ここで文章というか記事の書き方についてひとこと。不都合な事実がある場合、記事でそれにまったく触れないとかえってその存在を認めたことになる。だからあえて触れるほうがベターだが問題はそのバランスで、嫌だからと簡単過ぎると説明不足で誤解を招くし、しゃべり過ぎると弁解がましくて不自然になって疑われる、難しいですな

この碑文、サテどうか、興味がおありの方は事物をお読みになっては

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●廃止すればよかった?iモード 元林徹の多摩川からひとこと

2010-10-10 | Weblog
ガラパゴスとか馬鹿にされ切った日本式携帯電話ですが、最大の失敗はiモードを廃止するタイミングを逃したことじゃないか

PCのメールやウエブと親和性が悪い(というよりない)とか機能に色々問題はありますが、一番悪いのはiモードが広まったこと。あんなものが根づいたために、一本指でテンキー入力みたいないじましい操作も広まり、携帯メールしかできなくてPCを使うのがヘタな若者も増やしてしまったかもしれません

もっともiモードが登場した頃はそれはそれで立派なものでした。だから正確に言えば作ったのがそもそもの間違いというより、世界標準からはずれた時点ですばやく廃止すべきだったのでは。最初に書いたようにそのタイミングを逃したのでは

どんなに卑怯未練の裏切り者と非難されても、世界の主流になれませんので使い続けるとかえってお客様が不便になります、とか正直に謝ってとっとと廃止したほうがよかった。そうすればPC系のスマートフォンで日本が主導権を握れたかもしれません

比べて立派なのはブルーレイに負けたときの東芝のやり方で、とにかく早く撤退するが勝ちみたいにHDVDから撤退したので、結果的に規格競争で迷惑をこうむった消費者は少なくて済んだのでは

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多摩川の秋の雲

2010-10-09 | Weblog
多摩川でも天気が周期的に変わるようになり、この夏のワンパターンの猛暑はなんてひどかったんだろう、とあらためて腹を立てたりしています

ところで昨日の朝、写真みたいな秋らしい雲が明け方に出ていました。雰囲気的には夕方のほうがマッチしている気もしますがそれが朝出るとは

どうも天気が変わるかも、と疑っていたら案の定今日は雨という次第

それに実物を見ていると特に感じませんでしたが、写真にするとこういう雲、どことなく人生も終わりに近づいたみたいな気配も漂っています。皆さんはそうは思わないか

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●この国で結婚すると男は損する? 元林徹の多摩川からひとこと

2010-10-08 | Weblog
少子化対策で大臣まで作って取り組んでいるつもりらしいですが、子どもが減るのは結婚したい人が減っているからだ、ということがどうも分かってないようです

男の側から結婚しない理由を考えれば、カネがないことに尽きるでしょう。しかしカネがないを突き詰めると、将来が不安だ、離婚トラブルがあるかもしれない、子育てにカネがかかるうえに昔はやらなくって済んだ子育ての手伝いまでさせられる、などなど不安は広がるばかりでしょう。最後に、最近の女はどうもカネ目当てらしくて信用できないとくればオシマイです

しかし異性が信用できないから結婚はよそう、となると人間不信もここにきわまれりでは。こうなるとこの国の男が結婚に慎重なのは金銭の損得勘定だけじゃなく、この国の社会との基本システムを心の底で信用してないからなのでは、かなり重大な問題です

子どもがネットの世界に閉じこもるだの一人暮らしのお年寄りの話し相手がいないなぞこれに比べれば些細なことです。要するに男が結婚したがらなくなって根底にはこの国の価値観に対する不信があるから、と話はずいぶん深刻になったところでオシマイ

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どうなる? 多摩川バーベキュー問題

2010-10-07 | Weblog
騒がれた二子橋川崎側河川敷のバーベキュー問題が、有料化で一見落着となりました

ただこれで悪名高いバーベキュー客の行儀がよくなる保証もなく、ごみ捨てや騒音の苦情は続く気がします。ついでにニュースとかではあまり言わないけど路上駐車もひどいよ

心配なのはこの連中が、今回の川崎市みたいな規制がない地域に流れ、そこでまたまた大量のごみを捨てて騒ぐのではないかということ。問題の根底は連中に環境意識のカケラもないことで、これが改まらなければどうにもならないのでは

最後に、この写真、連中が捨てたごみですから拡大でもしてじっくりと眺めでもして下さい

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二子玉川の散歩道がなくなった

2010-10-06 | Weblog
この写真、多摩川に沿って二子玉川から第三京浜の下の方に出る道です。正確には道があったあたりです

地元の護岸工事反対の人たちが言っているように、以前は桜と松林の中の快適な道でしたが、今はこういう新宿の雑居ビルの間の裏通りみたいな道になっている

護岸工事や二子玉川の再開発のことは何度も書いたので繰り返しません。が、工事がいいの悪いの以前に、この工事をやっている土建屋さんや土建屋元締め役所の人間の自然に対する感性は私たちのとはまったく違っている。こういう塀を見ているとそう思える

もっと言うなら人間のというより、人間とは違った異生物的感覚じゃないか、そんな気になってきます

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多摩川の水門の風景

2010-10-05 | Weblog
多摩川のあちこちには写真みたいな水門があります。支流の合流する地点とか水処理場の放流口とか、まあ中身は色々です

ただ共通しているのは都会と自然の境界のゲートみたいな雰囲気がただよっていること。本流側から見たこの写真みたいに水がトロンと淀んでその向こうに門がある。そして門の向こうは複雑で薄汚れた都会、この水門もくすんだ色で写っていないが若者の落書きもあったりします

多摩川の魚や野鳥にすれば水門の向こうは闇の世界というか冥界の門みたいな存在でしょう。ところで話はまるで変わりますがなぜか水門には鳩の巣がよくあるようです

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●明る過ぎて疲れる? 新幹線 元林徹の多摩川からひとこと

2010-10-04 | Weblog
飛行機や小田急のロマンスカーとかに比べ、新幹線はとにかく疲れるのではとつねづね感じています。なぜかと言えば人の出入りの多さなどもあるでしょうが、その一因に車内が明る過ぎるのでは

「のぞみ」にしろ「ひかり」にしろ、車内の色調は白がベースで蛍光灯で明るく照らしています。これがいけない。特に夜になると室内が明る過ぎ、明るさを通り越してまるでお通夜みたいに眠れなくて疲れる夜になります

対してロマンスカーはおおむね車内が暗色系で照明も心なしか暗い。夜になるとこれに町田や厚木の暗くて貧相な夜景が加わり心が静まることこの上ない。新幹線からロマンスカーに乗り継いだとき、ホッとした気分になったこともあります

大昔の旧国鉄時代、ニス塗り木目の座席と壁に真鍮の金具、電灯は白熱灯の客車があり、夜行の急行とかは暗く静かを通り越して一種厳かな空気すら満ちていたのを覚えています。昔はこういう美意識もあったJR。ひたすらきれいに明るくなるのが進化と思っているかもしれませんが、少し違うのでは

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多摩川の秋らしい夕暮れ

2010-10-03 | Weblog
例の猛暑の頃は多摩川でも入道雲に真っ赤な夕日が続いていましたが、最近の夕日はこんな具合です

黒い雲が勝っていて、鋭い夕日がときおり差し込んで橋や川面もシルエット、と重厚で深刻で少し寒そうな秋の夕日のパターンとなりました。それでは冬になればどうなるかと言うと、さらに日差しが一段と鋭くなって空気も澄んでとなりますが、夕日の記事と写真はもうウンザリの人も多いのでは

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多摩川の彼岸花

2010-10-02 | Weblog
といっても、平年ならそろそろシーズンが終わりですが、なぜか今年は遅くまで咲いている。例の猛暑と関係があるのかな

多摩川のと書きましたが、多摩川の河川敷には彼岸花の大群落というほどのものは見当たらないようです。あちこちに少しずつ生えている、という具合で日本の彼岸花の平均的な生え方のパターンでしょうか

というわけで写真もクローズアップになりましたが、遠くから見るとしおらしいが近くからマジマジと見詰めれば、この花は死人花とか言われるだけあってどこか気味が悪い。桜や菊とは違うがやはり特殊な花です

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