多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

立川の白い川辺にて…

2010-07-16 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
という冗談的なタイトルです。川の水辺というのは多摩川に限らずどこも似たようなもので、石ころがころがっているとか草が生えているといったところで、海に近い河口なら砂地で貝殻がころがっているといったパターンです

しかし多摩川の水辺には写真のように、川岸が真っ白なところがあります。正体は泥です。関東は大体が赤土で多摩川もそうですが、ここはなぜか白い泥が固まってご覧のような眺めとなっています

はるかな国の白い川辺なら宮沢賢治的な世界にもなるが、立川の白い川辺じゃサマにならないなんて申しません。が、惜しいのは規模が小さいことで、この白い川岸が数キロに渡って延々と続いていたらテレビでも大々的に紹介されるでしょうが、せいぜい数十メートル程度では取り上げるのは当ブログくらいとなります

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JR横須賀線多摩川鉄橋

2010-07-15 | Weblog
この写真、横須賀線の多摩川鉄橋を渡る電車ですが、さえない写真であることは重々承知のうえでの投稿です

というのも、責任転嫁に聞こえますがそもそも横須賀線は東海道線のバイパス的存在で存在感が薄く、それにとにかく早く着けばいいという代物ですから沿線風景などかえりみられない。加えて新幹線に併行してこの鉄橋もすぐ隣を新幹線が走っているからますます影が薄い

おまけに写真の車両も地味で、地味で目立たない集大成みたいな鉄橋と電車であります

ということで次に投稿するときは、せめて成田エクスプレスが走っている図とか、工夫してみます

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外来植物の雑草天国? 多摩川

2010-07-14 | Weblog
多摩川の河川敷には外来植物の雑草が多いとしばしば書いていますが、この写真、ヒメジョオンだかハルジオンだか知らないが花で埋まっています

外来植物と雑草のパラダイス多摩川河川敷では外来植物の群落だけなら珍しくもないが、花まで一斉に咲いているのはザラになく壮観ですらあり、雑草の域を超え自然の美に一歩近づいたようでもあります。似たようなのでは先日、外来植物の雑草のボーダーに近づいているルドベキアの群落もご紹介しました

ところでヒメジョオンとハルジオンは雑草のくせに見分けが難しいですが、そんなことはお構いなしに年々増えている気がします。要するに雑草でも外来が強くて純日本種の雑草はそのうち絶滅危惧種にでもなるのでは。多摩川ではあまり見かけませんが外来雑草にはオオアレチノギクとかもある。これなんか名前にも気合が入っていて「荒地」の「野」菊に「大」がつくしつこさで名前だけですごい繁殖力です

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多摩川のねむの花もそろそろ終わり?

2010-07-13 | Weblog
というタイトルですが、正確には多摩川のねむの花のシーズンはもう既に終わった、というところでは

そこでご紹介するのがこの写真で、場所は例の川崎市の多家畜から多摩区にかけての河川敷ですが、これだけ咲いたねむを手近で眺められる貴重なスポットでしょう。それにしても今年の多摩川はねむの花が豊作だった気がします

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多摩川サイクリングロードの奥の院? 阿蘇神社

2010-07-12 | 多摩川沿いの神社
多摩川サイクリングロードの実質的終点は羽村の玉川上水取水口で、有名な玉川兄弟の銅像や玉川水神社があります。しかし今回ご紹介する阿蘇神社はそのまた奥の院的な存在です。玉川浄水取入れ口まで出かけた人はもうひと頑張りして是非この神社に参拝せよ!

道順は取り入れ口の公園の手前でもどこでもいいからとにかく奥多摩街道に入ります。それを進み右手に玉川水神社の見えるあたり、左手に車道が分かれさらに舗装した遊歩道があります。ここに入れば再び多摩川沿いの道、運動公園などを左手の河川敷に見ながら進むとちょっとした森に入ります

この先は未舗装の砂利道ですがそれを少し行くと写真のような阿蘇神社があるわけ。砂利道は山のなかの登山道みたいな感じなので、自転車の種類によっては途中から歩くことになるでしょう。奥多摩街道からは大して時間はかかりません

と、道順ばかり書いていたら神社の由緒とか書けなくなりましたが、このあたりから奥多摩の山奥的ムードが出てきます

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大田区側の多摩川河口

2010-07-11 | Weblog
多摩川の河口は大田区・川崎のどちらの側がおもしろい、となると難しい

当ブログでは川崎側の方をよく取り上げますが、今回は大田区側です。川崎側に比べ大きな干潟もないし羽田空港も大田区側なのでかえって見にくいとなると、どうも川崎側の方に分がありそうです。なおこの写真ではよく分かりませんが河口の先には羽田空港の新滑走路が河口の入り口をふさぐみたいに広がっています

ただ大田区側からしか見えない眺めもあるわけで、結局、大田区・川崎側それぞれにいいところがある、ととりあえずごまかしておきます

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「どうなる?二子玉川」■6 新幹線駅前風タウン出現?

2010-07-10 | Weblog
先月、6月30日は二子玉川にとって運命の日で、実はこの日、要するに二子玉川再開発エリアをびっしりと高層ビルで埋めるという開発計画が東京都によって正式に認可されたのでした

ただ当ブログでもしばしばご紹介しているように、再開発エリアに緑が殆どなくなるこの計画、地元住民から反対の声も強く、たとえば「玉川にエコタウンに作る会」のように、掲載の図のようなエコタウン再開発案を提案した住民運動もありました

しかし事ここに至って正式決定となったら以上、図みたいなエコタウンももはや夢となり、二子玉川に名古屋駅前みたいな景観の再開発エリアが出現することとなった次第。どうせなら再開発エリアのネーミングもライズ何とかのカッコつけたカタカナ名称はやめて二子玉川新幹線駅前風タウンにでもすればいいでしょう

ただこれで今回の再開発はこれでオシマイかというと開発側、曲がりなりにも開発できたのに味をしめてまたぞろどうせロクでもない開発計画を出してきそうな気がします

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多摩川でインパクトのある標識?

2010-07-09 | Weblog
多摩川サイクリングロードの大田区側、六郷橋を過ぎ大師橋近くに来ると写真のような標識があります。要するにバイクは入るな、自転車は飛ばしすぎるなという趣旨の標識です

多摩川沿いには、車やバイクを乗り入れるな、貧乏オヤジは河原でゴルフをするな、貧乏ファミリーは河原でバーベーキューをするな、自転車はスピードを落とせ、ゴミを捨てるな、犬猫を捨てるな、ヘビが出るぞ、痴漢が出るぞ、雷が落ちるぞ、などなどありとあらゆる立て札が立っています

しかしこの写真の赤と青のペアの丸い札は数ある交通標識の中でもインパクトは最大クラスでおそらく一度見ると一生忘れられないのでは

なお、このあたりのサイクリングロード事情は大昔の記事『多摩川サイクリングロードガイド 六郷橋から六郷終点まで』でご案内しましたが、当時とはようすがかなり変わっていますので近いうちに改定いたします

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多摩川に早くもコスモス

2010-07-08 | Weblog
この写真、府中市内の多摩川河川敷ですが、ご覧のとおり早くもコスモスが咲いています。コスモスは秋の花なのになどおかたいことは言わないでとにかく鑑賞しましょう

ただこのコスモス、正確にはコスモス畑で、奇特な方が丹精込めて栽培しているものです。面積もそれほどではありませんが、あの雑草天国の多摩川河川敷にこれだけきちんと咲かせるのは誰にでもできることではありません

できるならコスモスに自生してもらいたいですが、ただいくらコスモスが繁殖力が強いとはいえ、圧倒的な雑草に囲まれてはかなり厳しいのではないでしょうか

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多摩川の目立つ木 ※アユの大量死

2010-07-07 | Weblog
丸子橋川崎側にある写真のこの大木、あたりにお住まいのホームレスさんと共に有名でこれを知らない多摩川人がいたらそれはモグリです

橋の上から見ても下から見ても新緑でも冬枯れでも、とにかくいつ見ても存在感があります。おそらく多摩川の河川敷で一番目立つ木では。ただまわりがうるさいのかデカ過ぎるのか、この木の下でお休みの人はあまり見かけません

※ところで先日の集中豪雨で多摩川のアユの大量死、あいにく自分は不在で最新情報をお届けできませんでした。当『雑学事典』では自分が直接見聞したことのみ投稿し、ニュースやネットなどからの情報だけで記事を書くことはありません

※ただ一人ブログの悲しさで、多摩川で大事件が起きたときに限ってなぜかいなかったというパターンはよくありますのでご了承を!

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多摩川の河川敷をMTBで走るには?

2010-07-06 | Weblog
と言っても別に許可がいるわけではありませんが、せっかくMTBを持ってるのだから未舗装の多摩川の河川敷をひとつ自転車で走ってみたい、という人もいることでしょう

では道はどんな状態かと一言で言うのは難しいが、少し悪い場所で写真みたいな砂利道くらいと思っていいのでは

ただこんなものなら行けると単純に楽観しないで下さい。道がしっかり踏まれていてもまわりの草が深いとかなり手間取りますしヘビも出る。それでも釣り師や散歩人やホームレスさんやらがよくもこんなとこまでと感心するくらいかなり踏み跡をつけていますが、完全に踏み跡が途絶えることもママある。土手の上のサイクリングロードみたいに至れりつくせりで楽に行けるなど夢々思わないで乗り込んで下さい

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懐かしの小田急ロマンスカー 多摩川鉄橋を渡る

2010-07-05 | Weblog
この写真、いまどき珍しいグレーの旧塗装の小田急ロマンスカーが多摩川鉄橋を渡っているところです。一時絶滅のおそれがあったらしいが存続とかで鉄道ファンにはウンチクはつきないでしょうが、そうでない人には全部同じに見えるのでは

それにしても少々古い世代の人には、小田急ロマンスカーと言えばこのグレー主体の旧塗装というイメージが永遠のワンパターンの固定観念として染み込んでいて、黄緑色の山手線もオレンジ色の中央線もなくなった今では心強くも懐かしい限りでしょう

ただこうした小田急ロマンスカーのポリシーというか保守力、鉄道ファンにはたまらないかも知れませんが、沿線住民にとっては別にどこが違うのという程度では。それにあれだけ車両の種類が多いと維持管理にコストがかかって大変だろうと余計な心配をしたりしています

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多摩川で一番目立つねむの木

2010-07-04 | Weblog
当ブログのこの時期の恒例みたいなねむの木の話ですが、今日も先日に続き川崎市の北部の多摩川沿いのねむの木です

ねむの木は大体、雑木林の茂みで他の気に混じってひっそりと、というパターンが多いですが、この写真の木、分かれの一本杉みたいにただ一本で堂々と自己主張をしています

場所も多摩川の土手の上、高津区と多摩区の境にあって車道を見おろす位置でますます目立ちます

ということは多摩川沿いのねむの中では一番目立つ、と言いたいところですが交通の邪魔になるからか、車道側の枝がバッサリ切られているのが残念

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「どうなる?二子玉川」■5タワーマンション完成で気になるのは

2010-07-04 | Weblog
二子玉川の例の再開発エリアのタワーマンション「二子玉川ライズタワー」ですが、ここは5月に入居が始まりました。東急によれば平均8500万円の高価格なのに契約率は約9割、「順調」な売れ行きとのことです。まことに結構なことでご同慶の至りと言いたいところですが、残念ながら即日完売ではないし完売もしていない。9割成約という数字にしても地元ではいろいろ言われているみたいですが、まあ風評うわさの類の話はやめときます

ただはっきりしているのはこのタワーマンションも含め二子玉川再開発工事のまさに最中に例のリーマン・ショックが起きたことです。建設中のタワーを見てこの先大丈夫なの、リーマン・ショックの前みたいにバンバン売れるとでも思ってるの、と人事ながら心配した人も多いのでは。リーマンの前に一応区切りがついた武蔵小杉の再開発に比べ運が悪いというかドジというか…

それはさておきこうやってハコモノが一応完成しても、たとえば昔とまるで変わらない道路と電車じゃ混雑がさらに悪化するのでは、という具合にこの再開発エリアはこれからも問題を抱えている、というか問題がさらに増えそうです

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多摩川にもそろそろ夏雲

2010-07-02 | Weblog
梅雨時期ですがときには晴れ間がのぞき夏空も広がります。ところで多摩川で写真みたいな緑の草と夏雲気分を味わうには土手の上のサイクリングロードやグラウンドより、河川敷についている歩道を黙々と歩くのが一番でしょう。要するにまわりに茂った夏草が真夏のムードを出してくれる

ではそんな歩道はどこにあるかとなると、これだけ草が放任で伸び放題のはなぜか稲城・多摩市あたりに多いです。それとヘビの話は以前しましたが、こういう場所はヘビがいるし意外と風通しが悪くムッとする熱気なのでご注意を

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