一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『127時間』

2012-01-10 | キネマ
公式サイトでは「断崖に挟まれた一人の青年の究極の<決断>」をクローズアップしてますが、決断より「生き残る」という意思とそれを支えるものを描いた映画だと思います。
(同時に「実話から生まれた」と言っているので<決断>の中身自体は早めにわかってしまいますし)

なので、この映画はストーリーを追うのでなく、主人公の苦闘を共に味わうような見方がお勧めです。


監督は『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル。
ほとんど「一人芝居」の主演ジェームズ・フランコの熱演と大自然とそこに取り残された男のコントラストを生かした演出が光ります。
(彼の好みなのか『スラムドッグ$ミリオネア』以上に細かいカット割りや凝ったカメラワークが鼻につくところもありますが)


予告編は公式サイトより英語版原作の方が雰囲気を伝えていてオススメ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする