一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『生命保険のカラクリ』

2012-01-13 | 乱読日記

『ネットで生保を売ろう』を読んでいて、そういえばこの本が試行的にネットでダウンロードできたときにPCに落としておいたのを思い出して読んでみました。
(買わなくてすみません)

内容的には重複している部分も多いのですが、より生命保険の仕組みを詳しく説明していて役に立ちます。
読んだ後に自分の生命保険の保障内容を改めて見直しました。

初めて知ったのが、「終身保険」が終身ではなく、男性106歳、女性104歳という保険期間があること。
平均寿命は女性のほうが長いのに、保険期間は男性の方が長いのはちょっと不思議です。
ただ、自分の生命保険の約款を見てみたらそういう記述がないので、最近の基準なのでしょうか。
まあ、そこまで生きることはまずないでしょうから、あまり気にしても仕方がないのですが、万が一そこまで生きていた人が終身保険に入っていた場合、受取人にとっては微妙なことになりかねませんね。

たとえば子供や兄弟がなく(既に死亡していて)「老々介護」の状態になっている介護者(たとえば母親104歳で本人70歳)が、親の加入している終身保険の保険金で自ら介護施設に入ろうと計画していたりすると、けっこうつらいことになるかもしれません。


そんなこと意外で、入院補償特約とかけっこう無駄につけていることが発覚したので、今度見直そうかと思います。


コメント
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