日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

B型C型肝炎患者の救済早く~群馬の会などから要請受ける

2012年08月09日 | 社会保障

肝炎患者の救済へ尽力してほしいと8日、「B型C型肝炎救済群馬の会」などから日本共産党県議団に要請を受けました。
B型C型肝炎患者は全国に350万人(県内では2万2千5百人)いると推定されています。全国B型肝炎訴訟は原告団と国が基本合意してから1年がたちますが、カルテがないなど証拠不十分のため救済が受けられていないのが実情です。注射器の使い回しや輸血、血液製剤の投与などの医療行為による感染がほとんどで、国も責任を認めているにもかかわらず、被害回復が遅々としてすすんでいません。国が感染被害を償い、感染者が安心して治療を続けられるよう治療と生活を支える公的支援制度を確立することが求められています。
インターフェロンの治療には数十万円もかかることから、患者負担の軽減は待ったなしです。愛知県や新潟県、長野県ではウイルス肝炎患者に対する治療費を支給しています。一刻も早い救済を国に働きかけるとともに、群馬県政としても、県独自で医療費の補助に踏み切るべきです。