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『ディズニーヴィランズ タロット』、河出書房新社より、11月4日発売予定です。
ディズニーヴィランズ タロット
ミネルヴァ・シーゲル 著
鏡 リュウジ 監訳
上杉 隼人 訳
単行本 B6変形 ● 128ページ
ISBN:978-4-309-23117-4 ● Cコード:0076
発売日:2022.11.04(予定)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309231174/
あの石井ゆかりさんもインスタでご紹介くださいました!
https://www.instagram.com/p/CjjejWwvsEW/?hl=ja
ishiiyukari_inst
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河出書房新社さんからお送り頂きました!
「ヴィラン」は敵役、悪役という意味で、ディズニー映画にはたいてい、主人公とワンセットみたいな感じで登場しますね(最近の作品はどうか解らないのですが、、、)。
一般に、主人公、ヒーロー、ヒロインは、ストーリーの上で外部から目的を与えられることが多いように思います。話の序盤、自分自身が辛い目に遭っていたり、辛い目に遭っている人に同情したりするところから話が始まります。一方のヴィラン、悪役や敵役は、自分の内側に、あらかじめ目的をちゃんと抱いています。その目的は欲望だったり恨み妬みだったり、愛だったり、いろいろですが、とにかく自分の目的や望み、いやなことなどがはっきりしているのです。
ゆえに私には、悪役の方が「人としてちゃんとしている」ように感じられることがよくあります。主人公はたいてい、状況に翻弄されたり、ある種の刺激でカッとなったりして行動するのですが、悪役はけっこう、自分の中に確固たるものがちゃんとあるのです…それが悪いことであっても(!)。
もとい、物語の最初の段階ではストーリーに翻弄されるだけの主人公も、悪役との対決を重ねるうちにだんだんと、「確固たるもの」を獲得していきます。主人公の成長とストーリーの展開がうまく噛み合っている作品は非常に面白く、強いカタルシスを促します。良くも悪くも確固たるものを持った者と対決することによって、未熟な主人公がだんだん確固たるものを得てゆく。主人公が魅力的な、面白いお話ほど、ヴィランが強くなければならないのだなと思います。
新しいデッキを手にすると、まず一枚引きしてみたくなるものですが、今回私は、世界の正位置でした! このデッキは解説ブックレットがとてもわかりやすく、また、なんだかとても優しい気がします。ディズニーファンならずとも、オススメです!
#ディズニーヴィランズタロット
#タロット
#河出書房新社
#鏡リュウジ 先生監訳
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「このデッキは解説ブックレットがとてもわかりやすく、また、なんだかとても優しい気がします」
すっごくうれしいです
石井ゆかりさま、ありがとうございます!