ほら、大きな自然の中に包み込まれているような2人
何だかとっても自然です。
もんた、大はしゃぎで黄色いもみじから、赤いもみじへ、そしてオレンジ色のもみじへと、
次から次へと枝に飛び移ります。
下で見ていたかれはちゃん、もんたのように上手に木に上る事はできません。
あぁ、落ちてしまいそう・・・
それを見ていたもんた、優しく支えてあげました。
ねっ・これなら大丈夫。 僕が近くにいるからね。
ありがとう、もんたくん。ほら、一人でも座れたよ!!
(かれはちゃん、かわいい!!)もんたは思いました。
真っ赤な、真っ赤な、紅葉の中、小さな2人の恋の始まりでした。
まだまだ広い紅葉の森、
今日のもんたは違います。
かれはちゃん、坂道は疲れるよ・・・・って、人力車を引きました。