Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

コンクリートブロック塀は昭和46年から法律で定められていた。

2019年02月18日 | 建築、設計

今日、定期調査報告書の最終訂正にいってきたが、
なんとコンクリートブロック塀の規定は昭和46年
から法律で定められており、しかも今よりも厳し
かったようなのである。
 
控壁と言われる塀に直行した40cm(コンクリー
トブロック1つ分)の壁は今は3.4mごとに設けな
ければならないが、当時は3.2mだったらしい。
にも拘わらず、世の中では控壁のないコンクリート
ブロック塀がたくさん作られた。
 
昨年、事件が起きたのでコンクリートブロック塀は
かなり重要視されているが、そんな昔から法律で定
められていたのだ。
 
恥ずかしながらそんなに昔から法律で定められてい
るとは知らなかった。コンクリートブロック塀をつ
くった後で法律ができたと思っていたので既存不適
格としていたが、全て訂正させられた。
 
何回となく、事故が起きて問題視されていたコンク
リートブロック塀はきっちり法律で作り方を定めら
れていたが、カンタンで安くできることから多用さ
れ、軽く見られていて法律が守られていなかった。
 
厳密にいうと基礎部分などはしっかり作られていな
い塀も多いと思う、
 
コンクリートブロック塀以外にも、そんなモノはあ
りそうな気がする。。。
 


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