Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

コロナ禍でのGW

2021年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム

今年のGWもコロナで自粛になり。ゆっくりしようと思っていたのだが、身内に不幸があり、

バタバタしてしまった。まあ、GWだったので、時間はたっぷりあったから結果的には

よかったのだが。。。

 

以下にTwitterに載せたものをブログにも載せておきます。

 

末期癌の方が亡くなった。その人は病院に入院することを拒否して在宅で亡くなられた。

医師と看護師が往診でポイントごとに来てくれてたが、肝不全で口や鼻から血を吐き、

もがき苦しんだ。最後は安らかな顔で息をひきとった。だが、人生の最後を自宅で送れて

幸せだったと思う。人生最後の選択は正解だったと思う。

 

病院を出て在宅で療養すると聞いた時は、「えー、何かあった時はどうするの」と思ったが、

ボクには、どうしようもなく、家族が狼狽えたのは最後の1日だけで、それまでは楽しい最後の

人生を謳歌していたようにみえた。

 

多くの人が病院で死を迎えるが、それを拒否して家に帰るという選択は、それだけリスクが

増えるが、それ以上にいいことがたくさんあったと思う。人と違うことをするのは、

辛いこともあるが、幸せなこともたくさん味わえると思う。

やった人にしかわからないことなのである。

 

今日はお通夜で明日は告別式。人は亡くなった時にどんな人だったか、再認識することに

よって、わかることもある。知らなかったことを聞くことで、亡くなった後で、

その人の暖かさを深く知ることになる。ご冥福をお祈りいたします。

 

親友も在宅で父親を看取ったが、在宅で死をむかえる方が、本人にとってはいいのでは

ないかと思う。後悔しないという意味では、ケアが大変だが、本人は幸せだと思う。

在宅で亡くなることは、周りに死というものを突きつけて死について考えさせる機会にもなると思う。

 

以上でです。

 

そしてこの方は、コロナ禍で入院していたら会えなかった、たくさんの親族が毎日のように

自宅へ会いに来てくれたようです。それだけでも良かったと思います。

 

このTwitterに友人が返信をくれて、自分の母親も末期癌であったが、コロナで誰とも会えないので

最後は在宅を選択して自宅で亡くなったという。ほぼ、同じ時期でありました。。。


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