Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

かつて「全日本冷し中華愛好会」が存在していた。

2018年04月01日 | 日記・エッセイ・コラム

書きたいっと思ったことがあった。
麺類大好き人間として、日頃から思っている
ことを言い切って実践した事実があったと
いう、その事実について書いておかなければ
いけないと感じた。
 
10日ほど前の新聞に載っていた記事で
「全日本冷し中華愛好会」(略して「全冷中」)
のことを初めて知ったのである。
 
発足のキッカケは昭和50年1月の寒い時期、
ジャズピアニストの山下洋輔氏がマネージャーと
編集者の3人で行った東京の荻窪の蕎麦屋「長寿庵」
で冷やし中華を注文したところ、季節外れのために
断わられたことにある。
 
全く、納得したキッカケである。大きくうなずく
キッカケなのである。冬でも冷やし中華=冷麺を
食べたいのである。関西では「冷やし中華」は
「冷麺」のことを言うのである。キョウリ、
錦糸タマゴ、薄切りロースハムの細切り、そして
紅ショウガ。これだけは入っていないと納得でき
ないのである。(笑)
 
そして山下洋輔氏は言う、「なぜ、冷し中華は
冬に食えないのか!生ビールもアイスクリームも
食えるのに!この差別はなくさなければならない」
おぉ~、言われる通りで冬であってもいい、どの
季節であれ、食べることが出来て大いに結構、
大賛成なのである。
 
所説はあるが、冷やし中華発祥の店と言われる
仙台の店では真冬でも立派に「冷やし中華」を
食べられるのだ。そうなのだ、冬でも食べたい
ではないか、ハイボールと同じように冬でも食べ
ていいのではないか。
 
あの中華麺のツルっとした食感にシャキシャキの
キュウリの触感。そして全てを包み込むような
錦糸タマゴのふんわり感。そこに酸味を利かせた
トマトが忘れないでと主張してくる。
そしてもう一つ、忘れてはならないのは関西人が
愛すべき食材である、紅ショウガである。
紅しょうがは天ぷらにしても食するのも好まれて
いて、絶品なのである。
  
こんなにも美味しい食べ物はないのではないか、
と冷麺大好き人間としては思う。だが、しかし、
残念ながら、「全冷中」は数年で活動を終えた
ようである。
 
今は「平成全日本冷し中華愛好会」として活動
しているのであろうか。その内容は知らないので
わからない。
しかし、「冷やし中華」というのは日本発祥の
料理であり、その起源は昭和の初めごろという
ことである。日本人の食に対する工夫を感じる。
 


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2 コメント

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冷麺 (きさら)
2018-04-02 14:16:08
私も冷麺大好きですよ~
でも 冬には食べたいとは思いません。
おうどんもラーメンも好きだけれど
お蕎麦は あまり食べません。
ざるそばは 冷麺ですね(笑)
Re:冷麺 (Gen)
2018-04-03 07:33:05
ざるそばも関西では冬にあまり店に
でてないですね~。
ボクはどうも麺は細い方が好きなようです。
そして部屋を暖かくして食べる冷たい麺が
好きなようです。
コタツに冷麺、いい組み合わせです。(笑)

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