Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

耐震等級3はどうなん。

2019年02月26日 | ケンチク ウラ話

最近、性能評価の検査に行く機会が多いのであるが、
耐震等級3を取っている住宅をよくみる。耐震3とは
建築基準法で定められている基準の1.5倍の強さのあ
る住宅のことである。
 
が、しかし~ここに耐力壁いる?って感じで、どう
も数合わせで耐震等級3を所得していて、リフォー
ムなどライフスタイルのことを考えていないような
気がする。
 
必ず、ライフスタイルは変わるのであって、その変化
に対応しなければいけないのが住宅なのであるはず。
その住宅が対応できないような耐力壁を設定している
のであればおかしいのではないかと思う。
 
地震で被害にあうのは仕方ない。でも地震の方向性に
もよるのであろうが、ここに筋交がいるの?って感じ
です。数字的には正しいのだろうけど。
 
それよりも日常を楽しく面白く暮らすために割り切っ
た方がいいように思う。150年に一度の地震のために
あなたはどれだけライフスタイルを犠牲にしますか。
 
それよりも崩れない、命を保証してくれる程度の耐震
程度でいいのではないか。耐震等級3を取ってもどう
なるか保証はできません。どの規模の地震がくるか予
想できないからです。
 
そう思うと豊かな生活を営める住宅にすべきではない
だろうか。と思うのである。
 


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