「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

グループホームに異動 (1) -- ショートステイとグループホーム

2012年07月29日 20時15分28秒 | 介護帳
 
 いま勤務している施設には、

 ショートステイ, グループホーム, デイサービス, 訪問介護があり、

 僕はショートステイにいます。

 元々 グループホームが第一希望だったのですが、

 当初 ショートステイの人手が足りなかったため、

 ショートステイでの採用になったのです。

 でもやはり グループホームのほうへ行きたく、

 先立っても 異動の希望を 再度出していました。

 それが通って、 8月から グループホームに移ることになりました。  (^^)

 ショートステイというのは、

 数日ごとに利用者さんが変わるため (リピーターは非常に多いのですが)、

 なかなか 心の通った交わりができません。

 利用者さんは 基本的に “お客様” ですから、 食事も上げ膳据え膳だし、

 利用者さんは ただ座っているだけという時間が 随分あります。

 利用者さんと共に 何かをするということが少ないのです。

 それに対し、 グループホームは少人数で、 ずっと同じ顔ぶれですから、

 一人一人とも じっくり付き合えるでしょう。

 グループホームは 利用者さんの生活の場なので、

 利用者さんと一緒に 買い物に行ったり、 食事を作ったりする日常です。

 利用者さんができることは やってもらい、 更に できないこともできるように、

 利用者さんの 隠れている力を引き出すことが ケアの妙味です。

 またショートステイは、

 利用者さんの入所・ 退所の際の 荷物チェックなど (これが細かくて結構大変)、

 利用者さんと直接関わらない 機械的・ 事務的な仕事が多いです。

 グループホームは 家庭的な環境の中で、 心のケアができると思います。

(次の記事に続く)