蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

地域興し?ー私のこの1年ー(その1)

2010-01-12 00:45:10 | 田舎暮らし賛歌
 1月11日(月)曇り後薄日差す。

  このところブログの更新が間遠になってしまった。
その一番の要因は、昨年四月、10組120世帯ほどの地区の区長を引き受けたことだ。

  当初は何も知らなくて、年に何回か催される様々な地区の行事で挨拶をする役ぐらいに思っていたら、これがとんだ大間違いだった。
  市役所から辞令を4枚ほどもらった。行政区区長、公民館長、保険推進委員、地域環境委員と。その一つひとつで何を担う役職なのか研修がある。
  
  いざ始まってみたらそれぞれこまごまとした仕事が次々に舞い込んできた。
  先ず、先立つものはお金。区費の徴収。各種募金活動の取りまとめ。市の窓口への納金。
  10日おき、5の日には行政から宅配便で広報文書が小包でドサーッと配達される。これを、10組に仕分けして地区内1キロ四方ほどのエリア内の各組長さんの家に配達。ついでに自分の組の分についても、各戸配布のものと回覧文書に分けて、最初の順番の家に届ける。
 これで、2時間、どうかすると半日はすぐたってしまう。
 

 次に月、2回程度週末夜の組長会の開催。事前連絡。議事や連絡事項のレジメ作成。会議終了後の議事録作等々。

  そして何といっても、4月初旬の休日の地区挙げての鎮守様の境内でのお花見に始まって春夏秋と年3回もの地区対抗の球技大会。
  しかもそのたびに選手の事前練習日の会場準備から、試合当日の飲み物やお弁当の手配。
   全くいやはやである。

  このほか、春と秋には道作りと称して、各戸1人総出での地区内の道路の清掃、路肩の除草作業。その後の各組に分かれて組長さん宅の庭先でのお茶会。これで休日の半日がつぶれることとなる。

  それからまだある。はつらつシルバーの集いということで、65歳以上を対象にした呆け防止のための年4回、それにふさわしいテーマを決めての集会の開催。
  これとて、当日だけというわけにはいかない。事前の準備、連絡調整、事前案内、参加人数の把握。事後報告。社協への助成金申請。尤も、この65歳以上の中に私自身が入っているのだからお笑いである。

そして極め付きは、市から地域興し事業をやれば、10万円の助成金が出るというので、何かをやらなくてはということになった。
                              ―次回へ続く―

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