9月4日(月) 晴れ。日中暑し。
今日、夜9時のNHKニュースを見ていたら、秋田県警が「秋田小一殺害事件・米山豪憲君(9)」の捜査について、漸く畠山彩香ちゃんが死亡した事件についての初期捜査が甘かったことを認めた。だが、その捜査判断、指揮を誰が取り誰に責任があったとは明言しなかった。この期に及んでも往生際の悪いことである。
ここまで頑迷、姑息な石頭の県警トップを追い込んだのは、米山豪憲君のお父さんの執念ともいうべき地道な努力の結果ではないか。
秋田県警は、「当初から事件事故両睨みで聞き込み捜査もやってきた」と、主張するのに不信感をもった父親が、自分の足で250軒もの家を一軒一軒尋ねてまわり、捜査員が聞き込みになど一度も来ていない事実を、目の前に突きつけられて、渋々自白をよぎなくされたということである。
組織のトップが、自らの下した判断の責任をとろうともせず、さらにその上部機関もとらせようとしないところでは、こんな中途半端な言い訳発表をしたところで、売薬の風邪薬ほどの効き目もありそうにもあるまい。
ところで、この件についての秋田県民に代わってのお目付け役であるはずの秋田県公安員会の見解については、一向に目にも耳にもしないのだが、一体どうなっているのだろうか?
秋田県公安委員会は、ご老体(?)ばかりで、耳も遠く、眼もよく見えずで、“見ざる、聞かざる、言わざる”の日光東照宮は左甚五郎作の飾り欄間の三猿を決めておいでなのだろうか?
こんな事態にも何もしない三猿のような公安委員会など、何のための存在価値があるのだろうか?運転免許の公印なら黄楊の判子一個でじゅうぶんではないか。
と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?
ー追記ー
この件について、読売新聞は下記のように報じている。
『秋田の連続児童殺害、県警が初動捜査ミス認める
連続児童殺害事件の検証結果について答弁する杵淵・秋田県警本部長
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、県警の杵淵智行本部長は4日、無職畠山鈴香被告(33)(殺人罪などで起訴)が長女の彩香さん(当時9歳)を殺害した事件の捜査について、県議会教育公安委員会に報告し、「『事故の可能性が高い』と判断したが、もっと慎重にすべきで判断が甘かった」と初動でのミスを初めて認めた。
しかし、謝罪の言葉はなかった。これで、県警による捜査の検証は終了し、関係者の処分も行わない方針という。
県警は、彩香さんの遺体が見つかった翌日の4月11日に「事故の可能性が高い」と発表したが、そう判断した理由について、杵淵本部長は、司法解剖の結果と河原に滑ったような痕跡があったことを挙げた。(読売新聞) - 9月4日21時39分更新』
◆◆◆
これで、本部長閣下は、恙無く今後も出世の階段を粛々とお登りになるというわけである。おめでたい世の中のおめでたいお話の一駒である。
浮かばれないのは、殺された豪憲君の魂とご両親の無念である。
せめてもは、改めて、二人の幼い御霊のご冥福をお祈りいたします。
今日、夜9時のNHKニュースを見ていたら、秋田県警が「秋田小一殺害事件・米山豪憲君(9)」の捜査について、漸く畠山彩香ちゃんが死亡した事件についての初期捜査が甘かったことを認めた。だが、その捜査判断、指揮を誰が取り誰に責任があったとは明言しなかった。この期に及んでも往生際の悪いことである。
ここまで頑迷、姑息な石頭の県警トップを追い込んだのは、米山豪憲君のお父さんの執念ともいうべき地道な努力の結果ではないか。
秋田県警は、「当初から事件事故両睨みで聞き込み捜査もやってきた」と、主張するのに不信感をもった父親が、自分の足で250軒もの家を一軒一軒尋ねてまわり、捜査員が聞き込みになど一度も来ていない事実を、目の前に突きつけられて、渋々自白をよぎなくされたということである。
組織のトップが、自らの下した判断の責任をとろうともせず、さらにその上部機関もとらせようとしないところでは、こんな中途半端な言い訳発表をしたところで、売薬の風邪薬ほどの効き目もありそうにもあるまい。
ところで、この件についての秋田県民に代わってのお目付け役であるはずの秋田県公安員会の見解については、一向に目にも耳にもしないのだが、一体どうなっているのだろうか?
秋田県公安委員会は、ご老体(?)ばかりで、耳も遠く、眼もよく見えずで、“見ざる、聞かざる、言わざる”の日光東照宮は左甚五郎作の飾り欄間の三猿を決めておいでなのだろうか?
こんな事態にも何もしない三猿のような公安委員会など、何のための存在価値があるのだろうか?運転免許の公印なら黄楊の判子一個でじゅうぶんではないか。
と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?
ー追記ー
この件について、読売新聞は下記のように報じている。
『秋田の連続児童殺害、県警が初動捜査ミス認める
連続児童殺害事件の検証結果について答弁する杵淵・秋田県警本部長
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、県警の杵淵智行本部長は4日、無職畠山鈴香被告(33)(殺人罪などで起訴)が長女の彩香さん(当時9歳)を殺害した事件の捜査について、県議会教育公安委員会に報告し、「『事故の可能性が高い』と判断したが、もっと慎重にすべきで判断が甘かった」と初動でのミスを初めて認めた。
しかし、謝罪の言葉はなかった。これで、県警による捜査の検証は終了し、関係者の処分も行わない方針という。
県警は、彩香さんの遺体が見つかった翌日の4月11日に「事故の可能性が高い」と発表したが、そう判断した理由について、杵淵本部長は、司法解剖の結果と河原に滑ったような痕跡があったことを挙げた。(読売新聞) - 9月4日21時39分更新』
◆◆◆
これで、本部長閣下は、恙無く今後も出世の階段を粛々とお登りになるというわけである。おめでたい世の中のおめでたいお話の一駒である。
浮かばれないのは、殺された豪憲君の魂とご両親の無念である。
せめてもは、改めて、二人の幼い御霊のご冥福をお祈りいたします。
私も元公務員の端くれとして、退職前はどんなお仕事をと、聞かれても返事をするのが肩身のせまいような気がしてきます。
こんなことを言うと、またどこかの何方かに自分だけ聖人君子面するなと言われそうですが、人間は、身分、生活が保障されると、緊張感がなくなって堕落しがちのように思えますね。
話は飛びますが、江戸幕府が瓦解したのも、家禄によって先祖代々身分と生活が保障されたため、次第に覇気がなくなり、だめになっていったためではないでしょうか。
そんなことを考えてしまいます。
中国も、清朝末期、官吏の汚職腐敗が蔓延し国民の信頼を失い、共産党政権に取って代わられたようです。
その中国共産党のお役人もまた、汚職、職権乱用で国民の信頼を失いつつあります。
日本も、もって他山の石とすべきではと思います。
大きな事件に不慣れな県警で手順も何もわからなかったのかも知れませんね。警察犬10頭くらいに全て任せた方がマシ(言い方は悪いですが)だった?
判断が「甘かった」とは人の命を何と思っているのでしょう。
毎日毎日情けない《コウムイン》の事で国民は我慢の限界です。