富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

ただ今植え替え中(^。^;)

2006年06月28日 | その他
だいぶご無沙汰してしまいました。
こちらはおかげざまで良いお天気が続き
富貴蘭の生育は今が挽回の時です。

早くも花茎が伸びだしてしまったものも有りますが
それを横目にというかわき目も振らずに植え替えています。
そういえばパソコン開くのも久々という感じです。

残り80鉢。
なぜか難物だけが残ってしまいましたが
ようやく先が見えてきました。
ここまで長い道のりでしたが。

ここ何年か全部植え替えたことは無かったので
久々に棚が明るく感じ、なかなか気分の良いものです。

これが終われば花芽摘み、鉢換えとまだ作業はありますが
じっくりと手にとって見ながら楽しみたいものです。
その後は仔出しが待っていますし~
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羆・・・。

2006年06月19日 | 建国殿

あれから10日余り。
仔から待ちに待った次の葉が見え出しました。
いきなり紺覆輪白中透け
が通じたのか嬉しい限りです。
また良いほうに転んでしまいました。
こちらの仔もは順調。
大株立ち目指してがんばります。
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黒牡丹三兄弟・初夏~\^o^/

2006年06月16日 | 黒牡丹、金牡丹

季節は新緑眩しい初夏に入りましたが
黒牡丹はようやく根が伸びだしたところ。
やはり昨年の今頃と比べてもずいぶん遅れてしまいました。

仔のほうも昨年は大繁盛でしたが
出るべきところから全部出たという感じで今年はお休みでしょう。

仔が一人前になる数年後には更に大きな楽しみが待っていますので
当面、親木は子育てに専念してもらいます。

月笙の下の仔は天葉がユーレイ
後暗みの柄の筈ですから、モロ金牡丹ですね。
金牡丹はもう買う気が無いのですがくれるというなら話は別。
労せずして一本入手できました・・シメシメ。

上の勢いのあるはコート目最上。
これが一番楽しみです。
ルビーとは行かないまでもそれなりに冴えた色のです。


白縞柄行きはともかく
天葉白縞とその後暗み行く風情が魅力的です。
黒々としてボリューム感たっぷりの大きな木には
やはり大きな付いてくれます。

もし派手柄で出てくれれば白縞ですから白牡丹以上かも?
なんてひそかに妄想しています。


黄牡丹錦はまだ新根が下りず。
そろそろ今年は葉幅を引いて大きくなって欲しいと願っていたのですが
ちょっと小休止かも?
仔はやはり一つは青でもう一本はチョビ柄です。
黄色の花芽がいやでも目に留まり
透けるような花茎で伸び、赤みを差した花が咲くのかななんて
想像しているのですがここは想像だけで我慢です。
今の時期、黄縞というより山吹色に柄が染まり
これだけ見ても十分きれいかなと思っています。


おまけの黒牡丹。
柄が無い親木だけのうちは本物かな?と疑っていたのですが
仔にちょっと暗めの黄縞が出てきて胸をなでおろしました。
そういえば今年は根もきれいに伸びています。
交換会なんかで入手するとまず何年かかけて
本物かどうか見極めなければなりませんから
意外に厄介な品種かもしれません。
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展示会のお知らせ

2006年06月14日 | その他
昨日、今日と天気が良くて暖かく
幸い仕事もOFFでしたから植え替え三昧。

いつも後回しにして結局出来なかった株ばかりで
午前中、根捌き、午後から植え替えとかなり手間取りました。
三昧じゃなく修行といった感じ。
それでも、煙突植え+竹炭仕込みは4号鉢でも乾きが早く
水遣りが3,5号と同じペースで良いみたいです。
これで、水苔と根の痛みが少なければ
来年は半分ぐらいは植え替えをサボらせてもらいたいものです。

と、まだ終わらないうちから能天気なものですが
やはり棚にボロい株があるのは目障りなものです。
早く植え替えを終わらせてしまいたいのですが
まだ200鉢余り有り今月中に出来るかどうか
眺めるにはすっきりきれいな棚が一番です。

来月は関東の四国山草園、美咲園と毎週展示会が続きますね。
7月の15~17日はこちら、秋田富貴蘭会の展示会です。
いつも、上野と重なってしまいますが・・・。
お近くの方、遠くでもついでがある方、ぜひいらしてくださいませ。
場所はこちら。秋田自動車道、大曲インターを下りて直ぐです。
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八千代

2006年06月11日 | 建国の縞
一般的に言われているところの八千代の他に
建国殿、羆系の芸がありますが
この木は更に柄がグレードアップしたものです。

こんな感じでおとなしくしていますが
秋口から晩秋にかけて天葉が紺覆輪を残して白冴え冴え
その変貌振りは白柄の羆を彷彿とさせてくれさえします。
ただ、毎年というわけじゃないのが玉にキズ~。
その年の気候のぐあいに関係しているのでしょうか

それでも柄(頭)は隠しても根(お尻)は隠せないのか
こちらは毎年サーモンピンクで伸びてきます。
芸が抜けると泥根になり柄の良い所からはルビーで出ますから
やはり柄に連動してのことなのでしょう。

ところで先日の大会の折に業者さんから聞いたのですが
今の時代、売った木が生長して次の葉の柄が崩れて出たりすると
速攻、返品を食らうとか。
良くなれば自分のもの、悪けりゃ返品なんて
なんとすばらしいお客様を抱えているものだなあと感心しましたが
その伝でいけば、さしずめこの品種などは
返品の嵐に見舞われることでしょうね。
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2006年06月09日 | 建国殿

今日は雨ですが6月に入りようやく気候が安定して来ました。
寒い5月でしたから動き出しも遅れていましたが
これで弾みがついてくれるでしょう。

そんな思いで棚に足を運ぶたびに手にとって見るのがこの
たまに見る分には新鮮なのですが
その度にですからこんなに遅々としていたかなと思ってしまう生長振りです。

楽しみな仔は次の稚葉をちらりと覗かせていますが
相変わらずは入っているようないないような。

そういえばと下の仔が出た時の画像を見てみたら
やはり同じような雰囲気からスパッと中透けの本葉が出てくれましたっけ。
果たして2匹目のドジョウと相成りますかどうか?


まあ、仔が出る、柄が入るという
普通はどうということもない2ステップではありますが
入手時からその後にかけて全て完璧に良いほうに転び続けている木ですから
大盛り上がりも致し方ないといったところです。
ついでにその上の芽も仔であって欲しいのですが欲張りすぎでしょうね。
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萩宝扇

2006年06月08日 | 萩宝扇
この木は以前も紹介させていただきましたが
別の画像もありましたので再度。

交換会に出てきたからには
やはり評価してあげなくてはと
声を掛けてみたらそのまま自分が買う羽目に。
その頃はもう一鉢持っていましたので
いや、無駄使いだったかなとちょっぴり後悔したものです。

その気持ちが伝わったのか、環境が変わった為か
だんだん天葉が凝り始め、下葉というか上のほうまで落葉し
秋にはこの姿
これはもう枯れるかと半分諦めたものでした。

そして次の年。少しは持ちこたえましたが葉はまだ凝ったまま
天葉一枚に力が見えましたので持ち直しそうですが。

そしてまた次の年。力のある葉だけとなり
凝った短い葉は落ちています。

この姿で昨年咲きましたから
仔はしばらく無理かと思っていましたが
どういう訳かなんと三本も出てくれました。

こうなれば占めたもの。
根はたくさんありますからこれからは順調に育ってくれそうです。

葉繰りが良いため一作で印象がガラリと変わる面白い品種ですが
それにしてもハラハラさせられた数年間でした。

順調に育って株立ちになってくれれば
これほど目に入れても痛くないほどの佳草もないのですが
(でも痛そうですが
やはり気難しいところがありますから、まだ数も少ないのでしょう。
ちょっと緩めて仔を出させ
それから締めて姿良くするのがコツかもしれませんが・・。

いずれ増殖という点で業者さんにはうまみの少ない品種ですから
まだしばらくは趣味者の棚で温存されることになるのでしょうね。
そうだとすれば品種登録はまだまだ先の話になりそうです。
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紀州甲竜

2006年06月07日 | 青物
始めた頃からのお付き合いですからだいぶ年月が経ちました。
その頃はまだ甲竜葉を含んでいたのですが
その後、一枚も出なくなり、これだけの葉数でも甲竜葉ゼロです。

それでも開花時、この種独特のハラハラと垂れ下がる距は健在で
株一杯に咲かせてもうるささを感じさせないところは美点かなと思っています。

ところで今回のテーマは鉢。
今まではこの株を収める鉢が無く4号の素焼き鉢で間に合わせていたのですが
そうすると置き枠に入らず、なんとなく棚からはみ出してしまっていました。
そんな声が届いたのか愛楽園さんが4号のラッパ鉢を作ってくれたのです。

これは自分的には大ヒット商品。
使用している10個掛けの置き枠にすっぽり収まりますし
3,5号の鉢にギュウギュウ詰めに植えていたそこそこのでも(これは獅子甲竜
これだとゆとりを持って植えられます。

根が多くて植え替えの煩わしくなった株が甦りそうで嬉しい限りです。
また、その為に株分けせざるを得なかったものも再度合体。
鉢数も減りそうで何よりです。

そんなに使う機会も無いのではと思っていましたが
なかなかどうして、使いでタップリの4号ラッパ鉢でした。

ついでのもう一つのヒット商品がこの竹炭
長さといい、幅といいちょうど良い塩梅。
アンコの中に仕込む為にあるようなものです。
といってもこれは最近買ってみたものでまだ試用中。
使えば良くなる理由はいろいろ思いつきますので
今年の作の楽しみが増えました。

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若松

2006年06月06日 | 青物
不思議なものを見ました。
昨年の秋に中間の葉が黄ばんでしまいましたから
そのまま茶色くなって落ちるものと思っていた若松。
ところがふと気付いたら黄ばんだところに戻っています。

今まで見ていて何の違和感も無かったのですが
植え替えのときしげしげと眺めてそういえばと気付いた次第。

葉が黄化した原因がわからずちょっと心に引っかかっていたのですが
更に直った原因がわからず
理屈がわかれば何かの折に再現も出来るのですが・・・残念
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御城覆輪

2006年06月03日 | 覆輪
今にも枯れそうなハデハデ柄の御城覆輪でしたが
何とか生きのび、こんな小さな姿に生まれ変わりました。
それにしても丈夫な品種で普通ならとっくに枯れているはずなのに
持ちこたえるからたいしたものです。

柄といい、姿といいとても良い品種なのですが
丈夫で良く増えるのが難点ということなのでしょう。
(安いと言う意味で・・・)

この木も普通の御城覆輪の姿に戻るまでの何年かが楽しいひととき。
生長過程を見るブログネタにはうってつけです。
でも、なんだ御城かと皆さんは見てくれないかも
とりあえずお楽しみ中のラベルでも刺しておきますか。
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西鶴

2006年06月02日 | 西鶴
大会の交換会で入手した西鶴です。
前作者さんが丁寧に植えられていて
まだ水苔は新しかったのですが根もだいぶ伸びていることだし
自分の植え方にしてみようと水苔を外してみました。

新根が二本にそれぞれ二本と三本下りていて
仔を外そうと思えば外せましたがここが我慢のしどころ。
またそのまま植え込みました。
親木に付けていた方が生長は早いでしょうから。

西鶴は西出都の柄はそのままで月型の付けが波型に変わり
それに伴って葉姿も様変わりしたものです。

でも、どうもそれだけじゃなく木勢も変なのです。
というのもものすごく生長スピードが速く
秋田の棚でも年に三枚葉繰りします。
なんとも不思議なことですが(でも大歓迎
仔が出れば1,2作で分けられますから
あと10年ぐらいすれば普及品種になっているかもしれませんね。

そうはいっても青葉品種から柄が出ることは考えられても
このように従来の品種からの明確な付け変わりは想定外。
100年に一度出るか出ないかの慶事ですから
やはりそこは認めて大切にしなければと思っています。

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三剣

2006年06月01日 | 剣龍
ビギナーの方にもご覧頂いていると思いますのでちょっと解説。
縞物品種の貫雪から出た覆輪種が宝剣、伯青竜からは剣龍
貴母殿からは御剣とそれぞれ名前が変わり
共に天を仰ぐような逆反り、受け立ち葉となりますので剣の一字をもらい
三○○トリオならぬ三剣と呼ばれています。

一部の白縞品種は白柄と紺地の生長スピードの違いが大きい為
白柄の部分が紺地を引っ張ってこんな姿にしてしまいます。
縞で片柄に出たりするとそちらにひん曲がって
目も当てられない姿になるのですが
均等に両サイドに柄が入ってくれれば異型ながらスッキリした美形
ちょっとの違いが天地の差になって現れますから
せめて姿良く出来たときは思いっきり愛でたいと思います。

とも前回とそれほど変り映えしませんが
面白いと気付いたのがこの剣龍
なんと普通の姫葉で育っています。

姫葉の剣龍とはまたややこしいのですが
西出都のような三光中斑芸で固定した為なのか
それとも銀世界が平葉になるウチの棚のせいなのか
いずれ仔沢山なのでまた同じ芸の仔が出てくれればと

地味な柄が続いた後で白覆輪に出てくるのであれば
意外に育ちやすいかもしれません。
やはり抜けるような白さと深い紺地のコントラストはピカ一の品種ですから
何とか物にできればなあと思っています。

剣龍で縞から変わったばかり覆輪は不安定で痛むことも多く
三光中斑で固定するのは夢のまた夢。
新品種誕生の予感が~と一人盛り上がっているところです。
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中国羆と青竜の光

2006年06月01日 | 中斑
こんなに開花が遅れたことはなかったのですが
やはり5月は寒かったのかようやくほころび出した中国産の曙芸。
中国羆って呼ばれているようですが
この名前は本当の中斑柄が出た時の為にとっておきたい気がします。

一足早く花の香りを楽しめますといいたいところですが
今年はもう咲いている日本の風蘭もあるでしょうね。

こちらは葉の全体を黄緑色に染める青竜の光
初花が付いて中国産と知りました。
葉の色に連動してか花茎クリームピンク
なかなかきれいなものです。

中国風蘭ももう少し品種が出てくれれば
独特の姿で、また開花期も早いものですから
一つのジャンルのコレクションとして楽しめそうです。
(確か、光源氏というのはこっちのほうじゃなかったかな?)

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