富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

飛鳥

2007年07月28日 | 青物

出ましたね~、豊明殿の実生。
すでに儲けた人は別として
お持ちの方(私も含めて)、ご愁傷様です。
さぞ、がっくりと肩を落としていることでしょう。

なるほどこういうことだったのかと納得しましたが
ここ最近の豊明殿の動きはなかなか面白く
うまく立ち回った人、出遅れた人などいろいろで
悲哀こもごもといった感があります。

うまく立ち回ったつもりでも相手は損しているわけですから
それが自分に跳ね返ってくることは覚悟すべきでしょうが。

ところで、いったいいくら数があるのかちょっと興味のあるところですが
puuran2528さんも仰っているように数は無限といったところでしょう。
一般的にフラスコ内では驚くほど成長、増殖の早いものですから
フラスコの中で株分け、移植を繰り返せばいくらでも増やせるというものです。
どうせならホームセンターに出荷するほど増やしてほしいものです。

ということと全然関係ないのですが飛鳥にが出ました。
共に二本新根が下りています。
これを外せば矮化したまま育つのかどうか面白そうですが
ま、ややこしいことはしないほうが良さそうです。

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無銘紺縞

2007年07月28日 | 縞物

満開となりましたがその花や香りを堪能する暇もなく
もうほとんど切ってしまいました。
時間があるときにやらないと後処理が大変ですから・・・。
でも、切った花をそのまま捨てるのはもったいなく
ちゃっかりフウラン酒造ってみました。
飲めば香りがパァ~ッと口に広がりうまいのなんの
出来上がりが楽しみです。

ところで、花を切っている時思わず手を止めたのが上の画像。
以前、無名紺縞で紹介させていただいたものですが
葉芸物という先入観で一度も花を咲かせたことがなかったのだと思います。

それが今年は花芽摘みを忘れ満開状態。
良く見ると花茎についている小さな葉が花弁化しています。
それに気付く前に切った花も同様でした。
ウチョウランで菊葉と呼ばれている芸と同じですね。

花物品種として通用するとも思えませんが
自分好みの結構な珍品が舞い降りてくれました。
しかも大株で・・・

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羆~♪

2007年07月25日 | 建国殿

まずはこちらの羆。
から葉が一枚出ましたが
ようやく作が登り調子になって来ました。
柄もとりあえず親木は狂い無く
見ていて安心できるというものです。
一本残した子はユウレイ柄ですが
素直に伸びる根が新月殿とは違うところ。
外しても育ちそうですが・・・。


次はこちら・・・って言えるのが幸せです。
外した子は更に新根がたくさん出て順調そのもの。
これで花芽が付いてくれなければ・・・

親木のほうもから葉が一枚近く・・。
柄はちょっと紺覆輪細いかも
それでも、さすがでかい木から出る子はすぐに大きくなってくれるもので
もう外せそうな勢いです。
こっちにも花芽が付かないようお祈りしなくては


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萩宝扇

2007年07月25日 | 萩宝扇

一ヶ月で葉が一枚。
根も止まったようですし、今年はちょっと伸び悩みかも
それでも小さな子は順調に伸びていますし
新たなアタリも三つほど潜んでいるようです。
もう、増え癖が付いちゃってるんですね。
元気で何よりです。

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南州峰

2007年07月19日 | 青物

花が咲いたと以前の記事にありましたが
どうも本当に咲いたのかどうか記憶が定かではありません。


鎧通しなどこのタイプの花芽はこんな感じにちょっと伸びてしけってしまうのですが
何故か今回は延々と伸びています。
この先どうなるのでしょうか

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羆牡丹(^_^;)

2007年07月18日 | 羆覆輪


月刊誌「自然と野生ラン」を皆さんは見ていますでしょうか?
先月号もそうでしたが今月号も
本屋で立ち読みするにはもったいない記事が盛りだくさん。
この木の栽培にも役立ちそうです。

ということで羆牡丹
派手ながら少しは成長しているようです。
とりあえず子は外し寄せ植えしていますが一本は枯れました。
昨年は短いルビー根しか出なかった親木でしたが
今年は泥根が本。
更に子まで出てきてこれは盛り返すのか~
と、拡大してよく見たらどうもこの子ハデ柄みたい。
親木に紺地が戻るとか奇跡は・・・起きないでしょうね。

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かわゆい花

2007年07月17日 | 

折り良くかわゆい花が咲き
展示会でも大人気でした。

でも、こんな小さな木に花が7個。
う~む、来年は咲いてくれるかな~。
もちろん増えは期待できないですね。

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樹海の花

2007年07月17日 | 

展示会にちょうど、あの樹海が間に合ってくれました。
清楚純白花で、まさに森の妖精のようです。
画像と実物は別物。
手にとって見ることが出来ればやはりそれが一番です。
花物好きなら開花株一鉢くらいはぜひ持っていたいものですね。

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和泉牡丹

2007年07月12日 | 

入手出来た時も綺麗な柄だなと思いましたが
今はそれ以上。
姿はカッチリしていますし、軸の柄眩しいくらいです。

棚ではけっこう目立つこの品種が
普及価格になるのもまた良いことかもしれません。

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紅天狗

2007年07月11日 | 
展示会はもうすぐですが開花にはもう少し時間が掛かりそう。
Yukimakikazuさんにも宣伝していただきましてありがとうございます。

今のところ他の鉢も蕾はこの紅天狗くらいの状態です。
それにしても他の赤花はこれぐらいで距が白くなるのにこれはまだ赤いまま。
どれくらい赤く咲くのかちょっと楽しみです。

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建国殿縞

2007年07月11日 | 建国の縞

墨こそ流していませんが
また、今のところルビー根こそ出ていませんが
れっきとした建国殿です。

過去記事があったかなと探してみましたらこの木のその後の姿でした。

柄の性質が変わったとも思えないのですが
くっきりと極黄に冴え、しかも下葉の柄もあまり暗んでいません。
また、一本の子は半柄ですが
もう一本は親以上に良くなってくれています。
やはり系統が物を言っているのかも

ということで、先日の美咲園の展示会で
ちょうど居合わせたまっちゃんさんにそれとなく聞いてみました。
そしたら「ありゃ、イサム(136)だ」の一言。
な~る、道理で良くなるはずと思いました。
それにしても安く買えた木から上柄が出るのは無上の喜び。
得した~の一言です。

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水晶覆輪

2007年07月07日 | 紫水晶

ちょっと寂しくなった水晶覆輪
それもその筈、この子を外してみました。
気の進まないことをやるのはなものですが
うまい具合に外れてよかったです。
今日はこれを携えて某所へ・・・。
果たして置いてくる事になるのか
それとも持ち帰りできるのか・・・・。
ちょっとハラハラしています。
例え無くなっても次の子がすぐ大きくなってくれるでしょうが。

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建国殿変わり柄~♪

2007年07月06日 | 建国冠
各地で花会が盛んですが
こちらでも7月14日から16日まで
秋田県立農業科学館で富貴蘭の展示会を行います。
会員10人ほどの秋田富貴蘭会ですが展示品は見事・・・かも?
ぜひいらしてくださいといってもここを見てお見えになる方は居ないでしょうね。
自分も上野に行きたいのですが毎年重なってしまい残念無念です。

こちらはさっきまで天葉が真っ白で伸び
白牡丹や豊明殿より綺麗だったのですが
早くも葉元から紺が昇ってきました。

秋までには柄が跡形もなく消え
耳摺り覆輪だけになるのでしょうね。


ただ、この子だけは別の方向に進化しているようで、
このままので完成したら羆の上を行くかも。
なにしろ富貴蘭ではお初の転覆芸ですから。

早く独り立ちさせ、そしてそれを株立ちにと
夢は駆け巡ります。

それにしても入手してわずかに2作。
安くはなかったのですが
ここまで楽しませてくれるとはさすが建国殿、
面目躍如といったところです。

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建国殿深覆輪

2007年07月06日 | 建国宝

生育旺盛な季節に入ったのか
以前より柄が分かるようになってきました。
でも今年はルビー根が見当たらず残念です。

まあ、根の色は概ね葉の第三層に対応していて
そこに斑があると根にも斑が入ってルビーとなりますから
この三光中斑では出てもたまたまということなのでしょう。
たまたまと言えばこの子
いつかは真鶴芸が出るはずと確信してはいましたが
意外に早く出現するかもしれません。
この子は紺覆輪が崩れてきましたのでまだ完全ではありませんが
白柄が暗まずクッキリしていてかなり妖しい雰囲気はあります。

建国殿は一旦変化し出すと
それが更なる変化の導火線になることもしばしば(でもないか)で
いろいろ空想しながら見とれていると
ご飯を食べるのも忘れてしまうほどです。
ウ~ム、どんどん深みに嵌まっていきますね。

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羆錦

2007年07月04日 | 覆輪

元々が派手柄で系統が良くないためか
この株も全体的に派手方向に進んでいるようです。

ただ、昔の高価な頃と違ってお気楽な品種ですから
むしろ適度に柄の荒れているほうが見た目綺麗でお勧め。

今じゃ、こっちの系統のほうが貴重かも


そして元々の親木はもはや風前の灯。

長い間のお付き合いでしたがこの花でもう最後でしょう。

たくさん増えてくれましたし
ごくろうさまと精いっぱい愛でたいと思います。

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