富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

水晶覆輪の縞

2016年04月20日 | 水晶覆輪
こちらは桜が満開。
ようやく外界にも春が訪れました。
以前は今頃からせっせと植え替えをやっていたものですが
今はもう根が伸びすぎて手がつけられません。

しかし春とはいえ夜間は冷え込みますから
まだ石油ファンヒーターに火が入るようです。
弱く暖房していますが蘭舎内の二酸化炭素の濃度が上昇し生育には一石二鳥かも。







さて、水晶覆輪はあれから1年半。
もともと寄せ植えですから姿の良い株になるはずもなく
結局は1~2本立ちに分解しました。
いくらなんでも窮屈そうにしている縞を助けなければということもありますので。
その水晶覆輪から変わった縞は実質1作で1枚の葉繰り。
紺地のあるほうから見ると何となく行けそうな気はするものの







反対側は超ベッピン。







覆輪は完全に崩れていますからもう戻ることはないものの
早々に縞の仔が出てくれないと直に倒れてしまいそうです。
でも、純白縞の上柄はさぞきれいなことだろうと夢想だけはさせてもらっています。


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水晶覆輪

2014年10月01日 | 水晶覆輪
さて、早いもので10月です。
このところ良いお天気が続いています。
日が差し込みますので蘭舎の中は朝から30℃。
換気扇がフル回転です。
今年は寒さに当てる前に取り込んだためと、この温度でまた生育旺盛になってきました。
大丈夫かなとも思ったりしますが寒くなれば自然に生育は止まるのでしょう。
それまであとしばらくは葉繰りを楽しめそうです。




こちらの水晶覆輪はあれから2年と4ヶ月。
寄せ植えしていたそっくりそのままの姿で
増えない水晶覆輪のまさに面目躍如といったところです。
このままで育てていても株の格が上がるはずはありませんから
いくらなんでもそろそろ株分けしなくちゃかわいそう。






縞で出た仔は源平柄が続いていますが少し派手になった模様。
たぶん、生き残らないような気がします。
それはともかく、全体的には乱雑ですが一本一本は良い姿をしていますから
また一から出直すのもありかなと思っています。

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水晶覆輪

2014年09月30日 | 水晶覆輪




あれから1年と4ヶ月。
一作半といったところです。
2本の仔にそれぞれ1本づつ仔が当たり
この品種としてはまずまずの増えっぷりです。
長い下葉が落ちる2作後くらいが見頃かもしれません。






パイナップル芽で出た仔はさすがに勢い良いのですが
うじゃうじゃ仔が出る雰囲気ではなさそう。
早くも花芽付いてるし~






新根はたくさん出ましたが全部コケの中に突き刺さりました。
今までいろいろな植え方を試してきましたが全部何か違和感がありました。
しかしこれはどことなくしっくり来るものがあります。
中のピートモスはしばらく腐ることもなく根に悪さすることはありません。
3年ぐらい植え替えなくても良いのならゆっくりした気持ちで楽しめそう。
でも、中がどうなっているのか開けて見てみたい気持ちもあったりします。

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水晶覆輪

2013年06月07日 | 水晶覆輪



入棚してから2作ほど。
天葉の片側2枚が短くなってしまいました。
こちらは日作りですからどうしてもこうなってしまします。
でも、棚慣れした今年は新根が元気。






元気ついでにパイナップル芽までお出ましです。
そろそろ天葉も普通に伸びてくれるでしょう。
透明感のある白覆輪は気品があり、さすが古来の銘品です。
目印の星斑のおかげで品種を間違えることもないですし。
しかし古木になると星斑が出すぎて増えが極端に悪くなり
10年も素立ちのままなんていう痛い話も昔は良く聞かれたものでした。
何しろおいそれとは入手できない高級品種でしたからね~。

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水晶覆輪

2012年05月21日 | 水晶覆輪




あれから2作半。
その後、下根を傷めてバラバラにし別鉢で栽培。
良くなったので再度寄せ植えしました。
昔は憧れの高級品でしたが、まあ、しょうがありません。






縞で出た面白そうな仔は源平柄。
もう少し縞が小割れしてくれれば面白いのですが
これではちょっと見込みなしです。


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水晶覆輪

2009年09月17日 | 水晶覆輪



あの時の株は春に株分けしました。
その中の一鉢。
最後の画像の仔が付いた木です。
普通は真鶴芸になるのでしょうが
紺覆輪が崩れて縞だけに変わっています。
面白い変化ですがまだ荒い棒縞状ですから
縞で固定するにしても先の先の話でしょう。
でも、縞の上柄になってくれたら見事でしょうね。

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水晶覆輪

2008年11月22日 | 水晶覆輪



最近は花芽ばかりで
増やすには株分けしか手がないかと考えていましたがさにあらず。



この品種もこんな所から仔が出るんですね。
しかも2本も。

しばらくは株立ちのままで行けそうです。
これはおまじないが効いた口ですね。

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水晶覆輪

2008年06月02日 | 水晶覆輪



このまま株立ち作りを目指すのか
バラして仕切りなおしか微妙なところです。
気になるあの時の仔は健在
この仔が独り立ちしたときにまた考えましょう。

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水晶覆輪

2007年08月23日 | 水晶覆輪

だいぶ時間が経っているし
たまには写真でもと、手に取ってみたら
水苔の中から何やら青いものが・・・。
ドヒャ~これは即植え替えです。
天葉が真っ白でさぞ心細かったことと思いますが
ギリギリ間に合ったかも?

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水晶覆輪

2006年12月10日 | 水晶覆輪


二年前2本立ちで購入し
その後2本の仔とアタリ1本増えてくれました。
水晶覆輪にしては上々の増えっぷりです。
墨を流す木は滅多にありませんが
これはこれで気品があってとても魅力的な品種です。
思えばあの頃が一番の底値だったのかも?
今はその時の5割り増しくらいのお値段になっています。
従来の名品で安心感がありますし
元々数が少ないものですから(増殖も良くない)
ちょっと求める人が多くなると値段は上がってしまいます。

私も皆さんと同じで
値段が安くなったら買いたいという品種は色々あるのですが
それで買うともっと下がるし
待っていると逆に値上がりして手が届かなくなるしで
なんだか株と似たようなところがありますね。
でも風蘭は手元で増えたり枯れたりするところが違います。
コピーした株券は売れませんからね。
コメント (6)
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水晶覆輪

2005年04月07日 | 水晶覆輪
西出都や駿河、御城と同じパターンの覆輪ですが
この品種は白柄に透明感が有り、姿は気品に満ちて
やはり頭ひとつ抜け出ている感じはあります。
透かし星があるので品種の判別も容易ですね。

それにしてもなかなか仔が出ない。
昔作っていたのは10年近く素立ちのまま。
とうとう諦めて何かの下取りに出してしまいました。

画像は二度目の挑戦。
二作目でようやく仔が出てやれやれでした。
でも、その後はやっぱり仔が出ない。
仔から出た真鶴芸は育たないし
都合、5年育てて1本子が出ただけです。
それでも前作の長い葉はあと二枚残すのみ。
良い姿に生まれ変わりました。

こちらは昨年入手したもの。
交換会でまだ大丈夫だろうと声をかけてたら
なんと落ちちゃいました。
最近はこれも安くなりましたが、
それでもあんまり安く人に持っていかれると勿体無いですね。
仔付きが嬉しく、素直な姿で丁寧に育てられています。

ところで、水晶覆輪に芽変わりはあまり聞きませんが
ひとつあるとすれば
全体に紅墨をながし、特に覆輪と重なれば紅が冴えてとても綺麗です。

ある専門店で見かけ、まさか出してくれるとは思わなかったのですが
一応、声は掛けてみるもので高~く売ってくれました。
摺墨芸みたいなものですから更に仔出し悪く
もう増えないと思ったのでしょうね。
花芽の跡ばかりズラッと有りましたから。(半作後)

私の棚では葉が一段と短くなりしかも待ち望んだ仔まで出てくれました。
()
姿の完成が待ち遠しいものです。
コメント (6)
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