富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

鶺鴒

2010年10月31日 | 覆輪



明日から11月ですが蘭舎の中ではもう少し生育しそうです。
それでも、あれからどれくらい葉繰りしたのか見比べてみることにしました。
今のところ4枚とちょっと。
今年も5枚は出てくれそうです。
2年で10枚・・・。



空き家がたくさん出来そうです。
ユックリズムが取り柄の富貴蘭ですが
こんなキャラも面白いですね。




天葉の中に入り込んだ耳摺りの白縞が目を引きます。




右側の2本の仔は忽然と現れたようですが
後から取って付けたわけではありません。
この分だとあっという間に株立ちになりそう。

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大江丸縞

2010年10月30日 | 大江丸縞




あれから4ヶ月で葉繰りは2枚とちょっとです。
でも、今年も仔出しに恵まれず~。




おまけに仔の方にまで早くも花芽癖が付いています。




それでも、親木のほうは今のところ花芽1っこのみ。
後々の仔出しが期待できそうです。

仔は外してしまいたいのですがこの柄ですから微妙な所。
もしかしたら良い柄の仔が出るかもと淡い期待を寄せたりしています。
花芽を見るとユウレイ柄ではなさそうですから。

しかし、虻蜂取らずとはたぶんこのことを言うのでしょうね。




それにしても親木は相変わらず惚れ惚れするような柄です。

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大洞丸

2010年10月29日 | 大洞丸




今までは大江丸縞のついでに載せていましたが


今年1作で天葉両側が完全覆輪に生まれ変わりました~。



こうなるとさすがに綺麗なものですが
折れ傷が一箇所あって残念です。
いつ傷つけたのかさっぱり記憶にありません。

それはともかく、あの時以来3年ぶりに大洞丸のタイトルが復活です。
でも、覆輪が完成した途端、生育速度が落ちたような気がしないでもありません。
喜んでいいのか、悲しんだほうが良いのか。
入手してから4年、とりあえずまだしばらくは楽しめそうです。

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2010年10月28日 | 



あれから一作。
どうしようかと思うほど
伸び放題の根をお見せしたかったのですが
それに気が付いたのは植え替えした後でした。

今年も新たな仔の発生はなく
やっぱり株分けしなきゃと思いつつ根の多さに断念。
分けるとしたら春先、水をやる前の皺を引いた時期でしょう。
でも、その後の置き場が問題・・・とマイナス思考は私の悪い癖です。
せっかく良い系統に当たったのだからバンバン増やしたいとは思うのですが・・・。



この株の状態で更に仔が出てくれないかなぁ。
まあ、素立ちから11年でこれだけ増えてくれれば十分としたものですが。

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黒牡丹縞(E)

2010年10月27日 | 黒牡丹縞(E)




あれから2ヵ月。
葉繰りを良くしようとがんばりましたが
同じ数だけ下葉が落ちたのでは操業。
おまけに花芽も出まくりで次の仔出しの野望も費えました。
青の仔は別として親木の柄が現状維持なのは救いかも







一方、こちらの木ですが
植え替えようとミズゴケを外したら
中から白い仔が顔を覗かせました。



日に当てていたら紺を戻し、柄のある仔に変わって一安心。
春まで植え替えずにいたら枯らしてしまう所でした。

葉数はまだ寂しいもののだんだん木が太ってきましたので
そのうちこちらが主役の座に躍り出そうです。
予備のつもりで育てていましたが。

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黒牡丹縞(D)

2010年10月26日 | 黒牡丹縞(D)



あれから2ヵ月。
たくましく成長しています。



天葉は太縞に細かい紺縞が入り込み最上柄の様相です。
こんな風に変わるものなのですね。




仔も同じパターンを踏んでくれたら嬉しいことです。




それにしても花芽にまで柄がありました。
こんな所に運は使いたくないのですが~







そして久々に株分けをしてみた仔です。
根はに出たのがそのままですから十分です。
思えばこの仔が出てから3年経っていますが
2本仔付きで外れるくらいですから
黒牡丹としてはすさまじい生育振り。




柄のある花芽は目障りですが




こちらの仔はまずまずの上柄となりそう。





青の仔にも天葉に一筋の光明が~。
種木としてとっておけば良い柄の仔に恵まれそうです。







そういえば、地味~な柄の木から出た仔も順調です。
今の時期ということなのか柄はちょっと黄色っぽくなってきました。
相変わらず分からない品種です。


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黒牡丹縞(C)

2010年10月25日 | 黒牡丹縞(C)



あれから2ヵ月。





2本目の仔は見事に金牡丹。
今は黄味がかっていますが、これは春から夏にかけて純白で伸びる柄です。
果たして白金(プラチナ)牡丹的な柄を見ることが出来るのか
春が楽しみです。



でも、親木までお付き合いしなくてもいいのに~。

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黒牡丹縞(B)

2010年10月24日 | 黒牡丹縞(B)
(A)の次は(B)です。
また(E)までお付き合いくださいまし~。





あれから2ヵ月。
1枚弱の葉繰りですが親木は下葉2枚の葉落ち。
仔も1本どっかへ行っちゃいました。





葉落ちした後の葉柄を毟ったらどちらも空き家。
仔が期待できそうです。
でも、花芽は直ぐ大きくなるのにこっちはなかなか膨らんできませんね。




なぜか親木の天葉にも柄が入り始めました。

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黒牡丹縞(A)

2010年10月23日 | 黒牡丹縞(A)



あれから1枚弱の葉繰りです。
下葉の落ちるのが早いので姿は変わりませんが
墨の多い木は油断がなりませんから
現状維持なら御の字としたものです。




仔は暗みそうで暗まない絶妙の柄です。
植え替えついでに外しかけましたが
果たしてちゃんと独り立ちできるのかと一瞬手が止まり
そのまま植え込みました。
親の脛をかじっている間はとりあえずしっかり生育しています。




ほとんど青だと思っていた下の仔にも柄が現れ
さすがこの黒牡丹は捨てるところがありません。
コメント (2)
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金牡丹

2010年10月22日 | 金牡丹



あれから2ヶ月余り。
親木は半分ほど天葉が成長していますが


仔のほうの動きはほんのちょっぴりです。
派手すぎる為なのかとも考えてしまいます。

昔こんなのを枯らした記憶がよみがえり
悪い悪寒・・・もとい予感が~
でも稚葉を見ると少しずつ暗んでいるようですし
まあ、きれいに越したことはありません。

今年伸びた仔ですから
一冬越してくれればまずは一安心といった所ですが。

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墨光

2010年10月18日 | その他の芸
8月末から続けてきた植え替えがようやく終了しました。
この間、休みの日はどこへも出歩きませんでしたから
思えばエコな生活です。
でも、植え替えをしていると心は過去、現在、未来と
瞬時に飛び回ることが出来ますので
贅沢な旅をしていたことになります。
暑さに負けない棚環境にしているせいもありますが
全般に根の出来が良かったのも嬉しいことで
これが来年の作にも繋がってくれるはずです。






と、言いつつお出まししたのは墨光。
ようやく拾い出すことが出来ました。
あれからもう少し生育しても良いはずなのですが
株の中に埋もれていたせいかほとんど姿は変わらずです。
墨が多いせいということもありそうですが
とりあえず縞の入ったのはこれしかありませんから
今後、枯らさないことが大目標となります。

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宝覆輪

2010年10月11日 | 宝覆輪



あれからほぼ一作。
木勢よく、葉繰りも抜群のようです。
下積み(半柄)時代が長く続き、出る仔は青とユウレイばかり。
時にはくじけそうになることもありましたが
良くここまで頑張ったものと思います。
今では凛とした葉姿で棚の中でも良く目立ち完全復活です。
宝覆輪じゃないような葉姿ですがとりあえず柄は合っています。





親木の柄が仔にも伝わったのか二本の仔も良柄。




なぜか花芽が止まらずに伸び出したので摘みましたが
それ以外は空き家もたっぷりで今後の仔出しも楽しみです。
今後も長~~く付き合っていける一鉢でしょう。

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駿河覆輪

2010年10月10日 | 覆輪



いつでも買えるような品種ほどなかなか良い出会いはないものです。
探していた駿河覆輪でしたが
昨年ようやく上等な株立ちに巡り合うことができました。
手放してからの時間が長かった懐かしい品種です。




前作者の余力もあってのことでしょうが
一作してみてこんなにバリバリ出来るとは思いもよりませんでした。




ミズゴケだけ外し、芯の木炭はそのまま再利用です。
そして植え込み、一番上の画像に戻ります。

以前からイメージしていたこの木の性質とはずいぶん違いますが
それも少しは腕が上がったおかげかとこちらもうれしい発見です
やっぱ、昔は作が下手だったのですね。



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大江丸縞

2010年10月09日 | 大江丸縞



これも春の入手品です。
(何にもないと思ったけど少しは入れていますね)





こちらは入手時の姿です。
日照を抑え目にして大切に育てられたのか花芽跡がほとんどありませんでした。
葉数が多い程、光合成でたくさんの養分が蓄えられますから
その力でたくさんの根が出て、次に根の力で
仔がてんこ盛りに出てくれるはずと踏んでいました。




そして、その通りになってくれました。
しかもすべての仔に柄があります。





親木はほぼ青っぽいのにと不思議に思っていましたが
日作りしたら全葉にあるのかないのか分からない位の細縞が
まんべんなく浮き上がってきました。




でも上から見たらやっぱりほとんど青ですね。

上柄からは派手仔が多く出ますが、
こんな柄の木からは上柄の仔がたくさん取れるということで、
昔、最上柄より高く評価されていた時代もあったことを思い出しました。

でも、そんな金の卵を産むニワトリを持ち合わせたことはついぞ無く
半信半疑でしたが、このことを言うのかとようやく納得した次第です。
ヤフオクの画像を見て青じゃないの~とか思いつつでしたが
買ってみなきゃ分からないことってあるものです。

でも最近のは落札したらガチョ~~ンとなることが多そうで。
(建国殿とか~、黒牡丹とか~~)

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富士覆輪

2010年10月08日 | 富士覆輪
今日も良いお天気でした。
蘭舎で植え替えをしていましたが
午後になり室温が下がっても換気扇が止まらないことに気付きました。
見てみるとサーモの動作が不安定。
そういえば30数年使い続けています。
さすがはナショナル製、良く持ち堪えました。
それにしても、真冬の故障じゃなくて良かったと胸を撫で下ろしています。



ところで、こちらは今年春の入手品、新品です。
柄は下葉に縞が残っているものの上で覆輪が完成しています。
姿はちょっと緩めでお世辞にも良いとは言えませんが
こんな木はお値段が安め、たくさん仔が出る、しかもすぐに出ると
当棚ではウマウマに早変わり~。
で、予定通りとなりましたがハデ仔四姉妹は想定外。




まあ、一代変わりはこんなものとも言えますが
なかなか思惑通りにはいかないものです。

これで仔吹きラッシュは終了、
あとは花芽予定位置からの仔期待でお茶を濁すしかなさそうです。

以前、NHKの爆笑問題ニッポンの教養で明石さんが
レディがNOと言ったらそれはたぶんという意味、たぶんと言ったらOK、
OKと言ったら彼女はレディとはいえないなんてお話をされていました。
柄が全部揃ったらそれは富士覆輪じゃないのでしょう。
富士覆輪はレディですね~。(何のこっちゃ)
しかも透き通るような肌の秋田美人・・・なんて

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