富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

慶賀

2021年08月22日 | 慶賀


あれから1年と3ヶ月。






最上柄から青の仔2本でしたがさすがに3本目は柄の仔が出てくれました。









それにしても夏場に蘭舎の温度を下げてくれるミストですが
やりすぎると1作半くらいでもこんな風になってしまいます。
その反省を踏まえて今年はやりすぎないよう心掛けています。











とりあえず見苦しいので植え替え。
ついでに青の仔も外しました。
最上柄からは程遠くなってしまいましたがちょっとはスッキリしたかも。









こちらの木は仔でとりあえず最上柄を維持。







下の仔は天葉でちょっと太い紺地が出てしまいましたが







上の仔は固定しないまでも覆輪のイメトレぐらいはできそう。

こんな感じで同じ木での柄の維持は困難ですが
それでも最上柄は時折手に取って眺めたいので極力維持していきたいものです。

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慶賀

2020年05月10日 | 慶賀




あれから1年と8ヵ月。
青の仔はずいぶん大きく成長しています。
この調子ですと親木も青まっしぐらになりそうなものですが







なんと天葉は往年の最上柄に柄を戻しています。










一方こちらの親木の天葉は青勝ち。
往年の芸が色褪せつつあります。








それでも最上柄の仔を育ててくれていると思えば腹も立ちません。
それにしても浮き沈みの激しい本種ではあります。

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慶賀

2018年09月26日 | 慶賀




あれから4ヵ月。
夏の植え替えの際、どうせ元は分かれていますので2鉢にしてみました。
それが刺激となったのか仔が出たまでは良いのですが






2本の仔は真っ青。
こちらも真っ青になりそう。
思わず返品だ~とか騒ぎ立てそうになりましたが
どこに返品したらよいのやら。

親木は超最上柄なのにこんなことってあるんですね。
おまけに花芽は真っ白ときています。

思い起こせば8年前、(下の木です。)この木が生まれた時と全くの逆パターン。
世の中、辻褄が合うように出来ているものです。











片割れのほうは徐々に並柄に戻りつつありますが








仔は最上を維持していますから今度はこっちを大事にするんでしょうね。
そういえばこちらは青い花芽が二つ。
慶賀はほぼ偶然で成り立っているようです。


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慶賀

2018年05月13日 | 慶賀




あれから8ヵ月。
何故か2本立ちになっています。






1本は最上柄に戻りつつありますがもう1本は相変わらずの超最上柄。
まぶしいほどの白柄です。









ただ、根も今年は白根しか出ていませんから柄的にはこれぐらいが限界なのかも。
これ以上紺地が少ないと生活力に係わってきますので。












こちらはあれから2年半。
2本目の木です。
親木はやはり柄が無くなりつつありますが











3本の仔は上柄を維持しています。
青の親木に育ててもらうと柄はこのままで
勢い良く育つのは上の木で経験済みです。

本当はこんな柄でも大満足のはずですが
上の木の柄を見ちゃうとイマイチに思えてしまうのはちょっと贅沢かも。

でも、上柄の仔から更に最上柄の仔が生まれる可能性もありますから
気を引き締めて作にいそしみたいと思っています。

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慶賀

2017年09月12日 | 慶賀



あれから11ヵ月。
他の縞物なら派手過ぎて敬遠されるほどの柄が慶賀の本分なのですが
それが長く維持できない性質も持ち合わせています。








そして遅ればせながらその時がやってきました。
ここから一気に青くなってくれなければ良いのですが・・・。






https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7f/fc6e9158c9850b3e749b780631295304.jpg?random=d7ec14074d394cece6a4ac33703fd60b

それでも木勢が付いたのか最上柄の仔が3本付きました。
仔が窮屈そうで株分けしてみたいのですが
やれば更に紺地が増えちゃう気がしますし
このままそっとしておいたほうが良いのでしょうけど
ちょっとお悩み中です。

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慶賀

2016年10月08日 | 慶賀




あれから1ヶ月。
作業が面倒なのはわかっていますので今までそのままにしていましたが
株分け後の姿を思い描きテンションを高めてようやく敢行しました。

バックの青は借景とか言ってお茶を濁してきましたが
最上柄オンリーになればやっぱりイイ感じです。

窮屈そうにしていた中の仔にも
日が当たり風が通りすくすく生育してくれそうです。
ただ木勢が良くなりすぎて紺地が多くならないでもらいたいものです。

外れたのはまずまずの柄とそこそこの柄と青になった元親の3鉢。
また鉢数が増えてしまいました。
コメント (4)
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慶賀

2016年09月03日 | 慶賀




あれから半年。
4本の最上柄の仔は紺地が増えそうでまた最上柄が復活と
良くぞこの柄を維持しているものです。

長らく柄抜けになってしまった親木に支えられてきましたが
花芽ばかり付くようになりましたので
もう独り立ちさせる時期なのでしょう。

最上柄2本立ちが2鉢できることになりますが
この柄ならそれでも十分に存在感はありそう。

思えば奇跡的にこの柄の仔が2本揃って出たのが7年前
下の画像の木からです。

その後他も含めてどれからもこんな柄は出ませんでしたからやっぱり奇跡的。
とはいえ外したとたん紺地が増えだして地味になる予感がしないでもありません。

そんな感じなので奮発して最上柄を入手するのはどうかとも思いますが
それでもこの美しい柄を手元で眺めるには
長い時間と幾多の偶然が必要ですからやっぱり微妙なところですか。

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慶賀

2016年03月22日 | 慶賀



あれから1作。
派手木のほうでも葉繰りは2枚程でした。
2年植え替えずにいましたが鉢の中の根はまだ大丈夫そうです。
とはいっても鉢底や鉢の淵から根がわんさか出ていて
撮影のため台に置くことや手に持つことすら困難になりつつありました。
で、新根を鉢の中に収めつつ植え替え。






派手木4本を外してみようかとも思いましたが
青になった親木に支えられて元気一杯なのでもう少し様子見です。







親木に柄が無くなったとはいえ株の後ろのほうから
上柄の仔が窮屈そうに出ています。
ちょっともったいないのですがまあしょうがありません。







寄せ植えしたわけでもないのに派手木4本仲良く育つ様子が好ましく
これからまた手にとって眺める日が多くなることでしょう。

でもホントは株分けしなきゃ今後もしばらく4本のままで
新たな仔は出ないんでしょうけどね。

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慶賀

2015年11月03日 | 慶賀





あれから3作。
柄が崩れてきましたので今年の春に株分けしました。
よって、姿はイマイチです。
ただ、この木の柄性は良さそう。
下葉は片寄った太縞なのに上に行くほど最上柄。
仔も最上柄で慶賀としては珍しいパターンかも。









こちらの親木は上柄でしたが天葉で青に近くなってしまいました。







2本の仔は今のところ良い柄ですが
親木のパターンが乗り移るのか気掛かりなところです。








こちらはほぼ柄抜けの株から最上柄が1本出ています。
こんなこともあるのですね。






この木は運を味方に付け発展して行きそう。

といった具合に3者3様ではありますが
元々は1本の木から増えたもの。

系統とか言いようは種々ですがアテには出来ない例えです。
なんて言ったら身も蓋もない話ではありますが。


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慶賀

2014年12月07日 | 慶賀





あれから一作。
長らく木炭植えにしていましたが今年はそれを変えてピートモス。
それまでは葉繰り1枚半でしたが今回は2枚出ました。
やはり水と栄養状態の改善があったということで木は正直です。

問題は柄で、栄養状態が良いと紺地が増えてしまうことを心配しましたが
今のところ上柄を維持しているようです。
糊を引いたような紺縞や松葉程度だけなら安心ですが
濃い紺縞がベタに入ってくるとちょっぴり危険信号。
いきなりその紺地の面積が増えてきたりします。
この仔達はその兆候は少し見えますが今のところまだ軽微です。

しかしこれを親木から外してしまうと一旦木勢が衰え
これではならじと紺地が増してくることは今までしばしばあったります。
ここらへんが慶賀とのお付き合いの難しいところで
早い話、あまりいじらずそ~っとしておくに限ります。

親木のほうはというととうとう縞が抜けて無地になってしまいました。
昔はきれいな覆輪柄だったのに~~。
ただこの親木を借景と考えてみれば
青をバックに白柄の仔がより引き立って美しく見えるという寸法です。
やはりユーレイみたいな柄ばっかりだったら植物として違和感ありますし~~
そうして親木の脛をかじりながらこの柄を維持しつつ
のんびりと箱入り娘のように育ってくれることでしょう。

コメント (2)
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慶賀

2014年02月03日 | 慶賀
お正月に出そうと思っていた慶賀ですが
早くも2月になってしまいました。
皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと思います。
こちらでは1月は大雪で大変なことになってたものの
ここ10日程は大荒れの日がなく雪もだいぶ沈んできました。
明日からまた寒波がやってくるとのことですが三寒四温は春の兆し。
あと2,3回くらい寒波をやり過ごしたら水遣りを開始し
蘭舎の温度も少し上げて植え替え開始となるのでしょう。






さて、慶賀ですがあれから1作。
2鉢目の画像の株です。
相変わらず、株分けも植え替えもせずに育てています。








最上柄の仔の両方から1本ずつ仔が出ていて
どちらも松葉を散らした最上柄で育ちそう。






こちら側の木は上柄っぽいところもありますがちょっと微妙なところです。






親木はというと早くも細縞1本、今年は柄抜けになるのかも。
それにしても昔は最上柄だったのに~。
でもだんだん地味になるのは慶賀ではままあることです。
まあ、逆に派手すぎる素立ちでも生育は困難ですから
ここは柄抜けの親木にじっくりと育ててもらいましょう。


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慶賀

2013年01月01日 | 慶賀








新年、明けましておめでとうございます。
今年も細々と更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
新年ということで慶賀はあれから1年。
この植え方ではしょうがないのですが葉繰りは2枚弱です。
ただ、今までは木勢を良くしよう、仔出しを良くしようと工夫してきて
肝心の柄でお粗末さまでしたとなることがしばしば。
しかしこの株は昨年以上に柄が上向いてきています。
あまり木勢を付けさせない方が良いのかもしれません。












こちらの株も上柄を堅持。
半柄のような木も徐々に上柄に移行してきました。





ただ、地味柄方向に向かっている親木は現状維持。
ここまでなると派手柄に向かうのは至難の業のようです。
というか、ここからあっという間に柄抜けになるのが今までのパターンでしたが・・・。




木炭に苔が生え今年も鉢環境はご機嫌かも。






もう一つお付き合い。
柄の良くないのを別鉢にしていますが晩秋から花茎が伸び開花中です。
昨年は時期外れに花芽の動き出しが散見されました。
見つけると詰んでしまうのですがこれは柄の無い木ですからそのままに・・・。
お正月に花の観賞もなかなかおつなものです。

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慶賀

2012年01月11日 | 慶賀
遅ればせながら新年、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は年末寒波でどうなることかと思いましたが
年が明けてからは1年前を思えば穏やかな日が多く、やれやれといった感じです。
それでもやはり冬ということで蘭舎内では2℃から7℃くらいをキープ。
お天気が良い日でもそれほど温度は上がりません。
霧吹きさえ出来ないことが前提になっていますので
攪拌扇は最小限にして温度もいつもより低めにして乾燥を防ぎ
皺が酷くなるのを遅らせようと考えています。
そしてこの状態で2月半ばまで維持し、
それから水やり、植え替えを始めようかと思っています。











慶賀はあれから1年。
昨年の画像は木炭をアンコにしてミズゴケを巻いていましたが
ミズゴケで巻くのも止めて木炭と竹炭だけで1作しました。






慶賀というと最初は最上柄でもだんだん柄が残念になってしまうものですが
これは何とか柄が維持できていて







しかもほとんど柄のない木から最上柄の仔まで出ています。









一方、こちらの木。
親木は下葉は上柄でしたが上で半柄状になってしまいました。







仔もその運命をたどるのかと思いきや、まだ最上を維持しています。







しかも、もう1本の仔も天葉で最上柄に進化しています。
思うにこれや白牡丹など木勢が付くと柄は青がちになりやすいものですが
意識して木勢を落とすのはなかなか難しいものがあります。
でも、この植え込みなら普通に水や液肥を与えても
いつも不足気味の状態になっていますから好都合。
葉繰りや仔出しの勢いは若干鈍りますが長くきれいな柄を楽しめそうです。


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慶賀

2011年01月01日 | 慶賀
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしく願いします。
私事ながら最近、5年ぶりに単身赴任状態が解消され
自宅から通えるようになりました。
その分自分の時間がたくさん増えましたので
今年は身の回りの整理整頓に時間を費やしたいと思っています。





さて今年もお正月ですからやっぱり慶賀です。
あれから一作。
柄の消長のめまぐるしい品種ですが


今のところそれなりの柄はそれなりに、上柄は上柄で現状維持のようです。





嬉しいことに最悪の柄の木から最上柄の仔が出てくれました。
株分けして誰かにあげていたらぐやじい思いをするところでした。







こちらの木も仔は最上柄を継続中です。
こんな仔を足がかりに
上柄の3本立ちくらいの株に育て上げてみたいものです。





次の花芽は昨年と同じように青かったりしてますので
やはりこれは運の良かった仔のようです。
今年もこんなのにあやかりたいものです。
コメント (6)
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慶賀

2010年04月26日 | 慶賀




あれからちょっと嬉しいことが・・・。



親木の上のほうについていた仔の
次の葉が真っ白の柄で出てきました。
青と柄とのせめぎあいですが
でも、慶賀のことですから結局は青に軍配が上がりそう
と、予想しておきます。





こちらは相変わらず上柄な仔で生長中です。
でも、いつまで続くのか~

昔と違って本物の慶賀もお安くなりましたから
上柄を常に楽しむには予備があれば安心ですね。

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