富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

黒牡丹三兄弟みたび~

2005年10月12日 | 黒牡丹、金牡丹
昨日も今日も快晴。
まだ生長は続いていますが
こちらでは下旬には止まってしまいますので
黒牡丹関連は今年最後の成長記録です。


まずは月笙の縞の仔。
から初夏を経て、そしてへと姿が様変わりしました。
気合の入っている木はなんか生育も違うような気がします

それはここにも現れ今年出た仔はなんと四本!
全部潰れずに育ってくれたのは
昨年根が良く出来たおかげかと思っています。

半分真鶴状態の仔とちょっと地味
どちらもこの品種としては上々でこれは楽しめそうです。

その上の仔は今のところ青。
やはり青だと生育が良く下の仔をもう追い越しています。

花芽予定地から出た今年の仔にも細かく縞が入っていて
これが一番良くなるかもしれません。

花芽にもなにやら柄がありそう。
でもまあ、四本仔が付いたのでここは余裕です

親木は金牡丹柄ですから当然ですが
白に近い柄で出て黄色になり
そして徐々に暗んでいく様がたまらないですね。
紺縞を伴っているほうがやはり丈夫で美しいものです。


次は白縞。
この木は月笙と違ってが黄色くならず
白縞に徐々にが乗って暗んでいくようです。
白縞に映える紅隈の鮮やかさが美点となっています。
全体のアントシアニンも見苦しくなく程よく出た感じです。

こちらも順調に仔が三本
うむうむ、良く増えてくれたものです。
下の二本も上の仔も目立ちませんがそこそこ柄がある感じ。
親木になってから柄が良く爆ぜるのかどうか観察の楽しみが増えました。
でも、鮮やかな柄の仔もほしいものです。

花芽は柄抜けのような感じでまずはホッとしていましたが、
その上に葉になにやら隙間が・・・。
ということで覗いてみたらピンク色の芽がありました
これも花芽なのでしょうね。


黄牡丹錦は黄縞で出て暗まない柄のタイプの黒牡丹です。
それでも下葉の柄は鮮やかさがなくなっていますので
少しずつは暗んでいっているのかもしれません。

まあ、これだけだったら他の縞物のほうがよっぽどマシなのですが
そこはそれ、金牡丹一族ですからルビー根やアントシアニン
また、ここから更にどんな変化を見せてくれるかなど
やはり期待度が段違いですね。
裏側にも細縞が出てきて徐々に良い柄行きになりそうです。

こちらは仔が二本。
親の柄と違ってずいぶん地味な仔です。
下の仔は今の所、柄ヌケのような感じ。
(稚葉にちょっと入っているかも?)
上の仔には柄の雰囲気はあるようです。

でも最大の見所はこの花芽
柄の仔が出る可能性は十分あるんだななんて強がり言ってますが
それにしても悔しいですね。
仔と花芽の順番が逆だったら良かったのに・・・
コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 建国殿縞 | トップ | 富貴殿と満月 »
最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
羨ましい~(^O^) (ルビー)
2005-10-12 20:17:00
こんばんは

私、普通の金牡丹一鉢に焦ってます。

子が出るどころか数えたら葉の枚数が去年より少ない

この金牡丹で寂し~い秋になりそうです。

でも変なのは見せない
返信する
万葉冠 (紀伊)
2005-10-13 07:24:32
おはようございます。

我が家の万葉冠もずいぶん葉の長さが短くなり

小さくなっていて、作り方に問題有りでしょうが。
返信する
金牡丹 (風蘭三昧)
2005-10-13 09:59:29
どうもです。

ルビーさんのは仔沢山の木ばかりと思っていたのですが

たまには懐かないのもあるんですね。



紀伊さん、TBありがとうございます。

すごい柄の木ですね。

下葉黄色くなって枯れそうなイメージの万葉冠とは

印象がだいぶ違う感じです。
返信する
金牡丹 (Kenn)
2005-10-13 12:26:46
紀伊さん、うちでは金紗墨系の金牡丹はだんだん小さくなり、2鉢も天国に行きました。

環境がキツくて、金牡丹は大型のほうがあってます。
返信する
迷う (青森工)
2005-10-16 22:13:45
金牡丹か黒牡丹か、次に欲しい木迷います。

黒牡丹も中々変化変化で、楽しそう。

ヤハリ金牡丹が先かな?

作りやすい方ドッチですか?
返信する
金牡丹 vs 黒牡丹 (Kenn)
2005-10-17 19:41:46
作りやすいのはやはり黒牡丹だと思います。但し、あまり葉の細いのはおすすめできません。

共に同じ金牡丹、黒牡丹でも色々特徴(葉の形、根の伸び具合、アントシアニンの乗り具合、縞がある場合でも縞の色、金牡丹の虎の色や暗み具合、地合の色など)があって面白いです。
返信する
金牡丹と黒牡丹 (風蘭三昧)
2005-10-18 12:11:33
kennさんご回答ありがとうございました。

やはり私も同意見。

金牡丹に長い冬は厳しすぎるようで

私も二鉢枯らしています。



金牡丹を時々生む黒牡丹なんていうのが理想でしょうね。

万一仔が枯れてもタダですから気楽なもんです。
返信する