富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

2019年03月30日 | 




あれから9ヵ月。
昨年の秋からは蘭舎に置いていますのでアントシアニンは消えています。
外棚作りと蘭舎内で趣が変わるのもチャームポイントの一つでしょう。

親木の花癖が仔にまで伝わるのか現状のままではほとんど増えませんが
この品種についてはこのまま葉を重ね美しい葉姿を維持してくれればそれでよいのかなと思っています。







蘭舎では南側の棚に置き北側に立って見ていますからこんな感じになります。
逆光ですから光が差し込むと柄に明かりが灯ったように見えて実に綺麗なものです。
それも衣合わせの美しいこと、葉幅が広いこと
柄の面積も広いことの合わせ技なのでしょう。

他の縞物なら中斑になったら評価はガタ落ちですが
この品種はそれとは一線を画す風格さえ感じられます。
でも今は似たような評価ですもんね~。

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2018年06月17日 | 






あれから9ヵ月。
何鉢かありますが今回はこれが鉢穴から根が出ていなくて
置いて撮影するのにちょうど良い塩梅でした。
そういえば良い感じになっているのに根のせいで撮影できないのが結構あったりします。

ところで帝には大江丸縞から変わったばかりの出物と
昔から帝として受け継がれた木からの増え芽と2種類あります。
似たような柄ですから全く区別は付きませんが増やしてみるとわかります。
これは後者に当たりますね。

そんな帝ですがまだ外棚に出して1ヵ月もしないうちに早速紫外線の影響が現れました。
朝日が直接当たるところに置いていますが
アントシアニンが特に柄の部分にぽつぽつ浮いて何とも言えない美しさです。

長らくつるんとした青い葉っぱしか見ていませんでしたから
ちょっと新鮮な気持ちになれました。

次はもう少し葉幅を引かせグリグリッとした姿を見たいもの。
葉が入れ替わる5年後くらいが楽しみです。

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2017年09月26日 | 
あれから1年と10ヵ月。
その時の画像の木を探してみましたが
見事に芽数はそのまんま、葉数が増えただけでした。
花芽は盛大に着きますから空き家がないのでしょう。









親木は年を重ねるごとに柄は安定してきているようです。
仔にも柄はあるもののこれからといったところ。









こちらは一本の仔の柄が上で逃げちゃいました。
まあ、普通はこんなものです。









こちらは4本ともに柄が継続中。
筋は良さそうです。
といっても元は同じ木からの株分けなんですが。

何れも葉幅引き雄大な姿にはなっているのですが若干締まりが足りないような・・・。
紫外線の当たらない蘭舎内で2作もするとこうなるのでしょうね。

葉幅はこのままでもう少しキュッと締まり
下葉にアントシアニンを散らした野趣豊かな姿を見てみたいものです。

今日からしばらく夜0時の投稿に切り替えてみますのでよろしく~

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2015年12月01日 | 
さて12月。
月日の経つのは早いもので今年も残りわずかとなりました。
ピートモス植えに変えて2作目。
また、今年からは作場も変え、栽培が俄然楽しみになってきました。
来年は蘭舎を増築して鉢数を増やし
もう少し小回りを利かせることが出来たらいいなと考えています。









帝はあれから1年と2ヶ月。
8鉢に増やした中からようやく該当するのを見つけました。









これは前回の2枚目の画像の木。
大江丸縞から変わったばかりの中斑は仔に青ばかりがパターンですが
これは昔からの淘汰をかいくぐった木ですから
仔にも柄はよく継続しています。

始めは細くても古木になるに従い太い中斑となるというのは解説書の言ですが
先々はそんな風になるのでしょうか。









こちらはちょっとした子沢山な株。
4年前に大株を一本ずつ分けたはずですが
それなりに差がつくのは面白いところです。

ただ、恰幅の良い姿を楽しむならこれぐらいが限界。
あまり株にしても葉が痩せて細くなってしまいますので。

大株が自慢にならない・・・そんな品種もあったりします。
と、言いつつ以前の良くできた姿をまた見てみたいと思ったり。

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2014年09月18日 | 



あれから2作。
・・・というかあの時痛んだ株を株分けし
素立ち8鉢をそのまま育てています。
今年の植え方でご機嫌はどうかと見ていますが
軸が太って見栄えする姿になってきました。
見るにこの品種に痩せ木の株立ちは似合わないような気がします。
それに半分の4鉢で上の方(花芽予定位置)から仔が出てくれました。
5割の確率なら上出来かもと思っています。
大江丸縞もそれぐらいなら嬉しいのですが
そっちは3割ぐらいかな。
あれこれ写真を撮ろうとしても鉢穴から根が沢山出ていて置くことが出来ません。
残念ですがそれだけ元気な木が多いということで・・・


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2012年08月05日 | 
ブログは長い夏休みをいただきました。
もう10日も雨が降らず、猛暑日が続いています。
作棚の温度計は連日40℃越え。
そんな中、植え替えに勤しんできましたが
ようやく残り100鉢、目処が立ちました。




に大株をバラバラにした帝ですが
丁寧に扱ったつもりでも根は引っ張られたり捩れたり。
どうしてもストレスが掛かってしまいます。






で、鉢を開けてみたところこんな風に古根が傷んでいました。
が、それが腐って健全な根にまでうつらないのが木炭植えの良いところ。





傷んだ根を取り除きスッキリさせて植え込みます。






来年1作くらい根作りすれば
また葉重ねの良いバリッとした姿になってくれることでしょう。

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2012年03月04日 | 






あれから一作。
冬の間、棚下に置いて目が行き届かなかったせいか
葉の一部が枯れこんでいました。








でも良く見ると痛んだ木は柄抜けの2本のみ。
こんな夢のような偶然があったりします。
これでようやく踏ん切りが付きバラバラにすることに。











素立ちもスッキリしていい感じです。
痛んだ青の仔は手を合わせて捨てましたが
それでも柄の木だけで一気に8鉢に増えました。
今まで1度も株分けしなかったので10数年で8倍は効率が良くない気もしますが
こうして増やしてみるとなかなか壮観、良い眺めではあります。

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2010年10月28日 | 



あれから一作。
どうしようかと思うほど
伸び放題の根をお見せしたかったのですが
それに気が付いたのは植え替えした後でした。

今年も新たな仔の発生はなく
やっぱり株分けしなきゃと思いつつ根の多さに断念。
分けるとしたら春先、水をやる前の皺を引いた時期でしょう。
でも、その後の置き場が問題・・・とマイナス思考は私の悪い癖です。
せっかく良い系統に当たったのだからバンバン増やしたいとは思うのですが・・・。



この株の状態で更に仔が出てくれないかなぁ。
まあ、素立ちから11年でこれだけ増えてくれれば十分としたものですが。

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2010年03月28日 | 



あれから(ほぼ)一作。
葉繰りして下葉が落ちて姿にそれほど変化はありません。

入手したのは10年前。
その時はそれほど良い柄とも若木という感じもしなかったのですが
ちょうど増えたい気分になっていたのでしょう。
今は10本立ちになっています。

そして柄のほうも意外に性が良かったのか柄抜けは2本のみ。
この頃はその中斑が太くなってきたようです。
さすがに増殖は一服してしまった感がありますので
さて、これからどうしようかと考えています。

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2009年06月17日 | 



あの時は根が伸び始めていましたから葉も動いているはずです。
それから2ヶ月半。
比べてみたら葉の成長はまだ半分ほどで意外に遅いようです。

こちらでは夏も休まず生育してもらって
ようやく2枚の葉繰りといったところでしょうか。

最近は仔出しも止まってしまいましたが
親木になれば中斑が太くなると言われていますので
出来ればそのようになって欲しいものです。

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2009年03月30日 | 
3年植え替えずに済ますことが出来れば
年に3分の1の植え替えで良いので負担も軽くなるはずと
植え方や肥料、水遣りなどを工夫し、鉢換えもまめにして
根腐れや水苔の痛みを防ごうと努めてきました。
ということであの時の帝。



鉢を開けてみると3年分の根がこんがらかっています。
これから水苔を取り除き、根をほぐすには3倍の手間が~


こんな感じのものが多く気が重いのですが
それでもちゃんと植え替えました。
作が良過ぎるのも困りものかも~

楽しようと思うことがそもそも知恵で
やっぱり毎年植え替えようと心に決めました。
そうすると栽培の仕方もまた違ってきますね。


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2008年06月10日 | 



あれから3作。
相変わらず片面からしか仔は出ませんでしたが
その仔は勢いが良くて親木を飲み込みそうになっています。
性によるのか、それほど太い中斑にならなくても
仔や孫まで良く柄が続いているようです。

それにしても今は4号鉢にようやく収まっていますが
これ以上大株になったら置き枠の許容範囲を超えてしまいます~
4,5号鉢なんか作ってくれるのかな

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2006年09月24日 | 



昨年入手した帝は花芽が3個でした。
あなオソロシや、これは相当の古木です。

柄は安定して好ましい限りですが
さて仔出しはいつになるのやら。
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2005年09月24日 | 
以前、最上柄の帝が欲しいなんて言っていましたが
こんなに早く望みが叶えられるとは思いませんでした。

先日の静岡大会の交換会で落札したものです。
久々に嬉しい買い物ではるばる行った甲斐がありました。

中斑だけで良かったのですが(ウソ)
その中斑をベースに最上柄のおまけ付き
全部花の跡がある古木なのがちょっとマイナスですが
来年以降仔は出ると予想しています。

毎年楽しみながら良い姿を目指したいと思い
早速煙突植えを実行してみました。
コメント (2)
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2005年09月01日 | 
下葉が落ちるのを心待ちするなんて変な話ですが
親木の長い下葉二枚が黄変してきました。
これが落ちるとようやく姿が完成♪

作場を変えて以来のお付き合いで
三年前など思わず長い下葉を
毟りたい衝動に駆られたものですが
我慢した甲斐がありました。

小さくなったにもかかわらず
ボリューム感はグンと上がり
まずは満足の行く株立ちです。

そんなに良い柄ではありませんが
たまたまなのか珍しく固定性が高いようで
ほとんどのに柄が乗っています。

こうなるとまた欲が出て
最上柄の帝を一本求め
再びこんな感じに仕立ててみたいなんて思ってしまうから
困ったものです。





コメント (5)
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