富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

宝覆輪

2016年11月01日 | 宝覆輪
さて11月。
すっかり寒くなり雨続きの空模様です。
しかも週間天気予報ではそれがまだしばらく続きそう。
蘭舎ですから温度くらいは何とかなるのですが
肝心の日が当たらなければもう勝負になりません。
今年の生育はそろそろお開き。
水は控えめにして徐々に温度を下げ休眠させることとしましょう。









宝覆輪はあれから6ヶ月。
最近そっち方面に目覚めてしまったのか
これも植え替えと派手仔の整理、そして姿の整形をしてみました。
若干、コンパクトにまとまったかも。
根は寿命で朽ちたのが数本のみでした。
力のある根がどっさりありますから
植え替えと整形と派手仔を外した刺激でまた仔をビシバシ産んで欲しいものです。

今では注目度の低くなった宝覆輪ですが
株立ちになればなかなかのオーラを醸し出すようになります。
そういえば日本産の富貴蘭には富士覆輪や御旗、大洞丸など
似た境遇の品種がいろいろあったり。
大株にするには気の遠くなるほど時間は掛かりますが
育てているとこちらも癒されますし裏切らない品種達かなと思います。

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宝覆輪

2016年05月06日 | 宝覆輪




あれから9ヶ月。
特に変化も異常もなく1枚ほどの葉繰りで推移しています。
株分けはおろか植え替えすることも忘れたのか
植えっ放し歴3年目に突入です。






このままにしておくと外側に巻いているミズゴケは
やせ細って崩れ中のピートモスがむき出しになりそう。







鉢底から中を覗いてみるとさすがに古い根は枯れ落ちています。
ただ、枯れた根は分解されて新しい根の養分になるのが自然の摂理。
たぶん、そうなっているはずです。
少なくとも古根が腐敗し、それが新しい根にまで害を及ぼすことはなさそう。







そんな感じでボロい棲み家も住めば都なのか下葉は落ちないですし
古木になった親木の上のほうからまで仔が出ています。

鉢の中は腸内フローラならぬ鉢内フローラ状態。
微生物群は善玉菌が優勢なのでしょう。
もうしばらく様子見しようかなと思っています。


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宝覆輪

2015年08月02日 | 宝覆輪




あれから3年弱。
最初は覆輪の仔が続いていましたし、大株も時おり見かけますから
宝覆輪なんて御城並みに増えるんじゃないかと高をくくっていました。
ところがどっこい。







その後出る仔はユウレイばかり。
もう何度か整理してますがまたたくさん出てきました。
確かに花芽が出来にくい分、仔沢山になりやすいのですが
覆輪柄の決まった仔は数えるほどしか得られないようです。

ただ株的にはまだ持ち崩すまでいっていませんから
選定を繰り返しながら徐々に仕上げていくしかないのかもしれませんね。

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宝覆輪

2012年09月08日 | 宝覆輪




あれから1年。
親木の下の方に付いていた縞葉はほぼ取れて完全覆輪っぽくなってきました。
当棚の中にあっては異常に大きく育っていますが、まあそれでも宝覆輪なのでしょう。






今年伸び出した仔も覆輪で、これで4本立ち。
縞から変化したにしてはなかなかの固定度です。
でも、ここまでは順調ですがここから先が問題。






仔に付いたアタリは何やらユウレイっぽい感じがぷんぷんします。
もっと大株にするには早めに見切りを付けて
親木を太らせつつ芽数を増やしていくしかないのでしょう。


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宝覆輪?

2011年08月15日 | 宝覆輪




あれから10ヶ月。
益々ボリュームが増してきました。
源平のしょぼい木から始めて20年近く
ここまで仕上がるとは夢にも思いませんでした。

ところで最近、本当に宝覆輪と考えることがしばしば。







その後、買い足した宝錦から出た覆輪とは
大きさ、葉姿、天葉の冴え加減、下葉の白さがまったく違います。
宝にも何種類かあると言われれば、それならそうかもと思いつつ
富貴殿と満月ほどの違いがあるのにそれをいっしょくたにしておくのも
どうも考えにくいとも思います。

とまれ、買ったときのお値段はたぶん安かったはずですから
品種違いだからといって腹が立つわけではありませんが。
それよりこっそり高級品種翠宝などに混ぜ込んでもばれないかも。
って、んなことしてはいけません。
コメント (2)
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宝覆輪

2010年10月11日 | 宝覆輪



あれからほぼ一作。
木勢よく、葉繰りも抜群のようです。
下積み(半柄)時代が長く続き、出る仔は青とユウレイばかり。
時にはくじけそうになることもありましたが
良くここまで頑張ったものと思います。
今では凛とした葉姿で棚の中でも良く目立ち完全復活です。
宝覆輪じゃないような葉姿ですがとりあえず柄は合っています。





親木の柄が仔にも伝わったのか二本の仔も良柄。




なぜか花芽が止まらずに伸び出したので摘みましたが
それ以外は空き家もたっぷりで今後の仔出しも楽しみです。
今後も長~~く付き合っていける一鉢でしょう。

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宝覆輪

2009年12月18日 | 宝覆輪
こちらは冬将軍様がなかなかお帰りにならないので
あっという間に雪景色です。

日中も氷点下のままですから
蘭舎は温度が5℃のままヒーターが稼動しっぱなしです。
行きがかり上、このファンヒーターを購入しましたが
3時間タイマーが無い、防湿処理をしている、
別に給油タンクが設置できる事以外は家庭用のファンヒーターと同じようなものかも

もし、家庭用のファンヒーターを温室用に使うとして
ネックは3時間で切れるタイマーです。
遅ればせながら、かねてから考えていたことを試してみました。
ファンヒーターの3時間タイマーのスイッチに
手近に有った使用済みのボタン電池を当て
荷造り用のテープで強力に密着させて、常にオンの状態にさせてみました。
・・・3時間経過してもファンヒーターは止まりません。
最弱で稼動させれば2日は石油が持ちそうですからこれで十分だったかも~

あ、試すにしても自己責任でお願いしますね。




ということで蘭舎が出来たご褒美か、あれから3年、ずいぶん大きくなりました。
それと共に本性を現したのか葉肉厚く、姿は立ち葉、
しかもほとんど湾曲していません。
覆輪はすでに完成済みですが、これって宝覆輪




宝錦から出た覆輪もありますがこちらは葉が姫っています。
斑の色はあっているような気もしますが
もしかしたら別種かも~

『自然と野生ラン』にも書きましたがこの木を20年近く育てていてこれですからね。

コメント (2)
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宝覆輪

2007年11月25日 | 宝覆輪

長年、棚に置いているだけの日々が続いたせいか
今年もその流れで植え替え無しでした。
(鉢替えはマメにやっていますが
それと柄の具合とは関係なさそうで
ついに覆輪にたどり着いてくれました。
源平柄と覆輪とじゃ天地の違いですから嬉しいことです。

やや葉繰りが良くないみたいですから
来年植え替えてそれが生育に影響するのかどうか
また秋に比べてみたいと思っています。

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宝覆輪

2007年02月27日 | 宝覆輪


長らく源平柄で過ごしてきましたから
今まで出た子はユウレイと青だけ。
そのせいで寂しく素立ちのままです。

でも最近その源平柄が崩れ
中から覆輪柄現れ始めました。

よくないので株立ちは無理でしょうが
それでも宝覆輪は手持ちにありませんでしたから
買わずに済みますので嬉しい限りです。

自分とこだけのを見るとすごく貴重に感じますが
世にこれ以上の木がゴロゴロあるというのはやはりすごい世界です。

いずれ10年以上粗末にしてましたから
今度は大事にしてあげようと思っています。

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