富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

国宝殿

2007年02月28日 | 国宝殿

柄がホンの少しの木は以前からありましたが
出る子出る子は青ばかり。

昔でしたら出るまで待とうナントヤラと気長に付き合っていても
老い先短く感じられるようになるとそうとも言っていられません。

後冴えの柄が好みで出会いを待っていましたが
頃良く昨年秋に入手できました。

時間をお金で買うようなものですが
以前の青に近い木より安かったかも
かわいそうなぐらいのお値段ですが、人気は人が作るもの。
それに乗るより自分で作っていければ最高ですが・・・
この木は柄はそこそこですが小さな子は良さげな柄で楽しみです。

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宝覆輪

2007年02月27日 | 宝覆輪


長らく源平柄で過ごしてきましたから
今まで出た子はユウレイと青だけ。
そのせいで寂しく素立ちのままです。

でも最近その源平柄が崩れ
中から覆輪柄現れ始めました。

よくないので株立ちは無理でしょうが
それでも宝覆輪は手持ちにありませんでしたから
買わずに済みますので嬉しい限りです。

自分とこだけのを見るとすごく貴重に感じますが
世にこれ以上の木がゴロゴロあるというのはやはりすごい世界です。

いずれ10年以上粗末にしてましたから
今度は大事にしてあげようと思っています。

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美香登

2007年02月24日 | 覆輪


昔の資料では美香土となっていて
少し立ち葉性で少し長めの葉、
薄黄地に黄縞が入る。
と、一行解説にありました。

確かに金兜と比べて地合はやや薄く
黄縞は濃いような気がします。
しかし、微妙ですね。

以前の株から親木を諦めの心境で素立ちにしましたが
意外に丈夫そうで、今年も生育してくれそうです。
紺中通しが効いているのかも
身銭を切ってこんな柄の木はまず買いませんが
それでも棚では目を引く木の一つで
このまま覆輪で固定してくれたら嬉しいことです。



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復活!!

2007年02月23日 | 建国殿
水やりしてから7日余り。
予想が当たって温暖な気候が続いています。
久々に棚を見たらだいぶ皺が戻っていました。
紀州白王もご覧の通り。





さすが風蘭。生命力バツグンですね。
まだ夢うつつの状態なのでしょうが
最低温度を7℃くらいに維持しつつ今後の生育に備えたいと思います。

枯れそうな木があると何故だろうと考え込みストレスになりますが
今年はそれがなくて何より。
でも、置き場所がないので株分けの楽しさを味わえないのが辛いところかも

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西鶴

2007年02月19日 | 西鶴
水遣りしてから3日。
いきなり風蘭がチュウチュウ水を吸って
葉がパンとなるわけではありませんが
様子が気になりますから眺める時間が長くなりました。
外は穏やかなお天気が続いて蘭小屋も春真っ盛りです。
と、言っても外の気温は5℃くらい、
蘭小屋は15℃くらいまでしか上がりませんが・・・



それでもその陽気に誘われ何鉢か植え替えをしてみました。
今年の冬は幸いにして一鉢も枯れず、置き場所が空きませんでしたから
アレコレ寄せ植えしてスペースを作り、お目当ての西鶴に取り掛かりました。
この子を外そうというわけです。

これは株立ちより鉢数を増やしたいものですから・・。
でも、水苔を取ってよく見たら子には根が一本。
子にもアタリが二つありますから(花芽も二つ
根一本で外したらアタリが潰れてしまうところでした。
あわてて外さなくてよかったです。
昨年の失敗が頭にありましたので、一応学習能力は残っているみたいです。
そこへいくとルビーさんの子は親孝行ですね。
ウチのも負けずに良く増えてはくれますが。

これは以前の木の子ですが昨年入手の木と比べて芸がダイナミックです。
系統なんてあるのかな


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山取り~

2007年02月18日 | その他の芸


先日、大変な珍品が我が棚にやってきました。
だいぶ前に宮崎県で見つかったものとのこと。
現品を手にして見ますと紺縞らしきものもあり、白斑も見え、
コンペ芸熨斗葉付け変わり
また、肉厚の立ち葉、露受け葉の葉姿が凛々しく
なんとも多芸ですばらしいものです。

でもやはり特筆すべきはこのコンペ芸
(ちなみに語源は金平糖からだそうです。
それをイメージすれば美味しそうにも見えますが

今の所、一箇所だけのコンペ芸ですが
これがあちこちの葉に出てくれたら
どんなに面白いかと先々夢を見させてくれる
ものすごい潜在能力を持った木だと思います。
縞物以外で次に出る葉が楽しみなんて品種は
そうそうあるもんじゃありませんからね。
いまだに未開花とのことでこちらのほうも楽しみです。

こんな木を出品される方がいる
某ヤ○オクは捨てたものではありませんね。
やはり時々は要チェックです。
なにしろ入手できるチャンスは平等ですから・・・。

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春~o(^-^)o

2007年02月17日 | その他
吹き返しの寒波が厳しいこともあって
こちらでは春一番とは呼ばないそうです。
それでもその猛烈な低気圧が去った後の今日はカラッと晴れ上がりました。
これからはお天気の移り変わりが速そうでこれは春の兆しといえそうです。

ということで長かった冬作にも別れを告げ今日はをあげてみました。
昨年11月以来ですから3ヵ月半ぶりです。

遮光を兼ねた保温カーテンを巻き上げると春の日差しが入り込み
蘭小屋がパッと明るくなりました。

座るスペースさえないのですが
久々に水をあげたこともあって
風蘭を見ているこのひと時が幸せに感じられます。
すぐにレンズが曇ってうまく写真は撮れませんでしたが・・・。

あっと、宿題が一つ。竹炭にカビが生えるかどうかでしたね。
今後、要観察です。

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紀州白王

2007年02月12日 | 紀州白王
何度もお天気のことを言ってしまいますが
消えてしまいそうな雪を見ていると昨年の豪雪と比べて
2ヶ月は早く季節が進んでいるような気がします。

日中、換気扇が回って蘭小屋の湿度を奪いますから
皺の引きも進みます。
そろそろ水をあげなきゃと思いつつも
これから寒波がやってきたら困るしと
先の見えない日々が続きます。



と、言うわけで皺引きの代表選手がこの紀州白王。
までは普通にシャンとしていましたが(当然か
今は親木のほうはまだしも、子は紙のようにペッタンコ
ペラペラになってしまっています。

弱いところにストレスは行くもので、
この親木はもう少し状況が悪くなれば
子を捨てて生き延びようとしているようです。

まだ精気がありますから大丈夫そうですが
これで葉艶がなくなり、変色でもしてきたらアウトです。

こちらで何作もしている柄少しのヤツはまだピンピンですから
同じ品種とはいえ違うものです。
手の掛からない冬作ですが、それもそろそろお仕舞い。
これからは一番気を使う時期になってきたようです。


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2007年02月11日 | 


値段の良い時期に入手しましたがあっという間に急降下。
親木は大損こいて手放しましたが
無ければ無いで寂しく、幸い外れた小さな仔を残していました。
それがようやく見ることが出来る大きさに・・・

まだかなりの残債がこの仔の両肩にのしかかっていますが
それを言っちゃカワイソ過ぎます。
愛嬌のよさに免じてチャラにしてあげなければ・・・

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都鳥

2007年02月09日 | 都鳥

5本仔が出て喜んでいた白鷺ですが
残ったのは3本
自然に間引かれて残った仔は元気一杯です。

はまだ気配のみですが
成長と共に出てくれたら嬉しいことです。

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建国殿

2007年02月09日 | 建国の縞
先日ちょっと触れたような気がしましたので、ここで再度。

建国殿の軸の泥についてですが、特徴として濃く軸元を染め
その範囲は広くても軸元から付けの3分の2ぐらいまでがせいぜいです。
泥が付けまで染め上げることや
まして、付けを超えて葉のほうにまで流れることはまずありません。
これは日強く育ててもです。
また、日陰で育てたから泥が薄くなるということもありませんです。
ただ、柄が派手になると泥は軸元にホンの少しという傾向にはなるようです。
(羆、新月殿、大冠など)

次に墨についてですがこの品種のトレードマークでもあり
もちろんあったほうが求める際に安心です。
でも、実際は半々ぐらいのもので青の建国殿では
株立ちになってもどこにも墨を流した葉が無いなんていうのもあります。

それでも育てていればいずれどこかに出てくるものですし
別の品種でも今どき墨を流すものは多数ありますから
これだけに目を奪われないことが肝心です。
その墨も新月殿などのように柄が派手になれば出難くなるようです。

文章だけでの表現は難しいのですが、
このブログの以前の建国殿羆覆輪などの画像や
他の方のブログなどを見て研究していただければ
目が肥えること間違い無しかもしれませんね。

かく言う自分は今でもハマリかけること度々ですが・・・
安いのはリスク込みのお値段ということを忘れています。

建国殿の仲間などちょっと齧って通り過ぎればどうということもなかったのですが
そこで立ち止まってつい覗き込み深遠なる世界を見てしまったのが運の尽きかも?

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初冠雪

2007年02月07日 | 建国宝

秋口は天葉の柄が冴えてなかなかの美しさでしたが
は見る影もありません。
昨年の2月の下旬でもまだましでしたから
今年は皺の引きが早いです。
早く水をあげたいものですが、もう少しの辛抱です。
時期が来て水をやるとインスタントラーメンのように
あっという間に葉が膨らむ様子は見ていて気持ちの良いものですが・・・

ただ、枯らしたらこの世には、たぶんもう無いものですから
早めに棚分けしなければとは考えています。

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都羽二重

2007年02月06日 | 縞物


今年は雪が少ないので除雪の苦労から開放され
暖房代も助かっています。
しかし、いつもは雪の壁に阻まれ薄暗い蘭小屋ですが
今年は早くも日が差し込んでいます。
日中は暖かくなりますから皺の引きが早く
これからの水遣りのタイミングが難しいですね。

花が咲いた画像から二作ほどですが、だいぶ株も繁ってきました。
でもコートメ柄で揃った株立ちは玄人好みかもしれませんがやはり寂しすぎ。
と思っていたら昨年は太縞と派手目の仔が出て
華やかさが出てきました。

それはそうと一昨日は不在で参加できませんでしたが
改めて見るとこの品種の中斑に泥の具合が似ていましたね。
ま、これ以上は言えませんが・・・

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樹海

2007年02月03日 | 樹海


昨年も確か花芽だけは見たような気がしましたが
伸びてはくれませんでした。
今年も花芽は覗いていますから
あの青海型の純白花をぜひ間近で見てみたいものです。
そこここの棚で咲き出したら人気は高まるのでしょうか

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真鶴

2007年02月02日 | 中斑

銀世界から出た真鶴ですが
初めの木だけ銀鶴でそれから出た仔はどういう訳か全部普通の真鶴でした
もっとも銀世界もウチではA級品がB級品になってしまいますが・・

それでも完全柄、5本立ち。
独立した株を見るのが楽しみです。
でも、これを外す時は手が震えるでしょうね。

皆様にお知らせ
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