富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

大洞丸

2021年07月28日 | 大洞丸
暑いです。
猛暑日が2週間は続いている感じです。
こうなると窓のない蘭舎内はさぞかし灼熱地獄かと思いきや
散水による気化熱と扇風機、換気扇のフル稼働によりそうでもないです。
夏だからと改めて遮光もしていませんが
熱線カット機能付きのポリカのおかげもあってか外気温と同じくらいに収まっています。
それでも日中は35℃超ですから中で植え替えしてると熱中症になりそう。
真夏はこれからが本番ですから昼は寝て夜中の植え替えも考慮しています。











さて、大洞丸はあれから1年。
今年こそ花芽予定位置から仔が出てくれればと勢い込んで肥培していましたが
さすがにこの暑さでは断念せざるを得ませんでした。
根が溶けてしまったら振り出し以前に戻ってしまいますから~。
という事で今年も中途半端に終わってしまいましたので仔出しはお預けとなりそう。
それでも葉数は2枚半ほど増えていますから貫禄は出ています。











こちらはその後、仔が2本プラスされ5本立ちとなりました。
こんな時に役立つ過去記事によればこの木は仔が小さなうちは派手でも
だんだん太い紺中通しが現れる傾向にあるようです。










この仔達もそうなってくれたら嬉しいのですが・・・。









こちらは相変わらず覆輪未満な柄ですが良く手に取って見ますので
かえって構ってもらえているようです。

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大洞丸

2020年07月18日 | 大洞丸






あれから11ヵ月。
葉縁に黒ポチの付いた葉まで落ち
久々にすっきりとした姿を見ることが出来ました。
今度は痛めないようにしないと・・・。

この締まった姿に仔が付いてくれたら更に楽しみ多くなりますが
下葉はすべて花芽跡、使用済みです。
花芽予定位置からの仔を期待しましょう。











こちらの3本立ちも縞葉の下葉が落ちてスッキリしました。
仔はまだ若木という事もあってこれからの仔出しも期待できそう。
大洞丸ですから今でも貴重な3本立ちです。











覆輪になりつつありそうな木という事で見守っていますが
なかなか固定までは難しそう。








それでも願いが通じたのか深覆輪の仔が1本出てくれました。

大洞丸は何鉢あっても大歓迎です。

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大洞丸

2019年08月26日 | 大洞丸






あれから5ヶ月。
今年も仔を産むことなく素立ちのままです。
古木ですからしょうがないのですが
むしろこの姿、柄のまま葉を重ねてほしいとも思うようになりました。
今後、作落ちさせないのが大前提ではありますが・・・。











3本立ちのほうはまだ仔の柄が派手気味ではありますが
縞の下葉が落ちてボロい姿が解消されれば
かっこいい株になってくれるでしょう。











ところで2鉢ではちょっと寂しいと思っていたら
天葉で覆輪になりつつある木が現れました。






仔が覆輪になってもなかなか大きくなってくれませんが
親木ですからこのボリュームは維持できることでしょう。

縞物の中で覆輪になってくれたら1番嬉しい品種ではあります。


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大洞丸

2019年07月05日 | 大洞丸






あれから1作。
大きな木でもハデ柄になればよく枯れる品種ですから
かなり不安はありましたが何とか無事に冬を越してくれました。
小さいながらもこれだけの株になっているのは伊達ではなかったようです。











が、一部葉先が枯れこんじゃいました。
でもこれだけで済むのなら御の字。

葉は左右確実に1枚ずつ増えていますし
作を重ねたら見事な小品になってくれそうです。

それにしてもなんで小さいままなのか不思議です。
大洞丸ならぬ小洞丸と呼びたい気分かも。

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大洞丸

2019年03月29日 | 大洞丸






あれから1年半。
実は昨年の冬、大江丸系を痛めてしまいました。
下葉がバラバラ良く落ちたものです。
同じ品種がそうなるということは何か気に入らないことがあったのでしょう。

持ち直すのに時間が掛かりそうとか
木勢が落ちた分、仔が出てくれるかもとか思ったものですが
この木は律儀に花芽が二つ。
未だに素一本のままです。
古木の部類ですから相当の刺激がないと打開できないのかもしれません。











こちらも例に漏れず下葉バラバラ組。
ただ縞から変わったばかりなのに大仔共々覆輪は良く続いてくれています。






そして昨年の仔にも紺中通しが見えていますから夢の大洞丸3本立ちの完成は間近です。

こうなると下に残った縞の葉はかえって邪魔くさく見えちゃいますね。

他の派手な覆輪はどうなったかと探しましたが見当たらず。
丈夫そうな木がこれですから枯れちゃったんでしょう。

ペットとかなら葬式に出すほど思い入れが深まったりしますが
草ならあぁ~残念でお仕舞ですから気楽なものです。

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大洞丸

2018年06月11日 | 大洞丸






ご無沙汰でした。
まだ植え替えの済んでないのが150鉢ほどあったりしますが
早くも春に植え替えた鉢の二度目の植え替えが始まりました。
手を掛けるならとことんといった感じです。
真夏が来るまでに全部終わってくれれば良いのですが・・・。

タイトルの木は全国大会の交換会の戦利品。
相場が全体的に上昇気味なのは嬉しい限りですが
がんばってもこれしか落札できず残念ではありました。

ウチにも大洞丸はありますがこれだけ派手な木は
ほとんど冬の間に枯れてしまいます。

そんな超深覆輪の株立ちですからなんだか説得力がありそうで入手してしまいました。
植え替えてみたら相当な年月栽培されているようで
仔が2本軸元から離れていました。

それでも立派に生育していますから派手でも枯れないタイプの木なのかもしれません。

このままこちらの棚に居ついてくれたら嬉しいことです。

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大洞丸

2017年08月17日 | 大洞丸




あれから1年弱。
葉繰りは2枚ほどです。
黒ポチの付いた葉や裂けてしまった袴は1段ずつ下に降りてきます。
あと5年も付き合えば無傷な姿に生まれ変わるのでしょうか。
何でも目標があれば楽しめますね。






広い葉幅とこの柄のまま続行してほしいものです。









こちらも葉繰りはちょうど2枚ほど。
縞から変わったばかりなのに親仔共なかなかイケてる柄ではあります。









ついでに、こちらの木。
さすがにこの柄では元気がありません。
いずれは枯れちゃう運命でしょう。







枯れるといえばこれはあの時の2本目の木。
派手木はあっというまにこうなることも。
さしずめ、いく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず
といったところでしょうか。


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大洞丸

2016年10月01日 | 大洞丸




あれから1作。
黒ポチの付いた下葉が落ち、ようやく綺麗な葉姿になったのも束の間、






また天葉付近に付けてしまいました。






おまけに花芽が無理矢理葉を裂いて伸びようとして
すっかり傷物に・・・。

新たな仔も出ないしテンション下がり気味です。
それでもしっかり2枚葉繰りしていますし紺地もまずまずですから
5年後の綺麗な姿をイメージして現状は見ない振りです。









こちらは縞から変わったばかりですが
仔にも紺中通しが現れ早くも安定感が出てきた感じ。
このままの勢いで大洞丸の株立ちが出来たら嬉しいことです。









一方、こちらはたぶんほぼ見込み無し。
ラベル的には同じ品種名で合ってても
行く末にずいぶんと差は付くものです。

しかし、いつも同じ覆輪の仔が出る他の品種の退屈さとは無縁の
ドキドキ、ハラハラ感が身上の刺激的な品種ではあります。

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大洞丸

2015年10月28日 | 大洞丸


あれから1年と4ヶ月。
片側に残っていた下葉が黄変してきました。








撮影のため取り去りましたがついでに気になっていた黒点のポツポツとも
ようやくすっきりとした姿になりました。
そういえば下葉にはまだ縞気配が残っていましたので
その証拠も無くなって晴れて完全覆輪です。
これで仔の1本でも出てくれれば完璧でしたが
まだその兆候はなさそうです。
それでも葉を重ねた素立ちの老木というのも見応えはありますので
そっちを目指すのもありかなと思っています。









前回の3本目の木はこんな姿に・・・。






ユウレイ葉の次の天葉にまた紺地が乗って
もしかしたらなんて思ってしまいますが
いくらなんでもこれだけ派手じゃやっぱりだめなのでしょう。

棚にあった源平柄から変わった木で
タダみたいなものですから楽しめますが
身銭を切って入手したなら厳しいことでしょうね。









これはその次の木ですがもう大洞丸で固定したようです。
ちょっと紺中通しが狭いような気もしますが
これぐらいで続いてくれたら御の字としたものです。






ただし、ようやく上のほうから出した仔はユウレイでした。







下葉は大江丸縞として最上柄。
こっちを続けてくれたほうが良かったかも。









もう1本覆輪に変わった木がありました。
しかし2番目と同じ様なパターンの柄ですし






せっかく出た仔もユウレイ。
どうも幸少なさそうです。

こんな感じで源平や太縞から覆輪に移行しやすいのかもしれませんが
更にその先にユウレイが待っていますので
なかなか長く覆輪のままで持たせてはくれない品種といえそうです。
それだからこそ惚れ込む価値もあるのですが・・・。




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大洞丸

2014年06月15日 | 大洞丸




あれから10ヶ月。
昔から憧れの品種でしたが高価で出物も少なくまず入手出来ませんでした。
それが今棚にある喜びをかみ締めているところです。
派手になって倒れると評判の品種ではありますが今のところその兆候は見られず。
途中の葉が抜けたりはしましたがとりあえず紺地は十分です。








上の親木はまだ下葉に縞っ気がありましたがこれは最初から覆輪で出ました。
ここから3本立ち位になってくれれば素晴らしいのですがまだ仔の出る兆候は見られず。
しかし株立ちまで望むのは贅沢というものでこの柄が続いてくれればそれで大満足ではあります。









というのもこの木の行く末を見ちゃったからです。
下葉はまずまずの縞から源平柄、そして覆輪へと進化?を遂げて来ましたが
ここにきてついにユウレイになってしまいました。
う~む、例の評判というのはこのことなのですね。
これを見たらば売り時がいつなのかは一目瞭然。
もう遅いのですが~。
というか買われた方を失望させるわけにはいきませんから置いといてよかったです。
一応、これでも立派なブログネタですからね~。









こっちも上と似たようなパターンで推移しています。






天葉でとうとう紺縞が抜けて覆輪になったようです。
今後幸運が重なれば安定した覆輪になってくれるかもしれませんが。
そんなこんなでこれの売り時は今でしょなんて言っても
種明かしをしちゃったらもう誰も買わないでしょうね。

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大洞丸

2013年08月15日 | 大洞丸




あれから9ヶ月。
葉に黒いポチが付きついにその時が来たかもと観念しましたが
どうやらこれで止まってそれ以上は広がらないようです。
でもこんな傷のある葉は寿命が少し短くなるんですよね。
春先に水遣りして皺々の葉を戻す時がウチの棚の場合、鬼門です。

それはともかく葉繰りは年に3枚出そうな勢いですし
柄もこれ以上派手にならずに済んでいますから問題なさそう。
しかし良い柄の仔を1本生んでいますからまた仔が出てくれたらなんて思うのですが
どうも仔を生まない古木に向かってまっしぐらといった感じもします。









一方、その良い仔ですがあの時派手仔3本毟ってからはさっぱり音沙汰なし。
でもそのまま付けていたらここまで葉繰り良く、葉幅も引かなかったことかと。
紺地もこれくらいあれば生育には支障なさそうです。
・・・と自信を持って言えるのも下の木があればこそ。









これだけしか紺地がなくても葉繰り良く葉幅も標準以上に引いています。
それというのも葉の積み上がった古木だからでしょうが
下葉が落ちて覆輪だけになった時が見ものです。
果たしてそれでもこの姿を維持し生存することが出来るのかどうか。
この木が枯れなかったら上の木2本も安泰でしょう。
・・・と言う大事な役目も担っています。









おっと、もうひとつ写真を撮ったのに書くの忘れていました。
この木は最上柄から源平気味になり、そして覆輪へと移行中。






葉裏から見ると紺中通しは太く覆輪になっても結構行けそうです。
覆輪になるにしてもまだまだ時間は掛かりそうですが
その分じっくりと楽しめそうです。

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大洞丸

2012年11月19日 | 大洞丸











あれから3ヶ月。
何を隠そう、大洞丸がちょっとしたマイブームです。
親木とその仔は難なく1年を過ごし長く付き合えそうな気がしてきました。
枯れなければこの葉姿と柄には魅入られます。








こちらの木は上柄になったと喜んでいたら上で柄が偏りだしました。
ただ、紺中通しが見えますしだんだん派手になっていますからそう遠くない将来、覆輪になりそう。








こちらは最初から片寄った柄。
こんな柄の木からは派手か青の仔しか出ないものですが
その定石通り青の仔3本が涙を誘います。
しかしながら親木は覆輪に進みそうで、そうなれば大出世したクチかも。








こちらはあの時の木でもう元の柄には戻らないでしょう。
派手になってから大きくなっているのは不思議ですが
覆輪とはいえ紺地は僅か。
果たしていつまで育ってくれるかといった感じです。

栄枯盛衰が世の習いとはいえこんな風に間近で見ていると興味が尽きません。
自分はどこら辺のポジションにいるのかなんて考えさせられてしまいます。
・・・一番下の派手な木を応援したくなったりして


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大洞丸

2012年08月06日 | 大洞丸






あれから5ヶ月。
1枚半程の葉繰りかも。
花芽を2つ撥ねましたがその下に空き家はありません。
今後の仔出しもしばらく無理そう。
細身の木は割りと仔出しが旺盛でも
こんな風に葉先が丸く葉幅を引き出すと
仔出しはガクンと落ちる傾向にあるようです。
まあ、昔のようにしゃかりきに増やさなければならないほど高価な品種ではなくなりましたから
ここは姿作りで楽しむ一手かも。
半分負け惜しみではありますが・・・。











こちらの割り仔は派手仔3本欠いて仕切り直しです。
こっちはまだ若木ですから次の仔が期待できそう。
でもまた派手仔が出そうな悪い予感がします。
しかし枯れる予感はしませんからまだマシとしたものです。

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大洞丸

2012年02月28日 | 大洞丸






あれから4ヶ月。
何故かスッキリした姿になっていますが、それもそのはず
仔を外してみました。
株分けも楽しい作業の一つです。
たぶん負担になっていた脛かじりがいなくなり
しかもミズゴケ植えに戻って今年はパワーアップしそうな予感です。











一方、外された仔。
小さな派手仔を3本抱えて頼りなさげではあります。
思えばこんな風に葉表、葉裏供に糊を引いたような完全覆輪の木を手元に置くのは初めて。
自分の棚から出た木ですから大丈夫とは思いますが
紺地が3割くらいしかありませんから油断は禁物です。

外さなければそんな心配をしなくて済んだのですが
外してみたい気持ちに勝てませんでした。
これで今まで何度も失敗しているはずなのですが・・・。



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大洞丸

2011年10月27日 | 大洞丸






あれから2ヵ月半。
葉繰りはゆっくりといった感じですが
夏からすると葉幅引き、充実してきたような気がします。
そして5年で前作の長い下葉が全て落ち、
自作の葉に入れ替わってだいぶコンパクトな姿になりました。








でも、仔出しも思惑通りですが柄だけは思うようには行かないもの。
3本供にハデ柄のようです。








覆輪が安定している上の方から出てくれたら嬉しいのですが
親仔で当然ながらアタリは花芽でした。
それにしても水垢のようなスス病のような汚れが葉に付いてしまいました。
天水栽培で根腐れした木は一本もありませんでしたが
こんな副作用があるとはやってみなければわからないものです。
来年は天水栽培を止めて屋根の下に戻すつもりです。


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