富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

黒牡丹白縞

2010年01月30日 | 黒牡丹縞(A)



こちらもから1枚近くの生育。
でも、親木の葉数はから変わりません。
・・・下葉が2枚落ちました~。

天葉はやや長くなりましたが
墨の多い木ですからこれくらいが限度でしょう。

親木は暗む白縞で木勢を維持しつつ
2本の子は下葉まで残る白縞と理想のパターンです。




大子のほうはまだ半柄のままですが
なにやら紺中通しも垣間見え
このまま柄が進んでくれたら果たして冠白の再来になるのかどうか。
派手になったら親が金牡丹白縞でも黒牡丹白縞でも同じようなものかも

そろそろ株に子が出なくなってきましたから、
この大仔は外し頃ですが
枯らしたら元も子もありませんから
しばらく我慢の日々が続きます。

と、ここでふと気が付きました。
黒牡丹縞には黄、白黄、白と斑の色が3タイプあるんですね。
(見たことのある範囲内で、ですが。)
そして、それぞれに天冴えで下葉まで暗まないものと
先冴えで下葉で暗む柄があるとすれば合わせて6タイプ。

それに加えて墨が少なくて大きくのびのび育つものと
墨が多く入り小型でカッチリした姿のものがそれぞれにあるとすれば
全部で12タイプ存在することになります。

手持ちは6タイプ。
まだまだ道半ばといったところでしょうか。

でも、これは見た目、一目瞭然の基本的なタイプで
それぞれの芸がダブったり、トリプったりしたらその変化は無限です。
・・・まだ入り口あたりをウロウロしてるだけだったのね。
黒牡丹を極めるのにはあと何十年かかることやら。

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黒牡丹縞

2010年01月29日 | 黒牡丹縞(B)



昨年の夏から葉1枚近くの生育です。
暗まない黄縞ですが柄は黄牡丹錦と違ってやや暗黄色。
墨が多く出ますからたぶん姿も小型のままでしょう。

この子は最初出たときは派手柄でしたが
その後、だんだん紺地が増えてきました。
これぐらいだと柄の具合もちょうど良く
外した時の生育は安心なのですが
今度は別の不安が~
・・・これ以上地味にならないでね。


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黒牡丹白縞

2010年01月28日 | 黒牡丹縞(C)



あれから4ヶ月。
といっても休眠期に入りましたから姿はそれほど変わらず。




とはいえ、楽しみな子の柄の全貌が明らかになりつつあります。
稚葉2枚は白かったのですが
本葉は紺縞風の派手目最上。
こちらのほうが見た目高級かも~。
今年の作にも気合が入りそうです。

今の時期はちょっと柄が沈んで月笙と区別が付き難いものの
成長期には柄が真っ白で出てきます。

黒牡丹には色々なタイプがあるようで
これだけコレクションしても面白いですね。

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月笙

2010年01月27日 | 黒牡丹縞(E)



あれから次の葉が出て
また上柄が約束されたようです。

でも、以前は一気にたくさん子を出したのですが
素立ちにしてからはしばらく音沙汰無しです。
ちょっと機嫌を損ねたのかも

増えるときには面白いように増えますが
それがパッタリ止んだら相当てこずることが
風蘭全般に言えるようです。

増やすコツは増えのパッタリ止んだ木を買わないこと・・・だったりして。

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黄牡丹錦

2010年01月26日 | 黒牡丹縞(D)
こちらは昨年と違って結構な雪が積もっています。
通勤が面倒なので寮住まい+休みで帰ったら屋根の雪下ろし+疲労のため風邪引き
=ブログが捗らず。
もっともそろそろネタも無くなってきたんですけれど。



これはあれからちょっと生育。
11月中旬頃まで動いていたみたいです。





秋に伸び出して摘んだ花芽以外、芽は見当たらないようです。
空家物件が3箇所程できそうと皮算用を踏んでいます~。
これが増えてくれたらお祭りするほど嬉しいんですが・・。

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大江丸縞

2010年01月13日 | 大江丸縞



あれから葉が1枚ちょっと。
夏の後半からですから上出来といえるでしょう。
でも、5年育てて派手な子が1本出ただけ。
やはり古木は子出しが難しいですね。

上柄の大江丸縞は魅力が一杯で
若々しい株なども欲しいと思っているのですが
安ければと言う条件を付けるとなかなか入手できないものです。





こちらは子の柄がだんだん安定してきた感じです。
外すと生育が難しくなるのかもしれませんが
この葉姿と柄は超魅力的。
もう、すっかり魅了されています。
そして親木に付いていて作落ちの心配のないのが何よりです。
l



その親木にはまたベースの紺中通しが垣間見えるようになってきました。
今年も目を離せない株のひとつです。


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島根産針葉

2010年01月12日 | 青物



これは、いつぞや専門店からの頂き物です。
何年経ったか忘れてしまいましたが
株の混み具合からして結構な増えっぷり。

姿は相当小さいのですが線も細い感じです。

ということで、色々並べて比べてみました。



・・・春までネタが続くかな~

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南州峰

2010年01月11日 | 青物


あれ以来ですが
このタイプの青物品種にしてはやはり増えがよくありません。



それより、昨日の無銘針葉と比べてみましたら
見分けが付かないほど姿がクリソツ。
・・・気付くまで3年掛かりましただ~

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無銘針葉

2010年01月10日 | 青物



あの時の無銘針葉です。
当時は萩宝扇に匹敵かぁ~とまで思ったのですが
その後、すっかり大きくなってしまいました。
それでも鎧通しよりはがっちりした姿をしています。
丸5作でこの程度ですから増えはそれほどでもなさそう。
生長記録にしてはちょっと間が開いてしまいましたが
記念の一鉢ですから大事に育てています。

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紀州甲龍

2010年01月09日 | 青物



始めた頃からのお付き合いですから
かれこれ30数年になります。

その間、下手な作で虐げられたこともあったでしょうが
その痕跡をほとんど残さない丈夫な品種です。

今では根がコンポスト代わりになっているのか
水ゴケを当てる必要が無いほどです。

でも、問題なのはその芸。
最初の頃は甲龍芸もあったのですが
いつの頃からか全然出なくなってしまいました。
幸い、花は距が糸のようにはらはら垂れ下がる姿で咲きますから
こちらのほうで観賞価値がありそうです。


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獅子甲龍

2010年01月07日 | 青物



たぶんあの時の株だと思うのですが
5作もするとここまで株が混むものなのでしょうね。
根が丈夫で,ずっと前の古根と新根が絡み合い
もう、株分けは不可能です。

確か昔、鯱甲龍で買った記憶はありますが
今どき、獅子とか鯱とか言うのを聞かなくなりました。
ちょっと寂しい気がします~。

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鳳凰丸と福寿丸

2010年01月06日 | 青物



古くからあるのですが銘鑑にも確か載っていませんから
ほとんど忘れられている品種かもしれません。

特徴は葉先の丸い針葉でいわば福寿丸の青軸青根版。
清楚で愛らしい品種ですがこの株は持ち崩し気味です。

株分けしたら鉢数が増えてしまいますから
このまま復活してくれないかななんて思っています。





こちらはそのお馴染み福寿丸。
う~む、こちらも持ち崩していますね。

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飛鳥

2010年01月05日 | 青物



その後、親木の天葉が凝り、
短い葉がツンツク出てきましたが
昨年、元通りになりました。




子もなにやら短い葉でスタートして
これは芽変わりか~と期待しましたが
やっぱり元通り。
ややこしい品種です。

本当はこれに黄縞の入ったのを飛鳥と呼んでいたと記憶していますが
数十年前の話ですから、今、縞の木は残ってないんでしょうね。
コメント (2)
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鳳玉

2010年01月04日 | 青物
寒波な正月で寒さが身にしみると言いたいところですが
ようやく寒さにも身体が馴染んできました。

蘭舎は温度が5℃から10℃の間をキープしています。
湿度は80%を維持していますから
水ゴケはカリカリでも2月一杯までは手間いらず。
冬は富貴蘭のことを忘れて骨休めするのもよさそうです。


あれから1作。
植え替えの終盤に回ってしまう鉢はかわいそう。
昨年の春、最後のほうは力尽き、
つい、竹炭植えにして棚下に置いてしまいました。
・・・一作で姿は崩れてしまいます~。
意外に間延びさせるのは得意だったりして。



こちらは植え替えが間に合わずそのまま棚の上に置いていたもの。
紺地はやや薄いもののこっちのほうが良い姿になりました。
やはり置き場所の環境は吟味しないと駄目ですね。

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慶賀

2010年01月01日 | 慶賀
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



お正月ですからやっぱり慶賀です。
この木はあれから1本上柄の子が出てくれました。
もう1個は花芽でしたが、まあ少しは運が持ち直した感じ。





そしてこちらの木。
これも上と同じく親木はだんだん紺地が多くなってしまいましたが



続けて2本最上柄の子を産んでくれました。
でも、その上には2個青い花芽が付いています。
逆のパターンも十分考えられるわけで
やっぱり柄物は運次第ですね。
これは名前に合った縁起の良い株かも~。

今年も富貴蘭で盛り上がりたいものです。
コメント (6)
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