富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

建国の縞

2021年09月30日 | 建国の縞




あれから2年と2ヶ月。
2年も経つと姿はすっかり様変わりしています。
親木は芯痛のような感じから再起動。
柄は目出度いほうに進化し渋いながらも紺覆輪中透けになってきました。











以前、付いていた小さい仔はすでに外れていて
こちらも渋いというかベースが鶯色の中透けでほぼ固定しているようです。

これも元は羆の抜けなのですがとりあえずは
建国殿のバリエーションの一つに加わればこれはこれで楽しめる品種です。
これはもう建国の縞ではありませんから建国殿の裏芸、裏建国殿とでもしときましょうか。
裏羆のほうが語呂は良いのですが恐れ多いような気がします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国の縞

2021年09月29日 | 建国の縞




あれから1年と4ヶ月。
寄せ植えで育てていた頃の長い下葉が落ちてスッキリとした姿になりました。

ただ、期待していた稚葉が中透け風のアタリは地味~な八千代柄に・・・。
そんなにそんなに思い通りにはいかないとしたものです。







それでも親木の柄は絶好調を維持しています。
もとは羆の青なのですがそれはともかくとして
建国系にありがちな覆輪や中縞ではなく
普通の縞っていう感じの木に好感が持てます。
柄抜けの寄せ植えの中から出たビックリ縞が良くこれだけ進化してくれたものです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国宝冠

2021年09月25日 | 建国宝




あれから2年。
あの時の古木はちょっといじけてしまいましたので別の木ですが
これもしばらく仔出し無しで古木の域に達しようとしています。







柄はノーマルな標準柄
・・・というかこの覆輪をもって建国宝冠と命名したはずなのですが
増えるに従い色々な柄が目に付くようになりました。











こちらは西出系でいうところの王冠柄で深々覆輪とでもいうべきでしょうか。
もっと派手になっても建国宝ですから紺地がある分こちらのほうが丈夫です。
そして綺麗です。











こちらはまだ覆輪になり切れておらず縞の残る木です。
これからまた面白い仔を生んでくれそう。









そしてこちらは普通の建国縞を思わせるような中斑縞が入っています。
基本、泥根ですが柄に当たればルビー根に・・・。
なんか化けそうな気もしますので今後に期待です。

と、こんな感じでいろいろなパターンがあったりすれば登録の時に困りますね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国宝

2021年09月24日 | 建国宝






あれから1ヵ月半。
まだ柄は冴え続け目を楽しませてくれています。
今の状態は白牡丹にそっくり。
全斑を最上芸とするのが白牡丹であるなら
これも最上芸なのでしょうか。
紺縞の残っているほうがメリハリがあって綺麗な気もするのですが
それは個々のお好みという事なのでしょう。
それにしても建国系の中では群を抜く美しい変化種ではあります。
どこのお棚へ行っても柄は良く冴えてくれますし
暖かい地方ほど柄が下葉に残るのも美点といえるでしょう。









ところで春から枠が2鉢分空席となっていて
代わりに入れる木もないし寂しく思っていましたが
ようやく埋めることが出来ました。

春は柄が冴えませんから展示会向きの品種とも言えず
大株は必要ないかなあなんて思ったりしています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

破天荒

2021年09月23日 | 破天荒




あれから5ヶ月。
芽はポツポツ付いていたもののほとんどが花芽でした。
もはや老木の域に達したようですし姿も乱れてきましたので
植え替えついでに仔を外してみました。







残った仔はこれ一個のみ。
春は糸葉のようなチンチクリンな姿でしたが
何とか様になってきたようです。







外した仔は満を持してといった感じでしたから
文句なしの木勢と愛嬌の良さです。














どちらの木もたくさんの仔宝に恵まれながら
すくすくと育ってくれることでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

至楽

2021年09月22日 | 至楽






あれから1ヶ月。
以前はもう少し活発に生育していたと思うのですが
最近はずいぶんおとなしくなってしまいました。
年1枚の葉繰りは標準並みといったところでしょうか。

仔の焼けた葉も早々に落ちてしまいましたし
たぶん、だいぶ前に出た2本の泥根の活力が
老化と共に弱くなっているせいかもしれません。

来年あたりはまた泥根を出して復活の狼煙を上げてほしいものです。







この大仔も泥根はまだですが紺地がある分、親木よりも元気そう。
これに泥根が出てくれたら鬼に金棒でしょうね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羆B

2021年09月21日 | 






あれから1ヶ月。
懸念された柄のまま成長し附けが見えてきたところです。
生育期間はまだ1ヵ月半ほど残っていますので
次の天葉の柄も見ることが出来そう。
とりあえずホッと胸を撫で下ろす柄を見たいものです。

それにしても春からの葉繰りは今でちょうど2枚。
そしてこれから初冬まであと半分は行けそうです。

今年から通年蘭舎内での栽培と共に例年以上に極暑な夏にも恵まれましたが
作落ちすることなく締まった姿を維持しています。
扇風機の風でもけっこう役に立っているのかも。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石油ファンヒーター【蘭】

2021年09月05日 | その他
さて9月です。
そろそろ秋という事で蘭舎の設備に欠かせない
石油ファンヒーターの整備をしました。









あれから2年半。
新品を購入してから5年使ってこんな状態になりました。
もっともノーメンテですからね。

実は春先、暖かくなってもうお役御免の頃
ちょうどエラーメッセージが出て燃焼不能に・・・。
次に使うまでに直さなければと思っていましたがそれが今日になりました。







電源を入れてみるとやっぱりエラーメッセージ。
器械ですから自然に治るわけないですね。







E-02は燃焼不良ですから以前準備していた気化器を交換することに。







カバーを取り外し







配線は2か所外しますので迷子にならないようまずはです。







気化器はお掃除みたいなことをすればまた使えるそうですが
次、留守や就寝中などに止まれば命取りになりますから
躊躇せず新品に取り替えます。







無事燃焼試験にも成功しましたので
カバーを洗って元に戻しました。
また5年くらいは活躍してくれるかも。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする