富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

Mさんの蘭・・その1

2016年08月25日 | その他



あれから2ヶ月。
建国殿は徐々に大きくというか普通の姿に戻りつつあります。








3本の仔も柄は健在。
ここから10本立ちくらいまで持っていったら
見事な美術株になるでしょうね。
この生育振りではそれもそんな遠い話じゃないと思います。









金牡丹は天葉が短くなっちゃいましたが
親仔とも何とか潰れずに生育中です。







こちらの仔は2本とも元気ですが







こちら側の下のアタリは動かず
上のはさすがに花芽でした。

金牡丹にしては根がたくさん出ましたので
来年はもっと良くなってくれることでしょう。








翠宝は葉が一旦短くなっていましたが
今の天葉からは葉幅を引きつつ元の長さに戻ってくれるでしょう。
仔がユウレイなのでプチッとやった方がいいのでしょうが
預かり品ですからそのままに・・・。

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古都の雪

2016年08月24日 | 古都の雪



あれから2ヶ月。
力強い生育を見せています。






結局あの時に付いていたアタリは全部仔になったようです。






ついでに親木に付いたのも1本は仔でしょう。
なかなかの増えっぷりではあります。

素立ちの若木を入手して2年。
早くも芽数は8個ですから風蘭にしては抜群の増殖力。
さすがは東出都の変わりだけあります。

でも東出都そのものがこんなに増えるのかと棚を見回してみれば
やはり気合の入っていないのはそれなりでした。

それはともかくあちこちのお棚でこれだけ増えれば
希望する方みんなに納まるのももうすぐでしょう。
黒牡丹、金牡丹や建国の縞のように何鉢あってもまだ欲しいというのと違って
これは一鉢あれば満足といった感じですから。

そして椅子取りゲームの逆パターンで椅子が余り出して常に品が出回れば
相当買い易いお値段に落ち着くのは時間の問題かも。

でも、これほどすんごい芸を持っている品種ですから
それまで待てないというのも良~くわかります。

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2016年08月23日 | 




あれから1ヵ月半。
更に成長速度は倍速に・・・とはいきませんが
それでもようやく天葉の付けが見えるまで辿りつきました。
これで春から1枚葉繰りしたことになります。

さすが関東は立川近辺の自然作りの棚からやってきただけのことはあり
冬越しだけじゃなく夏の猛暑の中でもまだ成長を続けているようです。
ここら辺の品種は前作の栽培環境を知るのも大事なことと改めて思い至っています。

これから秋に向かって成長はスピードダウンするのでしょうが
あと半枚も出てくれたらそれで御の字としたものでしょう。

柄はちょっと冴え過ぎたかなとも思いますが
それでも羆らしい綺麗な柄ではあります。
でもその副作用で下葉がぽろぽろ落っこちないことを祈りましょう。








仔も親木に習って付けが見え
自根も2本出ていますので生育は良好です。
意外に早く株分けできるかも。

改めて今の蘭舎のちょっと暗めの環境は
この羆や黒牡丹、金牡丹に合わせたのかも。
何も考えていなかったようで無意識にそうしています。

おかげで他の品種が間延びしそう。

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月笙

2016年08月22日 | 黒牡丹
熱中症気味になりながら棚作りに専念していると
他のことが出来ないのか肝心の風蘭の世話がお留守に・・・。

鉢換えはおろか花も咲かせたままで
外棚のやつはぼんぼりがたくさんぶら下がっています。
でも、蘭舎の中に入れればスズメガの侵入はなくなりますので
来年は結実することも無いでしょう。









さて、月笙はあれから3ヶ月。
ラベルが月笙で柄も見えませんでしたからてっきりそうだと思っていましたが
1枚葉繰りしてみるとなんとほとんどが金牡丹でした。












全部で11芽、7鉢にしましたが今のところこれ以上は痛むことなく健在です。







ところでその中の一鉢が縞でその仔2本は柄の無い黒牡丹。
これが無ければホントに金牡丹
もしかして生理障害かも~なんて疑っていたかも。

とまれ棚に数鉢しかなかった金牡丹は一挙に三倍増。
金牡丹を増やしたいと思っていましたので
こんなラベル違いはちょっとうれしいかも。

月笙系だとしたら大型金牡丹になるはずですが
ただ、今の面影がなくなるまで5年は掛かりそう。
しかし、取りあえずこれだけあったらもう金牡丹は食傷気味。
もっと欲しいなんて思わずに済みそうでその点はラッキーでした。

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蘭舎・・・その8

2016年08月21日 | その他
すっかりご無沙汰してしまいました。
8月も下旬に差し掛かりましたが
こちらも猛暑が続いています。
蘭舎は完成し、風蘭も中に搬入済みですが取りあえず途中経過を・・・







窓がなくても換気扇だけで何とかなると思ったのは甘い考えで
さすがに今年の猛暑では中はサウナ状態。







そこで屋根に熱線反射タイプのポリカ波板を重ね張りしてみました。
中は日陰よりは明るいですが思っていたより若干暗め。
でも、明るい=暑いとなりますからこれで様子を見ることにします。







終日、日は当たりますし春と秋は南面から日が差し込み明るくなりますから
これで良さそうな気もしています。







大工さんが撤収したあとは自分で棚作り。
棚上に扇風機を4台設置しました。

普通、説明書には扇風機は平らなところに置いてくださいと書いてあります。
ななめにするとたぶん首振りに負荷がかかりそうでガードを外しましたが
これは使い方が間違っているとか言われそう。

内側にも複層パネルを全面に張り、防水対策は万全。
木は濡れると腐りますからね。
基礎のコンクリートまで濡れないようにしています。
これで心置きなく水遣りが出来るというものです。







丈夫な蘭舎にしてもらいましたので単管パイプを突っ張り棒のように柱にあてがい
足の無い棚にしてみました。
これで棚下はスッキリ。
大型の扇風機が置き枠の鉢を冷やしてくれます。

その他、こまごまとした熱対策をして鉢を搬入しましたが
晴天下、外気温が37℃の時、中は35℃くらいで落ち着いています。
全ては電気のおかげ・・・。
ということは停電になったらアウトですから
そのうち発電機も用意しておかなくちゃと考えています。

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