富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

建国殿その一

2007年10月31日 | 建国の縞

ようやく一までたどり着きました。
最後は味良く収めるべくこの木です。

太い黄縞が出て大喜びしましたが
次に出た葉には更にぶっとい中斑がありました。

こんなことを言ってはひんしゅくを買いそうですが
はっきり言って羆よりもこっちの柄の方が好みです。
一喜一憂も楽しめますし・・・

この状態がいつまでも続くことを祈るのみ。
なむなむ。

大仔は親の後を追いそうな気配がありあり。

こちらの仔も青勝ちでしたが
天葉にいきなり柄が来ました。

となるとこっちのからもそのうち出てくるかも
などとお祭りはしばらく続きそうです。

さて、いろいろ好き放題、自慢めいたことを書いてしまいましたが
昔は建国殿から仔を出すことが出来ず途方に暮れたものでした。
でも、そのおかげで色々なことが試行錯誤でき
増えないものを増やすという楽しみを知ることが出来ました。
柄ヌケばかり育てていた頃のほうが楽しかったかもしれません。
欲がより良く育てるという方向に向いていましたから・・・。

枯らさないようになるまで10年
増やせるようになるまで10年
姿良く育てて更に仔沢山に出来るまで10年
やっぱり30年はかかりそう

でも、知らないこと、知りたいことはまだたくさんありますから
興味が失せることはしばらく無さそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿そのニ

2007年10月30日 | 建国の縞
昨日は朝の5時に更新しましたが
その時間帯だけで訪問された方が41人でした。
皆さん、早起きなんですね。

それにしても、もうすぐ11月というのに
明け方でもそれほど冷え込まず、なんとなくのんびりしていましたが
週間天気予報でついに1℃という日が出てきました。

そろそろ蘭小屋に取り込まなきゃ
枕を高くして眠れない時が来たようです。

さてそのニ。
普通はやはり葉淵だけの柄ではそれ以上良くならないようで・・・

この木の仔は、以前はクッキリとした覆輪でしたが
今は葉淵に所々といった感じになってしまいました。

でも、たくさん出た仔も含めて柄抜けは無さそうで
そこがこのタイプの良いところかも


親木からもまたボチボチ仔が出始めましたから
せめて万に一つ・・・もとい十に一つくらいは
面白そうな柄であってほしいものです。
(ちょっと欲張りか)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その三

2007年10月29日 | 建国の縞

葉淵だけに柄が乗る木は
それ以上進展しないとはよく言われることですが
この木は珍しいことにそれにプラスして中斑芸の持ち主です。

今までは申し訳程度の中斑でパッとしませんでしたが
適度に木がヒネてきたのか
今年の天葉二枚バッチリ決まっています。
仔も気配は十分ですから
この親くらいに柄が出てくれたら嬉しいものです。
もちろん、親、仔ともにルビー根は出しますので。

ちなみにこれに№は付いていませんので
何番にしようか思案中です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その四

2007年10月28日 | 建国の縞

ニ作しています。
日弱作り風の姿でしたが、
いきなり日の強い棚に置いても葉焼けするでもなく
平気なところはやはり建国殿、丈夫なものです。
下葉の葉淵の縞に目が眩んでつい、手を出しましたが
案の定、その後は音沙汰なし。
もちろん出た仔も柄無しです。

天葉に少し柄が出ていますからそこにわずかな期待を寄せて
新たな系統ができればとラベルは挿しています。
が、下の縞葉が落ちてしまえばいつとはなしに忘れられ
これもラベル落ちになってしまうのでしょうね。

ま、安くて良い物には滅多に当たらないとしたものです。
わかってはいるのですが・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その五

2007年10月27日 | 建国の縞

建国殿六の親木で、一本の仔にチョロ縞が・・・
この程度では普通は継続しないものですが
この株はまだ柄が続いています。
やはり系統が系統ですからちょっとは期待できるかも

でも、この仔はそろそろ外して育てないと
また、ワンチャンスを逃がしてしまいそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その六

2007年10月26日 | 建国の縞


今年、仔は出ませんでしたが、まずは順調に生育中です。
半柄の仔は順調すぎて柄が反対側に飛び越え
片側紺覆輪といった感じに。

ほかの縞物なら顔をしかめる柄ですが
物が建国殿ですからあらぬことが頭をよぎりますです。
もう一本の仔も柄はコートメ最上
今の所、柄抜けが出ない嬉しい一品です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その七

2007年10月25日 | 建国の縞

入手したときは紺覆輪があるような気がして
独り喜びをしてしまったのですが
これはいわゆる欲目というヤツでした。
まあ、お値段分は楽しみましたので・・・

それでも天葉には細縞が出て
仔も柄無しですが三本
一作目にしては上出来です。
これからも良く増えてくれることでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毘沙門天

2007年10月25日 | 毘沙門天

親木からはさすがに仔は出ませんでしたが
勢いはとどまるところなし。
毎年3枚、きっちり葉繰りしています。
来たばかりの頃に出た短い葉もずっと下のほうに行きました。
若仔からはポコポコ仔が出ていますから
姿の移り変わりが早く楽しい品種かと。

小さいほうの木は親木から仔が一本。
こちらのほうが大株候補かも


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その八

2007年10月24日 | 建国の縞

いつぞやバッチリ白縞が出た建国殿。
早めに独立させましたが仔出しに失敗。

下葉一枚にその面影が残るのみで
まさに風前の灯です。

天葉にちょろっと柄はあるものの
やはりこれでは格下げ。

しばらく普通の建国殿の一群の中で
眠っていてもらいましょう。
また掘り出せる日まで・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀河

2007年10月24日 | その他の芸

葉を彩る怪しげな墨は
銀河を漂うあのダークマターに見立ててのことなのか
なかなか味のある命名です。
墨の多い木の常で生育はそれほどでもありません。

友禅錦の青とか言われていますから
その友禅錦の青も入手してみました。

葉姿はともかくとして芸は同じようですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その九

2007年10月23日 | 建国の縞

後冴えの柄かな?と思い込んでいましたが
よく見たらこれも数枚柄が続いただけの一発芸でした。
ただ、その十と違うのは一本、柄の仔が出てくれたこと。
ワンチャンスでしたね~

柄は神風をやや暗くしたような渋い紺中通し
建国殿にしては意外な斑色ですが
更なる変化を期待したいと思います。
それにしてもちゃんと株分けして仔出しを促せ~
と、言いたくなります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑海

2007年10月23日 | 呑海

今年のも植え替え無しでしたから
そんなに作に力が入っているようにも見えないのですが
やはり花を休ませると違います。
画像ではわかりませんが仔が二本出ました。
肥料はほとんど無しで、日と水で育てましたから
二年経っても水苔は傷んでいませんが
来年はいくらなんでも植え替えなきゃと思っています。
でもこんな鉢が何百とありますからね~。
今年サボったツケが回ってきそう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和泉牡丹

2007年10月22日 | 

ちょっと見ないうちに更に黄色が濃く
輝くような柄に変身していました。
棚の環境がドンピシャだったのでしょう。
仔が本出てくれましたから勢いもありそう。
見方によっては金牡丹より綺麗かも

長く育てて良さを味わうのも富貴蘭。
でも、わずか一作でも宝物にありつけることもありますから
この趣味は面白いものです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿その十

2007年10月22日 | 建国の縞
十から始めます。
果たして一までたどり着けるかどうか
乞うご期待

まずはこちらから。
二作前はかなり期待していたのですが
今年であえなく沈没です。
結構 太縞だったのですが上で青。
も青。
なむなむ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東出の剣

2007年10月21日 | 覆輪

その東出の剣の二作後です。
本人も立ち葉になろうと努力しているようですが
なかなか姿はままならず。
もっと日弱くふんわり作ったほうが本芸しそうですが
とりあえず普通の東出とは違うことが分かればそれで良しとしましょう。
これも小型の愛らしい佳草です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする