富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

建国殿深覆輪~(^^)

2005年07月29日 | 建国宝
日が照るとさすがに気温が上がり
棚の温度で38℃です。

透明のポリカの屋根に、毎年アシナガバチが5つ、6つ巣を作ります。
今日は盛んにプンプンと風を送っていました。

富貴蘭の花はもう切ってしまいましたので
花茎から出る蜜にはありつけなくなりましたが
巣作りの材料(ミズゴケ)には事欠かないといったところでしょうか。

ここ数年はようやく巣を大きくしたと思ったらスズメバチの襲撃を受け
なすすべも無く全滅させられています。
さて、今年は見つからずに済むのかちょっとドキドキです。

この建国殿深覆輪、仔がこの頃は紺覆輪を伴っていて
スワッ!と思ったものですが、どうやら期待はずれ
八千代柄のような感じになるのかも?
親木のホンワカしたキャラクターが好ましく
仔にもこの芸が簡単に移ってくれそうなものですが
一品物から増やすのはやはり大変で
ある程度の鉢数をそろえるには
数十年の歳月が必要そうです。





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建国殿覆輪~(^^)

2005年07月27日 | 建国の縞
心配した台風もこちらではたいしたことが無く
ようやく夏~という感じになってきました。
皆さんの所で生育が止まっている間に
こちらは遅れた分を取り戻さなければなりません。

この木は入手してから一作半といったところ。
昨年の春二本立ちでしたから、その後、仔が四本
良く増えてくれます。

柄は基本的に,に入りますが
時折、入り込んだ
無地葉になったりと適度な荒れを見せますから
建国殿縞と表現したくなるのも無理はありません。

でも、これは玉川や雅天楽などのように
第一層の狭い範囲にのみ斑が入る
羆覆輪とは柄のパターンが異なる覆輪と言えます。

固定度は羆覆輪以上に高いので
(ハデ仔がほとんど出ない為)
数は増えていると思います。

正直言って観賞価値という点では
羆覆輪より数段落ちるのに
値段はこちらのほうが良かったりします。

最上の建国殿縞から出るコートメ柄と比べて
柄行きの違いがビミョーという点での評価かと思いますが
先々の変化(進化)の楽しみという点でいえば雲泥の差です。

なんとなくババ抜きゲームの様相がそこはかとなく感じられますが
今のところ誰にも損させない優秀なババではあります。

それはそれとして、私にとっては建国殿からの変化のパターンの一つとして
大切なコレクションの一鉢となっております。
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建国殿縞~(^^)その二

2005年07月24日 | 建国の縞
いつだったか、専門店の忘年会の余興の
交換会で入手した建国殿の青。

アルコールが回っていると品物は見なくても
つい名前で反応してしまいます。

そんなお遊びの建国殿がなんと大出世。

鮮やかな黄縞の仔が出てくれました。
しかも性が良いらしくそれから出た仔は更にハデ柄に・・・。
青の親木からまた柄の仔が出ないかと十鉢まで増やしましたが
今のところ出る気配は無いようです。
こんなのはやはり何年かに一度ある偶然でしょうね。
区別するため「まっちゃん建国」と書いたラベルを挿しています。







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建国殿縞~(^^)

2005年07月23日 | 建国の縞
以前、芽出しで楽しませてくれた仔が
だいぶ生長しました。
稚葉の柄は少し暗みましたが・・・。

柄側の天葉がなにやら白いと覗いてみたら
ウラのほうでクッキリとした紺覆白中透け

表のほうにも中斑が少し通っていますが
まあ、4分の1羆といったところでしょか。
根は綺麗なルビーです。

タダみたいな木(いや、安くはなかったんですが^^;・・たぶん136系なんで)から
こんな期待度満点の仔が出る・・・建国殿作りの醍醐味です。

全ての点で楽しみ多い富貴蘭。
その中でも羆系統は一番(黒牡丹が二番かな?)と考えていますので
美への憧れといいますか
いろいろなタイプ、柄のパターンを観察しつつ
極めたいというのが夢でもあります。
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羆~(^^)

2005年07月22日 | 建国殿
まだ梅雨が明けないのかぐずついた空模様。
気温も上がらず少し肌寒い感じです。

棚の上の気温で日中40℃が何日続いても生育が止まらない
いや、むしろ大繁盛するよう環境を整えていますから
早く梅雨が明けて、じりじりするような夏が来てほしいと思っています。
暑いと体は参っちゃうんですが
心はウキウキ、夏は大好きです。

夏が来なくても至極好調なのが建国殿羆
前々回前回より更に勢いが付いてきました。
親木の天葉はやや沈んだ感じながらも
全面柄(紺覆輪がごく狭かった為)でしたが
チラッと覗いた次の葉にはしっかり紺覆輪があるようです。
は気持ちよく素直に伸びています。
のほうも元気な親から養分をもらいスクスク。
早くもアタリらしきものが出ています。
これが仔芽か花芽はやはり大きな違い。
必死におまじないを掛ける訳です。
それが棚全体に波及するという相乗効果もありますが。
それにしてもこの仔は惚れ惚れする柄です。
中透け芸、柄の冴え共に完全で
もうただの羆と呼んであげても良さそうなものです。
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羆~(^。^;)

2005年07月21日 | 建国殿
こちらの羆のその後。
二本の仔は含みがありそうですがやはり青。
柄の仔はなんとユウレイ。
新月殿ということですか。

考えられること全てを注ぎ込んで
ようやく出した三本の仔で、
これが全部本芸ならウハウハでしたが
世の中、貧乏人はなかなか浮かび上がれないように出来ております。

それでも親木は三作にしてようやく木勢が付いてきましたので次に期待です。
宝くじと違って枯れない限り空クジということはありませんから。

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満開

2005年07月20日 | 
クロさん、トラックバックありがとうございます。
こちらも富貴蘭の花が満開です。
初めて咲いた極紅はなかなか濃い色。
姿も今のところは小型立ち葉で良い感じです。

雲海青海は花が似ていると言われますが
比べてみるとだいぶ違う雰囲気です。

十二単昨年より一回り大きくなりました。
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花芽が仔に

2005年07月19日 | 建国の縞
梅雨真っ盛りの時期、寒かった為か
花は今が満開、棚はむせ返るように匂い立っています。
ふと見ると、花芽のような仔が・・・。
こちらのトップの画像の系統の木です。
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萩宝扇が開花

2005年07月15日 | 萩宝扇
梅雨の合間か、もう終わったのか
昨日までの肌寒さとは一変、
今日は暑い一日でした。

以前、一本植えたドクダミが大群落になっています。
毎年刈られてしまうのに強い草ですね。

明日からはこちらでも展示会。
会場側の都合で残念ながら即売は無しですが。
展示が三日間と長いので毎日入れ替えようかと思っています。

萩宝扇の花がようやく咲きました。
ちょっと退化気味の花弁もありますが、まあ普通の花かと。
見るのも最初で最後でしょう。

一つ面白いのを発見。
青軸羆ですが
鮮明な黄縞が出ています。
たぶんビックリ縞でしょうが
羆の光もこんな感じからうまい具合に出たのかも?。

月笙の仔はハデ(普通の金牡丹?)に出るし
黒真珠は開花間近。
楽しみな翠扇はまだこれからです。
久々に投稿するとなんだか支離滅裂です。
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羆覆輪大研究(^_^;)

2005年07月06日 | 羆覆輪
大研究という程でもないのですが・・(^=^;
以前から有った覆輪に狂いのないのがたくさん増えたものだから
それを出して縞っ気のある木が面白かろうと買い込んでいます。
(思えばこのタイプのほうが標準的な柄みたいですが)
百聞は一見にしかずということで画像をいろいろな角度から撮ってみました。

個体1(
個体2(、)
個体3(
個体4(、)
個体5(、)
個体6(、)
個体7(
個体7は以前から棚にある柄狂いの少ないもの。

観察してわかったことは以下の通り。
① とりあえず縞っ気のある木は新月殿がしこたま出る。
② 親木はハデになりそうで紺地を戻し意外にしぶとい。
③ 完全に覆輪に戻ったかなと思ってもまた派手になる。
④ 黄覆輪がある限り中斑になったように見えても変わった仔は出ない。
⑤ 中斑に見えるのは第二層のみが紺地になる逆三光中斑だからである。
⑥ 逆三光中斑は他の品種には見られない珍しいパターンの柄です。
⑦ 覆輪が消えた柄抜けになったのは面白いかもしれない。
⑧ 個体7など、狂いのない木でも5本か10本に一本くらいは新月殿が出る。
⑨ 縞っ気のある木はまともな仔が5本に一本くらいしか出ない。
⑩ したがって増殖には行ってこいほどの違いがある。

今の時期は成長期でもあり柄が明るくて綺麗なのですが
まあ、そんな花を取るか団子を取るかというところなんでしょうね。



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金銀羅紗の実生

2005年07月05日 | 青物
金銀羅紗の実生に花芽が着きました。
まだ従来の木の半分ぐらいの大きさですが・・・。

このまま育ってくれれば
日に強く、丈夫で良く増え、本来種を超える姿かも?

金銀羅紗は昔、入手難で
今でも栽培は難しいのですが
実生は前述の通り、丈夫になりました。
価格も安いし、入門種としても最適です。

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黄冠

2005年07月02日 | 
黄冠の花芽が伸びてきました。
咲けば白い花ですが
蕾まではけっこう濃い黄色。

姿も斑の為かこじんまりとしていて
全体に可憐さがにじみ出ています。

どうせなら咲いても
こんな感じの色ならよいのですが。
こちらは洋種との交配種。
黄金丸と名がついています。



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中野覆輪

2005年07月01日 | 覆輪
月も変わったことだし張り切って・・と思いましたが
最初は軽めに。

今、バケツをひっくり返したような雨と風。
画像のように棚の中にも雨が吹き込んでいます。

中野覆輪の名付けの由来がわからないのですが
(昔、中野覆輪という品種はあったようですが)
この品種は羅紗覆輪が小型化したものに間違いないようです。

西出の矮性種、都鳥などと同じメカニズムが働いているようで
いずれ興味深い品種ではあります。

元の羅紗覆輪に戻り易いという話も聞きますが
棚の木は長い間同じ姿を保っています。
ただ、一旦大きくなってしまったものは
元の小型木には戻りませんが。

東出都にも古都という小型になった品種がありますし
他の品種にもあるかもと探してみるのも面白そうです。





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