雪は深々と降り積もり、下界は物音せず空気は澄み切っています。
すがすがしい新年を迎えられそうです。
今年はたくさんの方に当ブログを見ていただきましてありがとうございました。
これを励みに更に富貴蘭栽培に熱が入ります。
来年もよろしくお願いします。
さて、こちらもあれからちょっとの生育。
親木は下葉が暗む金牡丹柄なのに
仔は下葉までくっきり柄を残しています。
こんなふうに変化が頻繁にありますから
変わっているからと新たに命名しても
そのうちどれが本芸か分からなくなるから困ったものです。
それがこの品種郡の面白さでもありますが。
親木はとりあえず派手目最上でしばらく楽しめそうですが
上の仔はさて、どちらになるのでしょうか。
柄が暗まなかったら困りますぅ~。
これもあれから少しは生育していますが
水を切って一ヶ月ですから少し精気がなくなった感じです。
それとは別に親木の下葉がまたポロリと落ちて心配ですぅ~。
墨の強い木は魅力と引き換えにこれがあるから堪りません。
仔出しが楽しみ~~なんて呑気な事、言ってられなかったです。
でも仔のほうは超元気。
親木の脛をかじりまくっているのでしょう。
話は変わって最近ヤフオクで黒牡丹の縞や建国殿の縞を
目にすることが多くなったような気がします。
富貴蘭も一部の品種は書画骨董並みになったのかも。
本物があって、その周りに何作か観察しなければ見極めが付かないものがあり
更にその周りを明らかな贋物が取り囲むといった具合です。
ただ、画像だけでは良く分かりませんから
タイトルと値段につられて入札が進むのでしょう。
掘り出し物はまず無いとしたものですし
本物も増殖が進むにしたがって値がこなれてはきますが
ニセが安いからといってそれに足を引っ張られることはありません。
でも、コピー実生は別でしたね。
これもフォトチャンネルで成長記録を作ってみました。
11月以降、お天気具合は芳しくなかったので早々に加温を止めましたが
それでもあれからちょっと生育してくれました。
親仔供、見たかった次の天葉が覗いています。
そのほかの仔達ですが一番上の子にも柄を見つけました。
みんなかわいいヤツです。
親木は来年も上柄が期待できそう。
そしてこの子はとうとう本気モードになってきました。
こちらもふんどしを締めてかからないと~~。
春は白柄で出て、やや暗むものの下葉まで柄を残し
しかも墨が多く小型で下葉がポロポロ落ちる木ですから
油断は禁物です。
それより果たして育つかどうか。
でも、身銭を切って買おうとすれば生育にはマイナス要因ばかりで躊躇しますが
これは親木を別にすればタダで授かったもの。
その気楽さというか余裕の気持ちで見れば
マイナス要因は身震いするほどの美しさに変わります。
画像で見るのと手元にあるのとではその実感が1万倍も違いますから
幸せを噛みしめて育てたいと思います。
フォトチャンネルに成長記録を貼り付けてみました。
7年前、黄牡丹錦と共に同じような大きさの木を入手しましたが
改めて生長、増殖に違いに驚いています。
やっぱり墨が影響するんですね~~。
あれから一作。
身近にあるといつも同じように見えますが
徐々に葉は茂っているようです。
木炭植えにして植え替えのストレスから開放されました。
もういくら大株になっても大丈夫。
来年は清々しい青根をそのまま楽しめそうです。
寿光はあれから二作。
紺地深くピカピカの艶葉が魅力の品種です。
普及価格となりましたが豆葉好きには外せない品種でしょう。
芸は一級品だと思います。
ブログにフォトアルバムなる機能が付いていました。
生長の具合を見るのにうってつけですが
6千枚以上ある画像からピックアップするのは結構大変。
でも、今年の冬はこれで遊んでみるのも面白そうです。
あれから一作。
葉繰りは2枚。
根がたくさん有って下葉も落ちないし
見るからに強健そうな感じですが意外に葉繰りは普通です。
若木のうちはよく増えるものの
古木になるとやっぱり仔出しは落ち着くようです。
そうはいっても葉姿、柄共になかなかのもので
昔は多くの人の心を躍らせました。
今は普及価格になりましたがたくさん増えたことを除けば名品クラスの木だと思います。
あの時の玉童。
すくすく育っていたら特望の花を見ることが出来たかもしれませんが
根を痛めてしまってその影響が葉姿まで及んでいます。
つまりは作落ちです。
また復活を目指すわけですが、これから5年で成木になれるかどうか。
入手してから6、7年経っていますから時間も掛かりますが
その間、いろんな実生が世に出て移り変わりの早さも感じています。
もう付いていけないという感じですが
良いものを良いと信じる目だけはクリアに出来ればいいなと思っています。
あの時の木を株分け。
覆輪だけ良いとこ取りして植えてみました。
まだ縞っ気は残っていますがまずはりっぱな覆輪です。
これで葉姿がしゃんとしてくれれば言うこと無しですが
富嶽ですからこんなものでしょう。
何かのタイミングで凄く立派に見えるときもありますから
変なものを掴まない為のイメトレに役立っています。
フラフラとした頼りなげな姿が面白い紅珊瑚。
その姿に釣られて昨年入手してみました。
でも、一作したらなにやら天葉が詰まってきました。
いや~、ちょっと作を間違えました。
締めて普通の風蘭の姿にしてどうするんでしょう。
でも、3本子が出ましたから色々試してみたいと思います。
あれから二作。
ようやく小さな仔が二本出てくれましたが印象はほとんど変わらず。
以前チラッと柄を見せてくれたもののその後は音沙汰無しです。
柄が無くて墨を流す木を suzukaさんは玄風と呼んでいます。
墨の多い木は富貴蘭讃歌さん所も育て難いようですが
これも墨の影響でかなり寸詰まりになっていますから
株分けしてもそれほど増える見込みはないのでしょう。
ということは柄の出る見込みもないのでしょうか。
期待を込めてカテゴリーは(縞物)としていますが、まあ、こればっかりは運しだいでしょう。
先日、忘年会に参加した時、美咲園さんで見つけました。
というか棚に飾ってあったのですが
買ったというより小さいお手々がおいでおいでしているようで
それに捕まってしまったという感じです。
しばらく専門店さんにはご無沙汰でしたが
やっぱりたまには行ってみるものですね。
楽しいことが待っています。
水晶覆輪墨流し(紫水晶)はあれから1作。
なんとか二枚の葉繰りですが、
花芽が親子ともに二個ずつでは増える見込みもありません。
でも墨が木を小型化させていて、その締まった姿には惚れ惚れしてしまいます。
そこが救いといえば救いですが、墨が増えも阻害しているのでしょう。
そういえば仔まで抱いた大きな仔ですがまだ根が一本。
今年、仁丹粒のような根がようやくパラパラと付いただけです。
来年これが伸び出してくれれば木勢も向上してくれるのかなと思っています。
それにしても株分けするのにこれほど時間が掛かるとは予想外でした。
昨年、ちょこっと覗いていた仔が結構大きく成長してくれました。
これぐらいの仔の大きさで外し5作したのが今の姿。
富貴蘭を栽培していると5年とか10年などと平気で言っていますが
今の世の移り変わりの速さからすると時が止まっているような感覚です。
でも、この効率の悪さが富貴蘭の魅力かもしれません。
とりあえず色々な思い出がユックリと蓄積されていきますから。
先の心配をしてもしょうがないので、気を取り直して画像は呑海。
あれから1作で、葉繰りは2枚でした。
素立ちでも肉厚の葉がくるりと湾曲して愛らしいのに
株立ちになってもそのイメージがそのままで喜ばしいことです。
今年は仔が一本出ただけでしたが空き家はたくさんありそう。
仔吹きは芳しくない品種のようですが来年以降が楽しみです。
あれから二作。
増やすのはあきらめて、
毎年草体に似合わない大きな花をたくさん咲かせて楽しんでいます。
で、増えたという感覚は無かったのですが
画像ではそれなりに増えていてちょっと感激しています。
根が太くて、どうしようかと思う時もありますが
場所もとらないし、まだまだこのままで行けそうです。
でもどこまで行っても元は取れないかも。
すがすがしい新年を迎えられそうです。
今年はたくさんの方に当ブログを見ていただきましてありがとうございました。
これを励みに更に富貴蘭栽培に熱が入ります。
来年もよろしくお願いします。
さて、こちらもあれからちょっとの生育。
親木は下葉が暗む金牡丹柄なのに
仔は下葉までくっきり柄を残しています。
こんなふうに変化が頻繁にありますから
変わっているからと新たに命名しても
そのうちどれが本芸か分からなくなるから困ったものです。
それがこの品種郡の面白さでもありますが。
親木はとりあえず派手目最上でしばらく楽しめそうですが
上の仔はさて、どちらになるのでしょうか。
柄が暗まなかったら困りますぅ~。
これもあれから少しは生育していますが
水を切って一ヶ月ですから少し精気がなくなった感じです。
それとは別に親木の下葉がまたポロリと落ちて心配ですぅ~。
墨の強い木は魅力と引き換えにこれがあるから堪りません。
仔出しが楽しみ~~なんて呑気な事、言ってられなかったです。
でも仔のほうは超元気。
親木の脛をかじりまくっているのでしょう。
話は変わって最近ヤフオクで黒牡丹の縞や建国殿の縞を
目にすることが多くなったような気がします。
富貴蘭も一部の品種は書画骨董並みになったのかも。
本物があって、その周りに何作か観察しなければ見極めが付かないものがあり
更にその周りを明らかな贋物が取り囲むといった具合です。
ただ、画像だけでは良く分かりませんから
タイトルと値段につられて入札が進むのでしょう。
掘り出し物はまず無いとしたものですし
本物も増殖が進むにしたがって値がこなれてはきますが
ニセが安いからといってそれに足を引っ張られることはありません。
でも、コピー実生は別でしたね。
これもフォトチャンネルで成長記録を作ってみました。
11月以降、お天気具合は芳しくなかったので早々に加温を止めましたが
それでもあれからちょっと生育してくれました。
親仔供、見たかった次の天葉が覗いています。
そのほかの仔達ですが一番上の子にも柄を見つけました。
みんなかわいいヤツです。
親木は来年も上柄が期待できそう。
そしてこの子はとうとう本気モードになってきました。
こちらもふんどしを締めてかからないと~~。
春は白柄で出て、やや暗むものの下葉まで柄を残し
しかも墨が多く小型で下葉がポロポロ落ちる木ですから
油断は禁物です。
それより果たして育つかどうか。
でも、身銭を切って買おうとすれば生育にはマイナス要因ばかりで躊躇しますが
これは親木を別にすればタダで授かったもの。
その気楽さというか余裕の気持ちで見れば
マイナス要因は身震いするほどの美しさに変わります。
画像で見るのと手元にあるのとではその実感が1万倍も違いますから
幸せを噛みしめて育てたいと思います。
フォトチャンネルに成長記録を貼り付けてみました。
7年前、黄牡丹錦と共に同じような大きさの木を入手しましたが
改めて生長、増殖に違いに驚いています。
やっぱり墨が影響するんですね~~。
あれから一作。
身近にあるといつも同じように見えますが
徐々に葉は茂っているようです。
木炭植えにして植え替えのストレスから開放されました。
もういくら大株になっても大丈夫。
来年は清々しい青根をそのまま楽しめそうです。
昨日来の寒波であっという間に雪景色です。
水を切ってほぼ一ヶ月。
風蘭はこの寒さとも相まってだいぶ葉がペラペラになってきました。
でも、瑞々しかったら逆に心配です。
これもあと二ヶ月の辛抱で楽しみな春がやってきます。
水を切ってほぼ一ヶ月。
風蘭はこの寒さとも相まってだいぶ葉がペラペラになってきました。
でも、瑞々しかったら逆に心配です。
これもあと二ヶ月の辛抱で楽しみな春がやってきます。
寿光はあれから二作。
紺地深くピカピカの艶葉が魅力の品種です。
普及価格となりましたが豆葉好きには外せない品種でしょう。
芸は一級品だと思います。
ブログにフォトアルバムなる機能が付いていました。
生長の具合を見るのにうってつけですが
6千枚以上ある画像からピックアップするのは結構大変。
でも、今年の冬はこれで遊んでみるのも面白そうです。
あれから一作。
葉繰りは2枚。
根がたくさん有って下葉も落ちないし
見るからに強健そうな感じですが意外に葉繰りは普通です。
若木のうちはよく増えるものの
古木になるとやっぱり仔出しは落ち着くようです。
そうはいっても葉姿、柄共になかなかのもので
昔は多くの人の心を躍らせました。
今は普及価格になりましたがたくさん増えたことを除けば名品クラスの木だと思います。
あの時の玉童。
すくすく育っていたら特望の花を見ることが出来たかもしれませんが
根を痛めてしまってその影響が葉姿まで及んでいます。
つまりは作落ちです。
また復活を目指すわけですが、これから5年で成木になれるかどうか。
入手してから6、7年経っていますから時間も掛かりますが
その間、いろんな実生が世に出て移り変わりの早さも感じています。
もう付いていけないという感じですが
良いものを良いと信じる目だけはクリアに出来ればいいなと思っています。
あの時の木を株分け。
覆輪だけ良いとこ取りして植えてみました。
まだ縞っ気は残っていますがまずはりっぱな覆輪です。
これで葉姿がしゃんとしてくれれば言うこと無しですが
富嶽ですからこんなものでしょう。
何かのタイミングで凄く立派に見えるときもありますから
変なものを掴まない為のイメトレに役立っています。
紅珊瑚
2010年12月18日 | 虎
フラフラとした頼りなげな姿が面白い紅珊瑚。
その姿に釣られて昨年入手してみました。
でも、一作したらなにやら天葉が詰まってきました。
いや~、ちょっと作を間違えました。
締めて普通の風蘭の姿にしてどうするんでしょう。
でも、3本子が出ましたから色々試してみたいと思います。
あれから二作。
ようやく小さな仔が二本出てくれましたが印象はほとんど変わらず。
以前チラッと柄を見せてくれたもののその後は音沙汰無しです。
柄が無くて墨を流す木を suzukaさんは玄風と呼んでいます。
墨の多い木は富貴蘭讃歌さん所も育て難いようですが
これも墨の影響でかなり寸詰まりになっていますから
株分けしてもそれほど増える見込みはないのでしょう。
ということは柄の出る見込みもないのでしょうか。
期待を込めてカテゴリーは(縞物)としていますが、まあ、こればっかりは運しだいでしょう。
先日、忘年会に参加した時、美咲園さんで見つけました。
というか棚に飾ってあったのですが
買ったというより小さいお手々がおいでおいでしているようで
それに捕まってしまったという感じです。
しばらく専門店さんにはご無沙汰でしたが
やっぱりたまには行ってみるものですね。
楽しいことが待っています。
天気予報どおり雪は深々と降り積もっています。
冷え込んでいますからこれは春まで消えない根雪になるかも。
蘭舎は4℃で石油ファンヒーターが点火し8℃で消火を繰り返し。
しばらく換気扇が活躍することはなさそうです。
富貴蘭もこれからだんだん皺が目立ってくることでしょう。
これからはブログのネタ探しに苦労しそうです。
冷え込んでいますからこれは春まで消えない根雪になるかも。
蘭舎は4℃で石油ファンヒーターが点火し8℃で消火を繰り返し。
しばらく換気扇が活躍することはなさそうです。
富貴蘭もこれからだんだん皺が目立ってくることでしょう。
これからはブログのネタ探しに苦労しそうです。
水晶覆輪墨流し(紫水晶)はあれから1作。
なんとか二枚の葉繰りですが、
花芽が親子ともに二個ずつでは増える見込みもありません。
でも墨が木を小型化させていて、その締まった姿には惚れ惚れしてしまいます。
そこが救いといえば救いですが、墨が増えも阻害しているのでしょう。
そういえば仔まで抱いた大きな仔ですがまだ根が一本。
今年、仁丹粒のような根がようやくパラパラと付いただけです。
来年これが伸び出してくれれば木勢も向上してくれるのかなと思っています。
それにしても株分けするのにこれほど時間が掛かるとは予想外でした。
憧
2010年12月14日 | 虎
昨年、ちょこっと覗いていた仔が結構大きく成長してくれました。
これぐらいの仔の大きさで外し5作したのが今の姿。
富貴蘭を栽培していると5年とか10年などと平気で言っていますが
今の世の移り変わりの速さからすると時が止まっているような感覚です。
でも、この効率の悪さが富貴蘭の魅力かもしれません。
とりあえず色々な思い出がユックリと蓄積されていきますから。
雪は昨日から本降りです。
週間予報もマークがずらりと並びそろそろ冬突入のようです。
なにやら今年は大雪とか。
猛暑の影響で日本海の海水温が高いそこに冬将軍が降りてくる
温度差で水蒸気がもうもうと立ち込める
それが雪雲となって奥羽山脈にぶつかり我が家に落ちる
・・・と理屈は合っていますが、勘弁してもらいたいものです。
週間予報もマークがずらりと並びそろそろ冬突入のようです。
なにやら今年は大雪とか。
猛暑の影響で日本海の海水温が高いそこに冬将軍が降りてくる
温度差で水蒸気がもうもうと立ち込める
それが雪雲となって奥羽山脈にぶつかり我が家に落ちる
・・・と理屈は合っていますが、勘弁してもらいたいものです。
先の心配をしてもしょうがないので、気を取り直して画像は呑海。
あれから1作で、葉繰りは2枚でした。
素立ちでも肉厚の葉がくるりと湾曲して愛らしいのに
株立ちになってもそのイメージがそのままで喜ばしいことです。
今年は仔が一本出ただけでしたが空き家はたくさんありそう。
仔吹きは芳しくない品種のようですが来年以降が楽しみです。
あれから二作。
増やすのはあきらめて、
毎年草体に似合わない大きな花をたくさん咲かせて楽しんでいます。
で、増えたという感覚は無かったのですが
画像ではそれなりに増えていてちょっと感激しています。
根が太くて、どうしようかと思う時もありますが
場所もとらないし、まだまだこのままで行けそうです。
でもどこまで行っても元は取れないかも。