富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

天晃殿

2011年12月31日 | 縞物


先日、太公望などと供に買ってみた木です。
まだ親木ではないのか雰囲気は幽谷錦と似ていますが
こちらは熊本産で大型に育つとのこと。
柄はコートメで木勢も良さそうですからもっと大きくなるのでしょう。
でも、こちらの棚では果たして・・・。
締まった姿も迫力があって面白そうですね。

さて、今年も最後の日となりました。
豪雪で玄関のガラスを2枚割ったり、地震で風呂の壁に無数のひびが入ったり
足の指を骨折したりと災難がいろいろあった年でした。
でも、素晴らしい出会いもありました。
来年は皆様にとっても良い年でありますようにっ。

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幽谷錦

2011年12月30日 | 幽谷錦






あれから半年。
木炭だけで植えていますので良く乾きます。
それで作落ちさせちゃいけないとこまめに水をやりました。
でも、ちょっと遣りすぎたのか姿は若干間延び気味。
それに今年は仔が一本も出ませんでした。
とりあえず根は鉢や炭に張り付き活着していて冬越しは万全ですが
姿的には昨年あたりが最高だったかも。
来年、株分けしてみたい気持ちが60%といったところです。

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黒真珠

2011年12月29日 | 青物




あれから1作。
鉢にカビが生えて何やら様子が変でしたので開けてみたら
中の根が真っ黒に腐っていました。
てっきり木炭だけで植えていると思っていたのですが
中の根はミズゴケで巻かれていました。
って、自分がそうやったのですが・・・。

で、その状態で雨に当て水もせっせと遣っていましたから
やっぱり根腐れするはずです。

でも、木炭を使うと根が全滅することはなさそうです。
幸い外の根は元気でしたので下の仔をいくつか外し
腐った根を整理して今度はしっかり木炭植え。
今では貴重な本性品ですから大事にしなければ。


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神曲

2011年12月28日 | 
まさか根雪になるとは思わず、鉢やプランターなどいくつか外へ置きっぱなしでした。
春、姿を見せる頃には潰れたり割れたりしていることでしょう。
それほど雪の圧力は強烈ですが、
これが山では枯葉を地面に押し付けますので分解が早く土が良く肥えます。
そしておいしい山菜を提供してくれますので悪いことばかりではありません。











神曲はあれから3作。
生育期ということもあって以前のほうが好ましい感じです。
芽数は増えましたが葉持ちが良くなく、ばらけ気味の姿なのが原因でしょう。
これは株分けして再挑戦かも。


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呑海

2011年12月27日 | 呑海
ご無沙汰していました。
仕事したり、風邪引いたり、雪寄せしたり、酒飲んだりしながら一週間過ごしていました。
それにしても雪が良く降ります。
もうすぐ年が明けますが、年を越す前に屋根の雪下ろしをしなければ。







呑海はあれから1作。
そういえば昨年は大雪の予感が・・・なんて書いていました。
今年はその時より雪の出足が好調です。
・・・どうなることやら。

さて、この品種は毎年葉繰りが2枚のようで
それほど生育が旺盛というわけではなさそうです。
そしてここまで来ると雰囲気はぜんぜん変わらず。
でも、この姿を崩すのはもったいないので
なるべく環境を変えずに姿の維持に努めようと思っています。
とはいってもそれだけでは物足りないので
昨年、もう一鉢入れてみました。








姿はイマイチですがこちらは増殖用です。
株分けして増やす楽しみも味わってみたいと思います。


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大江丸縞

2011年12月19日 | 大江丸縞


こちらはもうすっかり雪景色。
気温が低く雪もたくさん降っていますから
このまま春まで消えず根雪となりそうです。

ところで冬といえばコタツですが
我が家の居間にはストーブだけでコタツはありません。
埃っぽくなりますし、夜、酒を飲んだ後そのまま寝てしまいそうで・・・。
コタツ要らない派は私とお袋、コタツ要る派は連れ合いとオヤジです。
また、ネコが三匹いまして、
家で飼ってもいいかな派とだめ派も上と同じように二手に分かれています。
こちらはしょうがないので車庫の二階に居てもらっていますが
冬はいかになんでも寒くてかわいそう。






そこで電気コタツを入れていますが、
ネコはこれがお気に入りで春までこの中でのんびりとくつろいでいます。
(ピンボケでした。しかも後ろのネコが見慣れないカメラにカ~~ッって言ってるし~)
これを見て連れ合いは何でネコごときがコタツに入って人には無いのか詰め寄ります。
反論できないので今年は居間にもコタツが入りそうかも。
ネコ付きのコタツなら大歓迎ですがそっちは言うまでも無く即却下でしょう。




















話し変わって大江丸縞です。
棚環境と相性が良いのか姿よく育ちますので
手持ちはあるものの、もう少し買っても良いかなと思える品種です。
ただし買うのは作がイマイチでもその分、思いっきり値段が安く、しかも柄が良い木。
でも、そんなおいしい木はなかなか見つかるものではありません。
それほど安くはなかったけど最近2鉢ほど入れてみましたので記念撮影です。
家では根が太く出て、葉は短くなり葉肉を盛りますので
その移り変わりの様子を見るのが楽しかったりします。


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鶺鴒

2011年12月18日 | 覆輪




あれから1作。
そういえば海王丸が調子よく大株になった後、
バラバラッと葉を落として跡形もなくなったことを思い出します。
これはその実生ではありますが長い付き合いでこの棚環境に慣れたのか
秋遅くに新根を出すことも無く、素直に冬越ししてくれています。
相変わらず葉繰りは驚異的で年6枚でした。
1作でがらりと印象が変わるところが面白く育てがいのある品種です。
これでもちょっと前までは豆葉の柄物で貴重でしたが
時代の移り変わりは早いもので、なかなか付いていけなくなりました。
コメント (2)
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星光殿

2011年12月17日 | 星光殿
先日テレビでマラスの塩田なるものをやっていました。
で、物好きにも早速ネットで購入。
まろやかでとてもおいしい塩ではありました。
また、家の電気炊飯器が古くなったので
これもネットでガス炊飯器を購入。
ヤフオクだと新品同様のものが格安で手に入ります。
そしてこのガス炊飯器は電気と違って火力が強いのか
おこげの付いた香り良くおいしいご飯が炊き上がります。

以前、子供たちが大学をダブっていて仕送りに四苦八苦。
いよいよ生活が困窮したらおかず無しでご飯に塩でしのげば良い
なんて家族で話したものでした。
まあ、そんな風にはならずに済みましたが
逆にご飯に塩をかけて食べるのがとても贅沢なことにふと気が付きました。
上の組み合わせだと本当におかず無しで3杯は食べられます。
これで削った食費を貯めて風蘭買えそうかも~







話し変わってこれはあの時の下のほうの木です。
根を痛めたようなことを書いていますが一作で無事に回復。
痛めた分、新根がたくさん出ています。








本来、仔出しの良くない品種ですが若返ったのか孫仔も付いてくれました。
そしてこれも上芸になりそう。
親仔孫と3代柄が揃い踏みの株はありそうで無いかも知れません。
まあ、今はそれがどうしたの状態ではありますが・・・。


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羆の光

2011年12月16日 | 羆の光
池袋西部に小さながいるとのことで、先日の忘年会の帰りに見物してきました。
柄は最上のきれいな中透けで思わず欲しくなってしまいましたが
持ち合わせもないし今のところ(これからも)御縁はなさそうです。
でもこの木の行く末は気になったりもします。






羆の光はあれから2ヶ月。
それにしてもよく見るとその羆に柄がそっくりです。
しかも珍しい青軸白根・・・なんて。










でも、柄がきれいで良く増え、しかも安いと3拍子揃った品種ではあります。









こちらはあの時の一番下の木。
天冴えタイプは生育が思わしくないご様子で
年に1枚の葉繰りでした。








でも、仔にも柄は伝わっていますから性は良さそうです。









また、こんなタイプもあったりします。
まだ紺覆崩れではありますがチョビ柄からだんだん良くなっています。
これで紺覆輪が完成したら感動物かも。
結構遊べる品種ですね。



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国宝殿

2011年12月14日 | 国宝殿




あれから1作。
こんな感じに植えていますがまずは現状維持で作れています。
でも、仔吹きの良さそうな品種ですから
ちゃんと株分けしてミズゴケで育てたほうが良く増えそうです。








気になるのは覆輪の仔。
親から外して果たして出来るのかどうか。
うまく育ったら味わい深い柄の覆輪品種になること間違い無しですから
来年は挑戦してみようかなと思っています。
でも、このままにしておけば何の手間も掛かりませんからちょっと迷うところです。

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衣浦錦

2011年12月13日 | 縞物






やはり根腐れさせてしまうと菌が残っているのか
回復するまで時間が掛かってしまいます。
あれから3作、普通はもっと増えているはずですがこんな感じです。
でも、木炭植えが功を奏したのか根は良くなってきました。
一応、葉の両サイドに縞が通った覆輪気味の木を寄せ植えしてみたのですが
覆輪完成には程遠いようです。
それでもハデや青が出ない不思議な品種です。
一株づつ植えてしっかり作りこみたいものですが・・・。

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蛍珊瑚

2011年12月12日 | 青物




紅珊瑚と同じような葉姿ですがこちらは白軸白根が特徴です。
今年はどちらも棚に慣れたのか根がたくさん出て元気一杯でした。
仔も3本付いていますから来年はもっと根が出てくれそう。
どうせ姿は同じですから
寄せ植えにしたら紅白の根が入り乱れて面白いかも知れません。
写真も1回で済みますし~

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紅珊瑚

2011年12月09日 | 青物




あれから一作。
アマミということで冬に根が伸びださないかと心配しましたが
関東の作が長かったのでしょう。
こちらの環境にもすんなりと慣れてくれたようです。
葉も上で縮んだもののまた天葉で伸びつつあります。
澄んだピンク根がきれいで生育期は十分に楽しめますが
正直なところ、どこが良いのかまだ掴みかねています。
そこそこの株になったら良い風情が出てくれそうですが。

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黒牡丹縞

2011年12月08日 | 黒牡丹




この木も先日の忘年会で入手しました。
会場は照明がやや暗く見難かったのですが
良~く見ると下葉まで柄が残っています。
柄は派手からず地味からず、しばらくこの状態が続きそう。
これは手持ちの中にも無さそうなタイプで黒牡丹縞(F)候補になりそうかも~


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太公望

2011年12月07日 | 太公望






先日、美咲園さん、四国山草園さん合同忘年会に行ってきました。
以前は宴会が終わってから余興の交換会が始まり夜遅くまでというパターンでしたが
それでは体が持たないということで昨年からは午後3時から6時まで前半戦。
宴会が終わってから後半戦と分けて行うようになりました。

でも、それでは3時から飲み始めることになりますので
どちらが体にやさしいのか微妙なところではあります。
とまれ、夜遅くまで富貴蘭の話に花を咲かせ楽しい1日でした。

その余興で入手できた一鉢がこの太公望。
小さな木ですが白縞がクッキリ。
手持ちの木はありますがこんなに柄が冴えたことはありません。
柄が進化したのか実生なのか、持ち主は本性品と言っておりましたが
いずれ今後が楽しみな木ではあります。
それにしてもこの交換会ならではのお値段でした。
まあ、持参した木も安かったのですが・・・。

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