富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

蘭舎

2009年01月29日 | その他




ここ数日はカラッと晴れ上がった良い天気です。

明け方は-10℃近くまで気温が下がるものの
日中は蘭舎の換気扇が回りっぱなし。
水苔に触ると房がポロポロこぼれ落ちるほど乾燥しています。

ここが今までと違うところで
そろそろヤバイかなぁとややたっぷり目に水をやってみました。
そうすると今度は葉に付いた水を乾かさなければいけないので扇風機を回し
あんまり冷やしちゃいけないので最低温度は6、7℃にセットし・・・。
次にやる事といえば植え替えですね。
2月一杯かけてもうやっちゃおうかなと思っています。
ブログネタにもなることですし~
いつも何かを痛めるのですが今年は枯れたのが1本も無く、これは嬉しいことです。
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萩宝扇

2009年01月26日 | 萩宝扇



あの時から変わったことといえば
寒さに当たってアントシアニンのポツポツが増えたことと
親木の下葉が何枚か振るってしまったこと。
そういえば天葉も短くなっていますね~
ちょっと機嫌を損ねたのかな。
それでも親木についたはなかなかのもの。
これが結構大きな仕事をしてくれそうです。
姿がちょっと崩れましたので株分けしようかななんて考えましたが
まだまだこのままで頑張ってみようと思っています。
一度くらいは展示会に出さないと

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羆覆輪

2009年01月25日 | 羆覆輪
先日までは暖かい日が続き雪はだいぶ消えました。
これは春がやって来たかと
思わず植え替えモードに入りそうな気分でしたが
またしばらく寒さが続きそうです。
それでもあと、一ヶ月で植え替えイベントが始まります。


蘭舎の湿度は70%を維持しているものの
しばらく水をやっていませんから皺を引いた木が目に付き出しています。
その中にあってほとんど皺無しなのがこの羆覆輪。
株立ちなのと根がカップラーメン状に多いためでしょうか。
以前から葉が2枚出ていますから木勢も上々の様子で
まだ、親木から仔出しが止まらないほどの若々しさもありますから
今年は更にボリュームが増してくれそうです。
4号鉢も様になってきました。

でも、植え替えが大変そう


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鶴の湯温泉

2009年01月18日 | その他
冬は雪。雪といえば温泉。
温泉はやっぱり源泉掛け流しの露天風呂。
そこで雪見酒。酒は地酒がよろしい。
しかも近場が楽チン。
などと連想し、無謀にも前日の夜10時過ぎ
鶴の湯に予約のを入れてみました。

本陣に泊まりたかったのですがそこはあいにく満室。
では他はと聞いたらキャンセルがあって1室だけ空いているとのこと。
もしかしてこれって運が良かったのかも

で、行ってきました鶴の湯温泉
ここは小川をはさんだ正面にある乳白色の大きな露天風呂が売りです。
一応、混浴は謳っていますがまさかねと粗末なものを隠さず入ったら
湯煙の向こうにうら若き女性が3名ほど居りました。

冬の露天風呂ですから、ぬるいのはしょうがないですが
所々、沼の底から熱い源泉が湧き出していますから
その付近に陣取ればちょうど良い湯加減となります。

部屋の洗面所には水を止めないで下さいのメッセージが。
もちろん水道管の凍結防止の為でしょう。
でも、水道代が勿体無いと思うなかれ。
美味しい沢の水がふんだんに流れていますから
多分水道代は只のはずです。
そんなこんなで何度もお湯に浸かり、料理などを楽しみ
一泊で帰ってきましたが、次の日の天気の良かったこと。
駒ケ岳もくっきりと見えました。

ここは以前、冬季間休業していましたが
いまは自前の除雪車が毎日国道まで除雪しているようです。
冬でもこれだけお客さんが泊まりに来ますからね。

お湯が良く効いたのか家に帰った途端どっと疲れが。
昼寝をしてようやくシャキッとしました。

長くなりましたので富貴蘭は次回に~。


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烏帽子丸

2009年01月17日 | 青物



富貴蘭に目覚めた頃に入手した品種ですから
かれこれ30数年の付き合いです。
今では目に留める人もいない品種ではありますが
当時は立派な富貴蘭でした。
確かラベルは干網であったと記憶しています。
初心者の例に漏れず手探りの下手な栽培法が長く続きましたし
それを何とかしようと栽培環境などを変えた際, 常に矢面に立たされた一鉢ですから
たいしたダメージも受けずにここまで株になったのはたいしたものと思っています。

今では見向きもされない品種といっても
富貴蘭自体、価値のない時代が長く続いたこともあったと思います。
それにもかかわらずほとんどの品種が失われること無く今に伝えられているのは
先人たちの日々の手入れが行き届いていたからこそです。
なにしろ書画骨董などのように蔵に放り込んでおけるものではありませんから。
やはりそこは敬意を表すべく、今、自分で価値がどうこう言うことなく
次の世代にバトンタッチすべく淡々と育てていかなければと思っています。

もちろん他にも色々な側面があるから面白いのですが
特にこのような趣味的なものは自分で全てを決めるというか
決めなくてはいけないところが精神衛生上、良いような気がします。
もちろん経済的、スペース的な制約などは付き纏いますが
その中で工夫を凝らすのがいかにも日本人的といった感じです。

そういえば我が家は置き場が広くなって制約が少し外れましたから
今年はまた別の世界を垣間見ることが出来るのではと期待しています。
う~む、なぜか硬い文章になってしまいました~

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建国殿その4~その7

2009年01月15日 | 建国の縞No.1
例年より雪は少ないものの
その分寒さは厳しい感じです。
明け方の気温は連日-7~8度。
でも冬はこうでなくっちゃ
防寒、耐雪蘭舎を増築した甲斐がありません。

蘭舎の中は急激に温度が下がるということはなく
それほどヒーターを入れなくても+3℃位を維持しています。
1日ひとつずつしようとせこ~く考えていましたが
日にちが経ってしまいましたのでまとめて最後のその7までです。



その4は一時根を傷めて木勢をそがれたのか
花芽が付かずちょっと仔をポコポコッと生んでくれました。
ただ、期待の仔の柄はまだ目立つほどではありません。



その5、その6は昨年の割り仔で
どちらも同じようにパイナップル芽の仔が付いています。
若木からの仔ですからちょっと勢い不足な点は否めませんが・・・。



その7は柄はほとんど目立たないものの
それから出た仔の柄は面白そう。
こんなこともありますから
この系統はなかなか手放せないとしたものです。

10年育てて、芽数にして10数本になりました。
この調子だと次の10年で200本ぐらいにはなりそう。
とはいえ10本立ちが20鉢ですからそれほど負担になる数でもないでしょう。

更に次の10年は・・・なんて考えると
富貴蘭も増えて安くなるわけです。
皆さん、あまり増やさず株立ちで楽しみましょう・・・なんて。


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建国殿その3

2009年01月08日 | 建国の縞No.1



あの時の木で、これはクッキリした柄が続いています。
気になっていた大きなアタリは期待通り仔でした~~
上からの仔ですからスクスク大きくなってくれることと思います。
親木は今年も綺麗なルビー根を見せてくれることでしょう。
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建国殿その2

2009年01月07日 | 建国殿No.1出



すべからく幸せは続かないもので
天葉二枚は青がちになってしまいました。



あの下葉の羆に近い柄はどこへ逃げたんでしょうか。
まだそこらへんに居るような気もするのですが・・・。
柄の良いときに買わされなくて良かった(なんのこちゃ)
とまれ次は中透け柄のところからの仔出しが勝負です。

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建国殿その1

2009年01月06日 | 建国の縞No.1
今年に入って少し暖かい日が続いています。
それでも冬は冬。

日本海側ですからを見ることも少ないし
3月初めまで束の間の骨休めです。
(とはいえ大雪だとそっちの方で重労働ですが・・。)

富貴蘭のほうは日中ちょっと暖かで
いつもと違うなあなんて思っているかもしれません。
でも、そろそろ皺を引き出してきました。
いつも通りに季節が過ぎて行くようで何よりです。

建国殿は右上のカテゴリーにもありますように№1系です。
入手して10年、いくらか嫁にも出しましたが
それなりに増えましたのでその1から順番にご紹介です。
まとめて出すほうが分かり易そうですがネタ枯れの冬ですから~



まずは入手した時の木です。
幸せのしっぽは掴んでみるもので
この木から楽しみが始まりました。



一昨年、株分けした際、残っていた仔は
もう独り立ちできる大きさです。
柄は少ないものの中通し柄が見えていました。
親木は素立ちになったらまた仔を生んでくれるかな


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鈴虫

2009年01月05日 | 鈴虫



昨年、綺麗に植え替えましたが
株から根が飛び出すとなんとなく落ち着かなくなってきます。
元気に生育してくれているということで何よりなのですが・・・。

姿というか雰囲気はそれほど違わないように見えても
10数芽有って、新葉が30枚は出ていますから
たぶん、ダイナミックに変わっているはずです。
目立たないながら新仔もそこそこ出ていますので・・・。
それにしても安くなると株分けする理由がなくなるからよいですね。



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御剣

2009年01月04日 | 御剣



まだ葉の数は少ないものの
一昨年とは見違えるような姿になりました。
4作前とは更に見違えるような姿です。

派手な仔でもほとんどが覆輪で完成するようで
三剣ではいちばん鉢数のあるのが分かるような気がします。

それでもこれは姿作りにはもってこいで
育てがいのある品種ではあります。

今年は三剣から攻めてみました~

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宝剣

2009年01月03日 | 宝剣



これを作落ちと言わず何を言うのか~
・・というほどに一目瞭然となりました。
昨年より状況は悪化しているようです。

でもこれで枯れてしまわないのが富貴蘭のよいところ。
今年は復活目指してバンバリましょう。



予備のほうはまずまずですが
片側完全覆輪と不完全覆輪の珍しいパターン。



仔もその通りの柄で分かれています。
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剣龍5

2009年01月03日 | 剣龍



よくある伯青龍の株立ちですが



中に剣龍が混じっているとドキ~ッとさせられます。
他の縞物の株と違って滅多にない現象ですから。

これは外さない限り親から仔へと養分の移動は順調で
超~安心して育てることができるというものです。

普通はこれくらいが外し頃ですが
まだまだ先へ引っ張りたいと思っています。

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剣龍4

2009年01月02日 | 剣龍



昨年独立させた剣龍です。
二枚新葉が出て下葉一枚落ちました。

台切りしてまだ伯青龍と繋がっているはずで
また、小さいほうの木は剣龍から出たのですが
あまり木勢の向上には役立っていないような気がします。
栄養は逆流しないのでしょうね。
それにしても縞の方の元気だこと。


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剣龍3

2009年01月02日 | 剣龍



こちらは一昨年の画像がチラッとありました。
相変わらずひどい姿・・・。

でも短気を起こさず完成した姿を夢見て育てています。

縞から変わった木は柄が不安定なものですが
幸いこれは今のところ覆輪もしっかりしています。



でも、仔はちょっと派手かな?
あと3年、縞の下葉がくっ付いていてくれれば・・・。

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