富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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八千代

2006年06月11日 | 建国の縞
一般的に言われているところの八千代の他に
建国殿、羆系の芸がありますが
この木は更に柄がグレードアップしたものです。

こんな感じでおとなしくしていますが
秋口から晩秋にかけて天葉が紺覆輪を残して白冴え冴え
その変貌振りは白柄の羆を彷彿とさせてくれさえします。
ただ、毎年というわけじゃないのが玉にキズ~。
その年の気候のぐあいに関係しているのでしょうか

それでも柄(頭)は隠しても根(お尻)は隠せないのか
こちらは毎年サーモンピンクで伸びてきます。
芸が抜けると泥根になり柄の良い所からはルビーで出ますから
やはり柄に連動してのことなのでしょう。

ところで先日の大会の折に業者さんから聞いたのですが
今の時代、売った木が生長して次の葉の柄が崩れて出たりすると
速攻、返品を食らうとか。
良くなれば自分のもの、悪けりゃ返品なんて
なんとすばらしいお客様を抱えているものだなあと感心しましたが
その伝でいけば、さしずめこの品種などは
返品の嵐に見舞われることでしょうね。
コメント (4)
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