廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★遂にDVD化!映画 「ワンモアタイム」パーフェクトエディション

2005年05月25日 | THE GOLDEN CUPS
 
待ちに待った、昨年暮れに公開されたザ・ゴールデン・カップスの映画 『ワンモアタイム』 DVD化発売が遂に決定致しましたー!!なんと劇場版未収録の秘蔵映像満載の特典ディスクが2枚も付いたDVD3枚組パーフェクト・エディションでの発売になるそーです。デジパック+フルカラーブックレット封入の超豪華仕様で、こりゃスゴイことになりそうです!拍手パチパチもひとつパチパチだあ~!!発売は7月29日(金)予定で、価格は税込6090円。僕もさっそくアマゾンに予約注文を入れてしまいました(苦笑)。商品の到着が今から待ち遠しいですね。とりあえず新発売告知情報のみUPしておきます。
 
 
◎特典ディスク1:
01. 公開イベント スーパーダイジェスト
02. 本編未収録ライブ映像
03. エンディング曲「青い影」ノンクレジットバージョン
04. ライブ・フライヤー全集
05. フォト・ライブラリー

◎特典ディスク2:
 メンバー未公開インタビュー集

◎本編ディスク:
 劇場予告編2種

【DVD】
『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム~パーフェクト・エディション~』
 PCBP-51500/セル専用/3枚組/税込価格6090円(7月29日発売)予定

映画/ザ★ゴールデン★カップス『ワンモアタイム』


★映画 「ブルークリスマス~ BLOOD TYPE : BLUE」

2005年05月25日 | Johnny, Louis & Char
 
CS日本映画専門チャンネルで放映された岡本喜八監督のSF映画 『ブルークリスマス』 を久し振りに観てしまいました(笑)。1978年公開の日本映画で、主演の勝野洋をはじめ、竹下景子、仲代達矢、それに故沖雅也など出演者全員が異常に若い(苦笑)。この映画、一度も姿を見せない“謎のUFOの存在”をテーマに描いた荒唐無稽なSF超大作なのだが(なんと脚本には倉本聰を起用!マジかよ) あまりにもバカバカしい展開というか、無理矢理こじつけの超難度ウルトラC技を強引に決めてしまった作品なので、昔からあまり評価は高くない映画として有名ですよね(笑)。岡本喜八監督作品という肩書きがなければ、たぶん永遠に闇の中に葬られてしまった作品ではないかなと僕個人としては思っておりますが、ただ一点、この映画には他の駄作映画とは決定的に違うアドヴァンテージな点がございます。それはこの映画のエンディングテーマ曲をCharが演奏しているからなんです。この映画、当然の如く、サントラ盤など発売されている訳もございませんので、この映画内で聴くしか方法がなかったんです。尚、厳密には東宝の日本SF映画サントラCDボックス内に収録されたこともありますが、この1曲のためだけに数万円を投資するには、あまりにも財力が足りませんでしたのでそれは断念。また、Charのベスト盤に別バージョンの同曲「BLUE CHRISTMAS (RE-MIX)」が収録されたこともありますが、これも現在では廃盤。しかもオリジナルバージョンのものはやっぱり映画内で聴くしか方法がないという、Charファンにとってはあまりにもハードルが高い幻の1曲でありました(笑)なんだかね。

で、写真で掲載しているのは僕が所有しております、この映画のVHSビデオ版です。なぜかこんなものまで持っていたりします(苦笑)。残念ながらこの映画は未DVD化作品ですので、とりあえず持っているだけでもまだ価値は完全には消失されておりませんが、まさかCSで放送されているとは夢にも思っておりませんでした(笑)。これで試聴条件が整っているご家庭であれば、誰でも簡単にCharが演奏するこの「BLUE CHRISTMAS」を聴くことができるようになった訳です。嬉しいような、ちょっと残念なような(苦笑)評価のなんとも難しい日本のカルト映画の一本です。未見の方は是非一度ご賞味あれ!


★SWERVEDRIVER 「JUGGERNAUT RIDES '89-'98」

2005年05月25日 | MUSIC
 
先日、タワレコ店内をブラブラと歩いていたら、これまた偶然見つけたのがこのCDでした。知る人ぞ知るシューゲイザー・バンド(という呼び方があるのかどうか判らないが)SWERVEDRIVERの2枚組アンソロジーで、アルバム収録曲とはバージョンが違うシングル曲を発表年代順に網羅したほか、ほとんどのB面曲、さらにデモ音源や未発表曲まで加えたお宝音源満載のアイテムとなっております。うーむ、一体いつの間にこんなものが発売されていたんだ、今の今まで気が付かなかったとは不覚であった‥‥、プチ反省(苦笑)。

メンバー自身の手による編集盤で、全曲リマスタリングもされており、既発盤に比べて音質もかなり向上しているように思えますが、実はあまり違いがよく判らなかった(笑)。CD2枚組で全33曲、約2時間30分収録という超特大ボリュームなのも嬉しいですね。タワレコ価格で税込み2510円でした。

このSWERVEDRIVERというバンドは、90年代に活躍したロンドン出身の4人組で、激しいフィードバック・ノイズの嵐、どこまでも鳴り響く轟音ギターサウンドが売りのバンドでした。実力派であることには間違いありませんが、当時、一世を風靡したマイ・ブラッディ・ヴァレンタインやジーザス&メリー・チェインなどといった人気バンドと比較すると、お世辞にも成功を収めて有名になったとは云えないかもしれません。しかし、僕にはデビュー当時からどうも気になっていたバンドのひとつではありました。

彼らはたぶん過去に4枚のアルバムを発表しているはずですが、現在では国内盤はおろか輸入盤でさえも入手がかなり困難な状況になっているはずだと思います。たまにタワレコなどで廉価版輸入CDを見かけたりもしますが、一般のCDショップではまず入手不可能だと思われますね(苦笑)。ちなみに僕は彼らのマキシシングルCDも含めてほぼ全アルバム、発売と同時にリアルタイムで購入し続けておりましたが、こういう奴も珍しいですよね(笑)洋楽のしかも極めてマイナーなバンドをリアルタイムで追っかけてる奴というのも。だから今回のアンソロジー盤の発売に気が付かないでいたというのが一生の不覚でならなかったのです(笑)。でも今年の3月にリリースされたばかりみたいですので、まだ許容の範囲内かな(と自己弁護しておこう!)。本音を云えば、とっくの昔に活動休止、解散してしまっていたんだとばかり思っていましたので、ここ数年はノーチェックだったんですよね。でも、こうして想定外な形で彼らと再会することが出来たんで、内心では非常に嬉しく思っていたりします。しかも未発表曲のオマケ付きでしたので、彼らから突然にプレゼントをもらえたような感じです(笑)嬉しい誤算でした。


◎SWERVEDRIVER 『JUGGERNAUT RIDES '89-'98』 (Castle Music, CMEDD1091)

DISC.1:
01. Son Of Mustang Ford
02. Planes Over The Skyline
03. The Birds
04. Duel
05. Why Say Yeah
06. Scrawl And Sceam
07. Rave Down
08. How Does It Feel To Look Like Candy?
09. Blowin' Cool
10. The Other Jesus
11. Juggernaut Rides
12. For Seeking Heat
13. These Times
14. The Hitcher
15. My Zephyr (Sequel)
16. Last Train To Satansville
17. Kill the Superheroes
18. Behind The Scenes Of The Sounds And The Times
19. Never Lose That Feeling

DISC.2:
01. 99th Dream
02. Sandblasted
03. Maelstrom
04. 93 Million Miles From The Sun And Counting
05. Ejector Seat Reservation
06. Over (Prev unreleased)
07. Duress
08. Mars
09. Neon Lights Glow (Prev unreleased)
10. Sci-Flyer
11. Cars Converge On Paris
12. Deep Seat
13. Just Sometimes (Song Of Laughter And Forgetting) (Prev unreleased)
14. Son Of Mustang Ford (1989 Demo) (Prev unreleased)


たぶん、僕のこの文章を読まれている方の大半は、SWERVEDRIVERのバンド名はおろか音楽さえも耳にしたことがないという方が9割以上を占めていると思いますので、彼らの公式サイトに行けば、ディスコグラフィーをはじめ、試聴も可能ですので、是非一度覗いてみて下さい!!オススメですよ。

※SWERVEDRIVER.COM