新宿のディスクユニオン1階ロックフロアで衝動買いしたアイテムがコレです(笑)。先日たまたま店内にいたところ、突如ディストーションが強烈に効いたギター轟音が店内に響き渡り、一瞬誰が演奏しているのか判りませんでしたが、聴いた感じがもろジミ・ヘンドリックスに影響を受けているような気がしましたので、しばらく耳を澄ませて店内BGMを聴いておりました。おお、なかなかイイでないの!で、一体誰が演奏しているんだ、コレ?ということでレジ前に陳列してあった、只今演奏中と書かれたCDを手に取って眺めてみました。
JPT SCARE BANDだって?ん?知らんわ、そんな名前のバンド。いまだかつて聞いたことも見たこともないし。でも、この演奏最高やねっ!!というわけで久し振りに一度聴いた直感だけで買って来てしまいましたけど、これ買って大正解でした。もの凄くイイです!!言葉では説明しにくいんだけど、三人編成のハード・ロック・トリオで、ジミヘン~ニール・ヤング~ダイナソーJr.直系といった感じの強腕ギターぶちかましサウンド(爆)とでも表現すれば宜しいでしょうか。え、よく判んないって、たしかに(笑)。これはちょっともう聴いてもらうしかないですわ。理屈云々を抜きにして、このアルバム、久々に聴いて鳥肌が立ちましたもん、ホンマに。
コレ、最近の作品じゃなくって1975年と76年に録音された2枚のアルバムをどうやら2in1にした作品のようであります。どーりでスピーカーから出て来るブットイ音が妙に懐しい感じがしたんですよね、納得。今回の初CD化に際してデジタル・リマスタリングされているそうですが、この手のハードロックにはあまり影響ないかもしれませんね、スピーカーから出て来る音自体が下腹に響くような感じと云ったらいいのでしょうか、とにかく1曲あたりの演奏が長くてしかもメチャクチャに重たいので、ほとんどハウリングしかけておりますから(笑)せっかくのクリアな音も台無し(苦笑)!!でも、この手の音楽が好きな人にはたまらない1枚だと思います。激オススメです!!カナダ輸入盤で税込価格2300円でした。ディスクユニオン新宿店で今一番売れているCDらしいです。ついでに三月に一番売れたというCDも一緒に買って来ましたんで、こちらもまた後ほどご紹介致します。
◎JPT SCARE BAND 『SLEEPING SICKNESS』 (MONSTER RECORDS, MCD008)
01. Sleeping Sickness (15:17)
02. Slow Sick Shuffle (7:13)
03. King Rat (13:17)
04. It's Too Late (5:31)
05. Acid Acetate Excursion (6:58)
06. I've Been Waiting (12:12)
07. Time To Cry (12:44)
JPT SCARE BAND IS:
Jeff Littrell - Drums
Paul Grigsby - Bass,Vocals
Terry Swope - Guitars,Vocals
http://www.monsterrecords.com
- "Lovers of Blue Cheer, Cactus, Hairy Chapter, this is your stop!" - Chaos Realm
- "Not for the weak, I almost think this should have been packaged with a warning label: THIS ALBUM MAY CAUSE SERIOUS MUSCLE STRAIN DUE TO UNCONTROLLABLE FITS OF AIR GUITAR. USE WITH CAUTION. If history had unfolded differently.....there would definitely be another guitar hero honored in the Rock & Roll Hall of Fame." - OtherMusic.com
http://www.monsterrecords.com/monster/monsterframes2.html
あちこちの店を探しまくったのですが、あきらめていた時何気なくヤフオクで検索するとなんと二千円でありました。
ホンマにこれは凄いやん‼と久しぶりに喜んでしまいました。